TOEIC 第217回(1月29日) 結果・感想・難易度まとめ

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対象:TOEIC受験者/受験予定者 
読了:約12分(7356字)
公開:2017-01/30
更新:2017-03-06

1月に受けたTOEICのアビメ(アビリティーズ・メジャード)が返ってきたので、振り返ってみました。

あ、ベストスコアを更新しました\(・ω・)/

でも今回は、リスニングパートはPart 3・4はあまり聞き取れていなかったのでカンで正解した割合は多そうですし、リーディングパートは易しめだった気がするので、運の良さで取れた感覚があります。

自分のリスニング・リーディングの実力を鑑みると、LRともに常に450点取れるレベルにはまだまだ時間がかかると思います。

それではいってみましょう!
 

1. リスニングパート

リスニングパート全体の印象

新形式になってからは、Part 2のほうが難しく感じることのほうが多かったのですが、今回はPart 3・4のほうが難しく感じました。

あと、本当にPart 1・2のナレーターの読み上げ速度が速くなったなと。

この2ヶ月間、



公式問題集 新形式問題対応編』を復習し直してきたのですが、明らかに公式問題集よりも本試験のほうが、全体的に速いと再確認しました。

それがよく分かってきたので、最近はずっとPart 1・2は1.5倍速まで、Part 3・4は1.2倍速で聞き取れるようになるまでトレーニングしています。

【参考】速聴の効果と注意点まとめ


TOEICのナレーターの読み上げ速度は、速い人だと200 wpmくらいあります。

TOEIC 900点を超えて、英検1級、映画・ドラマを聞き取れるようにしていきたいのであれば、TOEICで勉強している間に速い英語に慣れていったほうがいいなと。


Part 1:普通

ギターが並んだ写真の問題はリサイクルだったと思います。なんか前に見たことがある気がするんですよね。



『サラリーマン特急 新形式リスニング』と『公式問題集 新形式問題対応編』をやり込んだお陰で、聞き取りやすかったです。

特に「been」と「being」をしっかり聞き分けるトレーニングしてきたことで、「being」が聞こえてきたときに、瞬時に人が写っているかどうかを注意できるようになってきました。
※人が写っていない写真で「being」が含まれる選択肢は、不正解になることが多いです。


『サラリーマン特急 新形式リスニング』は、特にリスニング400点前後で、「問題を解いて何度も反復してきたけど、伸び悩んでいる」という症状を患っている方にお勧めです。トレーニングのやり方を見直せるはず。

トレーニングのやり方については、次の記事も参考にしてみて下さい。

【参考】TOEIC スコアもリスニング力も向上する勉強法 Part 1・2編 / Part 3・4編


Part 2:やや易

12月のTOEICに比べると易しく感じました。ただ、問題が易しかったのか、この2ヶ月間のトレーニングの効果で易しく感じただけなのかがイマイチ分かりません。

間接応答問題」や「距離が遠い問題」もけっこう多かったので、難易度は決して低くはなかったとは思うんです。ただ今日は、消去法ではなく、正確に聞き取った上で正解を選べる問題がかなり多かったんですよね。


● リピーティングできるか?

12月から、上述した『公式問題集 新形式問題対応編』のTest 1・Test 2の音声を、1.5倍速で聴き取れるまで何度も、【 シャドウイング 】やリピーティングをしてきました。

リスニングで450点以上をめざすのであれば、「Part 1・2ではリピーティングできるまでトレーニングする」のは必須だなと。


【 リピーティング 】

英文が1つ読み上げられた後、音声を止めて、スクリプトを見ずに、その英文を言う」トレーニング


基本的に「発音と音の連結・消失が100%聞き取れて、聞き取った音から100%意味がつかめて、会話の状況も瞬時にイメージすることができれば、リピーティングはできる」と感じています。

今日の試験中、100%きちんと聞き取って理解できるものはリピーティングできるなーと感じながら解いていました。

TOEICの勉強を始めた頃は、リピーティングはもう難し過ぎて避けていたのですが(笑)、最近はリピーティングできる割合が増えてきたんですよね。

なので、リスニング力が高い人ほど、リピーティングできる割合は多いはず。満点ホルダーの方々は、僕よりもリピーティングできる割合がはるかに多いのではないかと。

逆に言うと、リピーティングできない音声 = まだマスターできていない音声と言えます。これはこの数ヶ月トレーニングしてきて痛感しています。

では、トレーニングはリピーティングさえしていればOKかというと、僕個人的にはそうでもないんですよね。リピーティングは最終チェック作業という感じです。


● 苦手な文法・英文は単語帳で瞬間英作文

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例えば、否定疑問文などの、音は聞き取れるけど、瞬時に意味がつかめない文法や英文ってあるじゃないですか。

人にもよると思いますが、僕はどうも【 オーバーラッピング&シャドウイング 】とリピーティングだけで、瞬時に100%理解できるレベルに持っていくのは厳しいですんですよね。

そういった文法や英文を徹底的につぶしていこうと思い、フラッシュカード(単語帳)アプリ「AnkiDroid」に「日本語訳→英文」でカード登録して、高速でスラスラ言えるまで【 瞬間英作文 】で回してきたお陰で、瞬時に理解できる割合が増えてきました。

例えば、「英辞郎」「Weblio英和和英辞典」で「Didn't」「Isn't」「Weren't」「Aren't」などで検索して、自分的にシックリくる理解しやすい英文をAnkiDroidに登録してきました。

今日の試験でこのトレーニングの効果を再確認しました。

Part 2の応答のバリエーションは格段に増えてきているので、Part 2で満点が取れるレベルになるのにはまだまだ時間がかかると思いますが、Part 2に対する苦手意識が消えていきそうです。


アプリ「Ankidroid」は忘却曲線を利用していて、自分がよく間違えるものを高い頻度で出現させることができるので、苦手なものを徹底的につぶしていくことができるんですよね。

また、瞬間英作文でやることで「自分で瞬時に作れる英文 = 瞬時に意味がつかめる英文」になります。

Part 3・4のような長文の場合は【 暗唱 】のほうがやりやすいですが、Part 1・2のように短文で、苦手な英文をつぶしていきたいときや、英会話で使えるようにしたい文法や表現がある場合は、「Anki+瞬間英作文」が個人的には最強のソリューションになっています。

【参考】瞬間英作文を超効率化するアプリ「Ankidroid」


Part 3:難

Part 4:難

旧形式の頃は簡単に感じていたのですが、新形式になってから、Part 3・4は難しいフォームはかなり難しいなと。

今日は自分の知らないパターンの会話・トーク・問題が多かったです。

こういうフォームに当たると、僕の今の英語力で、450点を超えるのは厳しいだろうなと。もし超えてたとしたら、勘でマークしたものが多く正解しただけです。100%の実力じゃないです。

図表問題は、今まで見たことない、実験的な感じのする面白い問題が多かったですが、比較的解きやすかったです。図表問題は情報量が多く、会話・トークの内容が予想しやすいなと。


● L400点を超えたいなら暗唱が最強

リスニングパートで少しでも早く400点を超えたいのであれば、Part 3・4の暗唱がもっとも時間対効果の高いトレーニングの1つだと感じています。

Part 3・4で暗唱した会話・トークが増えると、

(1) 瞬時に意味がつかめる語彙・表現が増える
(2) 会話・トークの予測力が高まる
(3) 正解の選択肢を選びやすくなる

というメリットがあります。

結果的に、音声を聞きながらマークしやすくなる、正解の選択肢が何となく分かるようになります。暗唱は、一見遠回りに見えて、実は近道なんですよね。

暗唱を取り入れた人はズルいくらいスコアが伸びる印象があります。また、暗唱した後に、瞬時に状況がイメージできるまで聴き込むことが大事。最終的に1.2倍速で。

【参考】TOEIC Part 3・4が聞き取れない→「暗唱」で道は開ける!

僕は暗唱より【 瞬間英作文 】派ですけど、「瞬間英作文よりも暗唱のほうが取り組みやすい」と感じる人が多い気がするので、暗唱をお勧めします。


【結果】リスニングスコア:465点

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リスニングパートのアビメについては「TOEIC 弱点と対策が分かる!公式認定証(アビメ)の見方 ①リスニング編」をご覧下さい。

リスニングパートは、12月のTOEICとあまり変わらない出来だったので、450点切ると思っていたのですが、何とか450点以上取れました。

よく出るタイプの問題が出たときはかなり聞き取れるのですが、特に仕事のやりとりに関する会話やトークなどの、話がけっこう込み入っているものは、詳細を理解するのが難しいと感じています。


のTest 2の音声を使って【 脳内ディクテーション 】を始めたのですが、聞き取れた一部の語彙から、会話・トークの内容を推測して分かった気になっている割合は、自分が思っていた以上に高いことが分かりました。


●「量>質」にしたら効果が薄かった件

2015年の暮れ頃から、英検の勉強を始めたのですが、1つ1つの音声の練習の時間(質)を短くして、数をこなすことを重視してみようと思ったんです。

ある程度聞き取れるレベルになってきたし、そろそろ多聴気味にしてもいいかなと。

復習の時間を短縮するために、問題を解いた後は、わりとすぐにスクリプトを見て、その後の【 オーバーラッピング&シャドウイング 】に注力しました。

9ヶ月くらい、その方法を試してみたのですが、やり終えたセットの音声の定着度が、思ったより低かったんですね(笑)

結局、


多聴は、すでに聞き取れるものを

(1) より速く聞き取れるようにする
(2) より正確に理解できるようにする
(3) 維持する

ことには効果がある


のですが、発音が聞き取れないもの、読んでもすぐに理解できないもの(文法も含む)に対しては、効果が薄いと感じました。

単純に言えば、聞き取れないものを聞き取れるようにするためには、結局それら1つ1つをつぶしていく泥臭い作業は避けて通れない。


● 音と意味が”瞬時に”つかめるまで、何度も聞く

それで、去年2016年の秋頃から、「解いたすぐにスクリプトを見る」のは辞めました。ヒロ前田先生の「3回チャレンジ法」に戻した感じです。

チャレンジ2回目(スクリプトは見ずに、時間無制限で、繰り返し聞いて解いてOK)で、脳内でのディクテーションをリスニングのすべてのパートでやるようにしています。

ディクテーションは通常、紙に書き取るか、タイピングするのですが、中級者になると、リスニングパートは繰り返し聞けばたいていは理解できるので、普通のディクテーションだとちょっと非効率なんですよね。


そこで、紙に書き取らずに、音声を聞いて、頭の中で発音やリンキングや、英文の意味が分かって、状況がパッとイメージできるまで繰り返し聞くという風にしています。

紙に書き取らない分、時間は大幅に短縮できますが、それでも繰り返し聞くことになるので、けっこう時間を消費します。

時間がかかるので、Part 3・4なら1日2セットくらいしかできません。そして今日やったものは翌日、その次の日、さらにその次の日と連続で15日間くらい、同じセットをやるようにしています。

というのも、今日脳内ディクテーションして聞き取れるまで繰り返したとしても、翌日、聞き取れなくなってることがわりとよくあるからです(笑)

たった1日だけでは音も意味も覚えられないんですよね。なので15日間は毎日続けるようにしています。

よく言われる「音と意味が瞬時につかめる(イメージがパッと浮かぶ)まで、何度も繰り返し聞く」という練習の意味がやっと分かってきた気がします。長かった(ノд`)゚・*:.。.



2. リーディングパート

● 30日間やってきた速音読の効果

まだ30日間しかやっていないのですが、『公式問題集 新形式問題対応編』のリーディングパートのすべての英文を【 精読 】した上で【 通読 】して、最終的に200 wpmで読めるまで速音読するトレーニングをしてきました。

その甲斐もあって、久しぶりに最後まで解くことができました(ノд`)゚・*:.。.

【参考】速音読トレーニングの効果・やり方


速音読は、同じ英文を繰り返して通読するトレーニングなので、語彙がいきなり増えるということはないのですが、すでに読めている語彙・表現・文法を「高速で処理できる」ようになるんですよ。

つまり、


公式問題集や信頼できる模試』の英文で速音読することで、

本試験にもよく出る簡単な文書(英文)を”高速で読んで解ける”ようになる
→ 「難しい文書を読む時間」「難しい問題を解く時間」により多く時間を回せるようになる
→ 最後までたどり着ける確率を上げられる


なと。今日の試験でそれを実感しました。

まだ初めて30日目ですし、『公式問題集 新形式問題対応編』1冊しかやっていないので、量は全然足りていないですが、思ったよりは効果が出るのが早かったなと。「3月か4月のTOEICで効果が出ればいいや」と思っていたので嬉しかったです。

そんなわけで、3月と4月は、去年の夏に精読してちょっと通読した



のリーディングパートのすべての英文を精読し直して、速音読していきます。
※僕は韓国版の『公式実践書』で去年一度勉強しました。

Amazonのレビューを見ると、どえりゃー荒れてますが、英文や問題の質は間違いなくいいですよ。僕が去年、新形式で900点を超えるのに間違いなく役に立った本です。

上述した青(新形式問題対応編)よりは少し易しい気がしますが、語句の説明の割合ははるかに多く初級者に優しいです。TOEIC 600~700点をめざす方にお勧め


Part 5:普通

今日は空欄の前後を読むだけで解ける問題は少なかったなと。

「空欄の前後を読むだけで解ける問題が少ないフォーム = 解くのに時間がかかるフォーム」なのですが、「タイムテーブル」通り、13:54分に解き終わりました

これも結局、Part 5の英文も【 速音読 】で200 wpmで読めるまでトレーニングしていたことで、Part 5によく出る文構造を瞬時に把握できる割合が増えたからかもしれないと。

実は単に、僕が受けたフォームの英文が易しかっただけ、という可能性も否めないですが(笑)

【参考】TOEIC スコアもリーディング力も向上する勉強法 Part 5・6編


Part 6:やや難

いくつかパッと意味のつかめない文書があり、「文選択問題」でも1題?、悩んで時間を消費してしまいました。

14:03に終了。1分ビハインド。


Part 7 MP:普通

僕はMP(マルチプルパッセージ:2~3文書問題)から解く派なので、MPからいきます。

いつもは176番から解き始めるのですが、何を勘違いしたのか、186番から解き始めてしまいました。

幸いにも、マークミスはしていなかったのでよかったですが、やはり試験前のリハーサルとして模試を通して解くトレーニングをしないと、こういうミスをやっちゃいますね。やっちまったなー!

なるべく「タイムテーブル」通りに解こうとしましたが、解き終わったのは14:35で、3分ビハインドでした。

今日は、設問を先読みして、きちんと頭に入れながら解きました。いわゆるHUMMER式です。【 速音読 】では設問も読み込んできたので、よく出るタイプの設問は記憶に残りやすくなったなと。

その上で英文を読むと、「あ、ここに根拠があった」と発見しやすくなる感じです。僕はやっぱり設問を先読みしたほうが解きやすいです。

全文読んでから設問に入ると、「はて、Mikeさんってどこで出てきたっけ?」となりやすい(笑)

【参考】TOEIC リーディングで時間が足りない!対策と勉強法 Part 7編


Part 7 SP:やや易

SP(シングルパッセージ:1文書問題)は、いつもよりは少し易しかった気がします。悩む問題はいくつかありましたが、英文は読みやすかったなと。

公式問題集』を「毎日1題、時間を測って解く」のをやり直したことで、1問1分で解く感覚が戻ってきたのと、速音読のお陰で、簡単な文書は高速で処理できた結果、久しぶりに時間内に最後まで解くことができました。


【結果】リーディングスコア:465点

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アビメの見方に関しては「TOEIC 弱点と対策が分かる!公式認定証(アビメ)の見方 ②リーディング編」をご覧下さい。

新形式に移行してから、始めて465点が獲れたので、【 速音読 】の効果はあると感じています。最後まで解けましたし。

ただ、僕が受けたフォームが易しかった要因のほうが大きいかもしれないなと(笑) 英文が長め or 英文が難しめ or 問題が難しめのフォームに当たった場合、450点を下回る可能性は十分あると思います。


速音読か多解きか

速音読は、現在リーディングパート300~450点くらいで、最後まで解けない(≒読むのが遅い)方に有効だと思います。

【参考】速音読トレーニングの効果・やり方


300点未満だと、そもそも英文をきちんと読めていないので、『Part 5対策本』を解いて、文構造の見抜き方を身につけるほうが先決です。

品詞問題がスラスラ解ける(主語・動詞・目的語・修飾句にすぐに気づける)ようになってくると、英文が読みやすくなってきます。


450点を超えていて、満点をめざすのであれば、多解きしたほうがいいと考えています。

上述の新しい公式問題集を、毎日時間を測って数題解いているのですが、速く読めても、問題で迷って時間を消費するパターンもわりと多いんですよね。まだ新しい問題に慣れていないんだろうなと。

速音読をやってきたことで、TOEICのリーディングパートは、読むスピードだけでなく、解くスピード(≒言い換えやヒッカケに気づくスピード)も非常に重要だと再認識しました。



3. 他のTOEICkerの方々の感想


今回のTOEICを受験された、僕が信頼しているTOEIC講師・TOEICkerの方々をご紹介しておきます。

● 相澤俊幸先生:第217回TOEIC L&R公開テスト 難易度と感想
● ふーじーさん:第217回TOEIC(2017年1月29日)ふりかえり
● porporさん:第217回 #TOEIC Listening & Reading 公開テスト感想
● 花田徹也先生:1月29日TOEIC(第217回)に関する講評・速報・感想



 
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