宮城県被災地見学・ボランティア体験レポ 前編

9月24~25日と、宮城県の気仙沼市・南三陸町の被災地見学と、陸前小泉で少しだけですがボランティアを行ってきました。

このブログは、英語・TOEICに関するブログなので、それとはあんまり関係のない記事はなるべく控えていたのですが、3月11日の津波・震災から半年経った今でも、被災地の状況はひどく、たくさんの方に知っていただいたほうがいいかなと感じたので、記載させていただきました。

興味を持たれた方は、お時間のあるときにでも、ゆっくりご覧いただきたいと思います<(_ _)>

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◆被災地視察・ボランティアバスツアーに行こうと思った理由

以前にも書きましたが、大阪に住んでると、震災や原発の影響なんてほとんどなくて、テレビで見てるだけでは、どうしても「対岸の火事」状態なんですよね(˜∀˜;)

「なんかこのままはイヤやな」と思ったのが最初の理由です。

そして、被災地の状況をリアルに感じたいと思ったのと、少しでも役に立てばと思って、ボランティアバスツアーに参加してきました。


◆今回利用させていただいたバスツアー

復興ボランティアバスツアーのブログ(大阪発)
http://ameblo.jp/volunteerbus/

宮城県の大学に通っておられた、現在、オーガニック鉄板焼きのオーガニック鉄板焼きのSOLVIVA&TAJIMAYA(ソルビバ&ダジマヤ)のオーナーである桝田さんが企画されたツアーです。大手旅行会社とは違う部分もありますが、桝田さんには「被災地を応援したい」という熱い想いを感じ、このツアーバスを選んで本当に良かったなと思ってます。


では、体験レポ始めます(・∀・)/
下記の写真はすべて、クリックすると拡大化します。


◆バスで一晩かけて宮城県気仙沼市まで

9月23日夜に大阪駅近くのビル前に集合してバスに乗り込みました。

今回乗車したバス
IMAG0424.jpg

ほぼ全面ピンクに、赤いバラのデザインが秀逸すぎて、トイレ休憩から戻ってきた際に見つけやすく、とても助かりました(笑)

また、座席のシートに、無数に「きしかん」という文字があり、「きしかんって何?」と思っていたら、バス会社の名前が岸和田観光でした。


お弁当
IMAG0345.jpg

出発後、大阪の千里中央で、そのSOLVIVA&TAJIMAYAのお弁当を受け取ります。実際食べたのは翌日9月24日の朝ですが、但馬牛とイベリコ豚のミンチカツが超美味しかったです(*´∀`*)

そのお弁当をバスまで持ってきて下さった方の「一生懸命作ったんで、僕らの分も頑張ってきて下さい!」という言葉を聞いて、責任感を感じたのと、「見学・ボランティアに行く僕らだけでなく、たくさんの人たちが、いろんなカタチで、東北の復興を支援しているんだな」というのを目の当たりにし、とても胸が熱くなりました。


◆気仙沼市

それから約15時間後(長い…)、宮城県気仙沼市到着。

「気仙沼市ってどこ?」という方のために↓


大きな地図で見る


気仙沼市の港(詳しい地名がわからない…)
IMAG0366.jpg

一見すると普通の港に見えますが、

近づいてよく見ると……

IMAG0378r.jpg

クリックしていただけるとおわかりいただけますが、港全般が地盤沈下してて、波止場も冠水してます。なので、漁港も再開できない状態らしいです。漁師さんを初め、漁港で働いていた方々はどうされているんだろうと心配になります。


IMAG0369.jpg

津波後、北海道からも、この宮城県あたりにまで船が流されてきたそうです。


あちこち水浸し&廃墟↓

IMAG0374.jpg

IMAG0382.jpg

これだけ冠水しやすい状況やと、そのまま元通りに復興というのは難しそうに感じました。

周辺の動画も撮ったのでアップしておきます↓




気仙沼市の見学のあと、歌津というところにあるニュー泊崎荘というところに泊まらせていただきました。

IMAG0431.jpg

このニュー泊崎荘ですが、8月までは避難所だったそうです。しかし、9月からは避難所でなくなる=国から補助金が出なくなるそうです。
周囲の町が津波に流されてるような場所で、どうやって旅館を経営していけと……

ですので、津波をかろうじて免れた旅館やホテルに泊まることも支援につながります。
東北旅行をされる際は、こういった旅館やホテルに泊まるのもアリですね(・∀・)b


晩ご飯
IMAG0432.jpg

今回は単なるボランティアだけでなく、被災地支援のための観光でもあるので、お料理は通常の旅館の料理が出ます。メニューはマグロのお刺身、カレイのあんかけ。海辺の旅館だけあって、とても美味しかったです(*´∀`*)


IMAG0436.jpg

湯呑み・箸袋・送迎バスなど、あらゆるところに女将さんの顔がプリントされてます。
もう、覚えましたね?


IMAG0441.jpg

晩ご飯のあとは、グループに分かれて、ボランティア支援村の看板作りと、翌日行う「芋煮会」の下準備を行いました。


このニュー泊崎荘はすごく海に近く、海から昇る朝日がすごく綺麗に見られるということで、楽しみにしていたのですが、前日の夜行バスでほとんど眠れなかったので、爆睡してしまい、日の出時刻に起きれませんでした……orz


そして翌日9月25日。

後半へ続く。

ウダダーウダダーウダウダダーダー(ノ´∀`)ノ



ちびまる子ちゃん、知ってる人いるんかな……
 
 
 
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