英検準1級に合格したので英作文の対策と勉強法をまとめてみた

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対象:英検準1級合格をめざしている/ライティング(英作文)の勉強法を知りたい 
読了:約10分(6088字)※英文を除く 
公開:2017-01/19 
更新:2018-06/12 最新情報を元に、全体的に加筆・修正 

2016年11月(第2回)、お陰様で準1級に合格し、ライティングでは満点が取れました

正直、満点は運がよかったかなと。実際、全然たいしたエッセイは書けません。【 瞬間英作文 】はかなりやりましたが、エッセイを書く練習はできてないです。

まず、2016年から、準1級のライティングは1級と同じエッセイ形式に変わりましたが、語数は1級よりもずっと少なく、採点もゆるい気がしました。

また、僕が受けた回のトピックは、自分が比較的慣れ親しんでいるものだったので書きやすかったんですよね。国際情勢や政治系のトピックだったら間違いなく撃沈してました。なので、運的要素は大きいなと。

ただ、今まで自分が勉強してきて「効果があったこと」「役に立った参考書」と、「こうすればハイスコアが取れるのではないか?」と感じたことはけっこうあるので、それをまとめてみました。

ちなみに、長文になったので、エッセイの書き方に関しては「英検準1級 英作文で高得点を取るための書き方 5つコツ」をお読み下さい。

それでは参りましょう!٩(ˊーˋ*)و
 

準1級エッセイ勉強法 6 Steps


僕がやってきた勉強内容と、まだ未着手だけど「これはやっておいたほうがいい!」と感じたことをまとめていきます。


Step 1:基礎文法・構文を使えるようにする
Step 2:小倉弘本&竹岡広信本で正確さを磨く
Step 3:エッセイの書き方を学ぶ
Step 4:トピックの背景知識と語彙を増やす
Step 5:いろいろなトピックでエッセイを書く
Step 6:添削で磨きをかける

Step 1:基礎文法・構文を使えるようにする

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まずは、中学レベルの文法・構文を使えるようにする必要があります。

特にこだわりがなければ、個人的には「英語上達完全マップ」で有名な森沢洋介さんの「瞬間英作文」がお勧めです。

【参考】英会話の上達に効果抜群の独学勉強法「瞬間英作文」


僕がTOEICの文法で毎回90%前後が獲れたり、今回の準1級のエッセイの「文法」で満点がもらえた最も大きな理由の1つは、瞬間英作文をずっと続けてきたからです。

サラッとやったのも含めていいなら、合計で2万文くらいやりました。

瞬間英作文でトレーニングしていると、

「どの文型・構文を使うか?」
「主語・動詞に何を使うのか?」
「冠詞・単複・前置詞はどうするか?」
「to不定詞か、動名詞か?」
「if節か、when節か?」
「時制はどうするか?」

といったさまざまな文法事項に注意を払う必要が出てきます。僕はそれを辞書や文法書やネットで徹底的に調べてきました。

そうすることで、徐々に「分かる」→「使える」文法が身につき、正確さも向上してきます。

中学レベルの文法項目別の瞬間英作文本を2~3冊でもやると、中学レベルの文法の範囲ではありますが、多少話せる&書けるというレベルになります。まずはこれを目標にするといいかなと。

【参考】瞬間英作文 おすすめ本・教材(文法編)

僕は合計で20冊くらいの瞬間英作文本をやりましたが、英検合格が最優先事項であれば、2~3冊くらいに抑えて、次のステップに進んだほうがいいです。


Step 2:小倉弘本&竹岡広信本で正確さを磨く

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上述したように、『瞬間英作文本』を数冊やると、多少英語で話せる&書けるようになってきます。

ですが、

「過去形と現在完了形、どちらを使うべきか?」
「どちらの冠詞を使うべきか?それとも無冠詞か?」
「不定詞と動名詞、どちらを使うべきか?」

といった、文法の使い分けで迷うことが増えてくるんですよね。

また、英文を書くとき、和英辞典や英辞郎は確かに便利ですが、「候補が多すぎて、どの単語を使ったらいいのか分からん」「なんか、この表現ネイティブっぽくない」と感じるものも多いです。

そこでお薦めなのが、小倉弘先生と竹岡広信先生の英作文本です。

これらをやると、ネイティブ的により正確な文法、より自然な語彙・表現の使い方が学べるんですよ。

また、ネイティブの校閲が入っているため、他の和文英訳本や和英辞典にあるような「不自然に感じる英文」が基本的にありません。


個人的には、最初は小倉弘先生の『和文英訳教本』をお勧めします。



後述する竹岡広信先生の『ドラゴンイングリッシュ基本英文100』『よくばり英作文』と比べると、小倉弘先生の『和文英訳教本』は、1つ1つの問題の文法と表現の解説が非常に詳しく、また、表現の仕方が複数例ある点が優れていると感じています。

出版社のページ「「例解 和文英訳教本《長文編》」詳細」で中身を確認できます。

また、『和文英訳教本』のレビューや勉強のやり方については次の記事でまとめてあります。

【参考】「例解 和文英訳教本」文法・語彙の正確な使い方が学べる


続いて竹岡先生の英作文本。



『ドラゴン・イングリッシュ100』『よくばり英作文』は、ツイッターのフォロワーさんで英検1級に合格されている方にお薦めされて購入しました。

上述した小倉先生の本は、クリストファー・バーナードさんというケンブリッジ大学を卒業後、米国コーネル大学で言語学の修士号、テンプル大学で教育博士号を取得された、英米両方の英語に精通された、非常に優秀な方が校閲されているのですが、お一人だけなんです。

ですが、竹岡先生の英作文本は、複数のネイティブに英文のチェックを受けているんですね。そういう意味では、竹岡本のほうが、よりユニバーサルな文法・語彙・表現の使い方が学べるのではないかと。

また、この2冊については、解説は少なめですが、その分、英文数が多く、またCDも付いているので、耳からも勉強できる点がいいです。


参考のためにすべて購入しましたが、僕は『和文英訳教本 (文法矯正編)』以外はまだあまりやり込めていません。

なので、迷ったらとりあえず『和文英訳教本 (文法矯正編)』だけやっておくといいと思います。


Step 3:エッセイの書き方を学ぶ

Step 2までやると、一朝一夕とはいかないものの、文法的に正確で、自然な英文は少しずつ書けるようになってくるはずです。

そうなったら、「旺文社のサイトの例題」と「英検のサイトの過去問」に取り組み、エッセイの基本的な書き方を学ぶといいです。

「書籍で勉強したい」という方は、


いずれ英検1級も受けるのであれば、この本がお勧め

1級用なので、モデルエッセイの語彙レベルが少し高いのですが、「Chapter 1 ウォーミングアップ」で学べる”エッセイの書き方”が非常に勉強になりました

また、「Chapter 2 練習問題」の解説も、各トピックにおける書き方のコツ、どういう点に注意して書くべきかなどが学べます。

ただ、1級用しかないのなんでだろう~なんでだろう~


Step 4:トピックの背景知識と語彙を増やす

例えば、「高齢化」に関するエッセイを書こうと思うと、その背景知識と語彙がなければ書けません。

なので、さまざまな背景知識とそれを英語で表現するため語彙力を身につける必要があります。

僕自身は【 オンライン英会話 】で、少子高齢化・いじめ・過労死・男女平等・原発などの日本の社会問題から、紛争・貧困・民族紛争・環境問題などの世界の問題まで、毎日ディスカッションすることで、背景知識を少しずつ身につけたきました。

ですが、オンライン英会話をやらないといけないということはないです。

背景知識を増やすのは日本語でネットで調べるので十分かなと。ただ、そのトピックに必要な語彙力を身につけるのためには何かテキストを使う必要があります。


自分がチェックしている限りでは、この本はトピック数が非常に多く、使われてる語彙も難しすぎず易しすぎず、ちょうどいい感じなんですよね。

ただ、この本は言わば「予想問題集」なので、Amazonのレビュアーさんも仰ってますが、ここに書かれてあるトピックがそのまま出るとは限りません。

ですが、この本のコンテンツブロックやモデルエッセイに使われているネタや表現は実践的です。

音声もついているので暗唱したり、音読筆写したりして覚えていってもいいですし、モデルエッセイを元に自分でエッセイを書くのもアリかと。


僕の知る限りでは、「1級」を受ける人はたいてい持っている本というイメージがあります。評価が高いので、僕も一応買いましたが、ザッと目を通しただけで結局使っていません(^_^ゞ

まず、2004年発行なので情報がところどころ古いんですよね。また、個人的にはレイアウトや構成が見づらく、分かりづらいなと。


● 準1級と1級のトピックの違い

準1級と1級のトピックを比べてみると、微妙に違うんですよね。


準1級のトピック
● 2018-1 | Is it acceptable to keep animals in zoos?
● 2017-3 | Will humans live on other planets someday?
● 2017-2 | Agree or disagree: The Japanese government should do more to protect the environment?
● 2017-1 | Agree or disagree: Japan should become a completely cashless society?
● 2016-3 | Do you think that the government should provide more support for unemployed people?
● 2016-2 | Do you think that Japanese companies need to improve their treatment of female workers?
● 2016-1 | Agree or disagree: The number of young people who live with their parents after they finish their education will increase in the future?
● 公式サンプル Agree or disagree: Small, independent shops and businesses can survive in modern society

1級のトピック

● 2018-1 | Agree or disagree: Japan will benefit overall from hosting the 2020 Summer Olympics?
● 2017-3 | Should Japan rethink its relationship with the United States?
● 2017-2 | Should developed nations encourage immigration from other countries?
● 2017-1 | Should democratic nations actively promote the spread of democracy to nondemocratic nations?
● 2016-3 | Should the death penalty be banned in Japan?
● 2016-2 | Should democratic countries actively promote the spread of democracy to nondemocratic nations?
● 2016-1 | Agree or disagree: World peace is an achievable goal
● 2015-3 | Will fossil fuels such as oil and gas still be the world's main source of energy in the coming decades?
● 2015-2 | Can international terrorism ever be eliminated?
● 2015-1 | Should cloning research be promoted, or should it be discontinued?
● 2014-3 | Has urbanization had a positive effect on Japanese society?
● 2014-2 | Can the global food supply be ensured in the coming decades?
● 2014-1 | Do the benefits of free trade outweigh the disadvantages?


個人的には、準1級のトピックは身近なものが多く、【 オンライン英会話 】のニュース記事ディスカッションで話すことがあるので、NO準備でも何とかなりそうですが、1級は厳しそうです。

1級のトピックは「国際情勢」や「政治」に絡むものが多く、僕は苦手なジャンルです(笑) 各トピックについて勉強して背景知識も身につけておく必要があるなと。


Step 5:さまざまなトピックで書く

背景知識と語彙を身につけても、普段からエッセイを書いてアウトプットしていかないと、本番でいきなり書けないです。

僕自身はエッセイを書くこと自体はあまりしてこなかったですが、オンライン英会話で先生たちと1000レッスン、さまざまな社会問題についてディスカッションしてきたお陰で、英語で論理的に説明するチカラが、少なくとも準1級に合格できる程度には身についたのだと思います。

ただ、英会話では即興で英文を作るので、文法や語彙の選択がいい加減になりがちです。

なので、確実に合格したいなら、辞書・文法書を使って、毎日エッセイを書く練習をしたほうがいいです。

あと、本番は紙に書く必要があるので、これも普段から紙に書いて練習しておく必要があります

英作文を最後に回す場合、刻々と迫る終了時間を意識するので、めっちゃ緊張するんですよね。僕は手書きするトレーニングをやらなかったので、緊張で手が震えて書くのに苦労しました。完全に準備不足でした(笑) 

【参考】英検準1級 英作文で高得点を取るための書き方 5つコツ


Step 6:添削で磨きをかける

「きちんと書けているか不安」という方は、添削してもらうといいです。僕が利用してきた添削手段は次の3つです。


(1) 無料の添削SNS「Lang-8」を使う
(2) オンライン英会話の先生に懇願する
(3) 有料の添削サービスを利用する


どれも一長一短あるので詳しく見ていきましょう。

(1) 無料の添削SNS「Lang-8」を使う

Lang-8」という、互いの言語を添削し合うSNS型のWebサービスがあります。

無料で利用できるので、ライティング初心者はこれを利用するといいと思います。

ただ、SNSなのでコミュニケーションが必要になります。友達を作るにはいいのですが、ライティングを伸ばすにはちょっと面倒なんですよね。


(2) オンライン英会話の先生に懇願する

多少英語が話せることが条件にはなりますが、【 オンライン英会話 】は、基本的に自分で自由にレッスン内容を決められるので、頼めばエッセイの添削もして下さいます。


Today, I was wondering if you could correct my essay on ....?
(今日は、~に関するエッセイを添削していただきたいのですがよろしいでしょうか)


など、レッスンが始まる前にチャットボックスで or レッスンの始めに口頭で、頼んでみましょう。

普段レッスンを受けていて「この先生、英語力高いな」と感じる先生に頼むといいですね。

【参考】オンライン英会話 いい先生の選び方 8つのコツ


オンライン英会話は、僕は「ネイティブキャンプ」と「EnglishTalk」を利用していますが、ネイティブキャンプは予約するのに料金がかかるんですよね。先生を選ぶことを考えると、予約に料金がかからないスクールを選んだほうがいいと思います。

【参考】オンライン英会話 おすすめスクールまとめ


(3) 有料の添削サービスを利用する

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ただ、Lang-8のネイティブたちも、オンライン英会話の先生も、添削のスペシャリストではないので、こちらのライティングのレベルが上ってくると、満足できなくなってきます。

そうなってきたら添削サービスを利用するといいです。

いずれ1級をめざす方は「フルーツフルイングリッシュ」がお勧めです。

去年提出したとき、辞書や文法書を使い倒して書いた文章でしたが、先生から「ネイティブの書いた英文と同じレベルに達しています」といったポジティブなコメントがもらえ、自信になりました

添削していただい英文は「ネイティブによるプロの添削を受けてみた「フルーツフルイングリッシュ」」という記事にしたので、よかったら参考にしてみて下さい。

添削してもらうと、自分では気づかなかった文法ミスや、語彙・表現の間違った使い方を具体的に指摘してもらえますし、逆に添削されなかったところは、「このときはこの表現で問題ないんだな」と自信にもなるんですよね。

ただ、「Fruitful English」に限らず、どこの添削サービスもそこそこいい値段するので、早く成長したい人、正確な英文を書けるようになりたい人向けだと思います。


もし他の添削手段があれば、記事の下部にあるフォームから教えて下さいねヾ(゚Д゚ )



アウトプットの質はインプット量に比例する


人によっては「Step 2」の小倉本&竹岡本や、「Step 4」の英作文問題の英文が難しいと感じる方もおられるかもしれません。

そういう方は、先に準1級の過去問のリスニングとリーディングから入るといいです。



準1級のエッセイを書くのに必要な語彙力と、リスニング・リーディングパートで身につく語彙力は必ずしも被っていないですが、1年近く勉強してきて、エッセイでも使える語彙や表現が身についてきたなと。

過去問はトータルで24回分(8年分)やりました。リスニング・リーディングパートで精聴精読した上で、何度も何度も音読しました。

このお陰で、コロケーション(よく一緒に使われる単語の組み合わせ)や、各トピックにおける相応しい語彙の使い方が少しずつ身についてきました。まだまだ足りないですけどね(笑)

【参考】英検準1級 読解で8~9割取るための対策と勉強法

自分の経験では、リスニングやリーディングで慣れ親しんできた語彙・表現・文法・構文でないと、スピーキング・ライティングで正確に使えるようにはならないと感じています。



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【 語彙・読解・英作文 】
● 語彙:対策と勉強法
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● 英作文:対策と勉強法エッセイの書き方のコツ

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