オンライン英会話 上達しない人によくある5パターンと改善策

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対象:英会話でほとんど話せない/最近伸び悩んでいる/マンネリ化している 
読了:約10分(6363字) 
公開:2015-05/26 
更新:2016/09/04「(2) 同じ語彙・表現ばかり使っている」追記 
オンライン英会話とは? - 初心者 6つの準備 - 便利フレーズ200 - 使い方・予習・復習 - 軌跡 - 上達しないパターン / 瞬間英作文

2013年に本格的に【 オンライン英会話 】を始めて、1300回目(約541時間)を迎えました。

「英会話を始めて数ヶ月経ったけど、最近スピーキング・リスニングが伸び悩んでいる」「マンネリ化している」という方のための対応策をまとめてみました。

オンライン英会話の先生から、「すぐに伸びる生徒と伸びない生徒には違いがある」という話も聞いたので、その辺も踏まえて書いてあります(・∀・)b
 

(1) レッスン以外に勉強していない


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photo credit: Modern Languages via photopin (license)

僕がレッスンを受けているスクール「EnglishTalk」の先生が「いろんな生徒を見てきて思うことだけど、レッスン以外に勉強していない生徒はなかなか上達しないわね」と仰ってました。

これは自分の経験でも痛感しています。忙しくて英会話以外に勉強できていなかった時期は、会話力が下がっていました

英会話を野球に例えると、「練習試合」や「紅白戦」という感じがします。

練習試合や紅白戦を毎日やっていると、試合慣れはします。ですが、バッティング・ピッチング・守備を伸ばそうと思うと、個別に練習する必要がありますよね。

つまり、英会話のレッスン以外に、リスニングやリーディングのトレーニングを別途やったほうが上達速度は確実に早くなるということです。


【対策1-1】レッスンの復習をする

僕はレッスン中に、メモ・ノートアプリ「Evernote」を開いておき、次のことをメモするようにしています。


  • 初めて知った単語(うろ覚えも含む)
  • 発音を間違えた単語
  • 先生に訂正された文法・英文


  • もちろん、メモするだけでは片っ端から忘れていってしまいます。次から使えるようにするためには、トレーニングする必要があります。

    僕は無料フラッシュカード(単語帳)アプリ/ソフト「AnkiDroid/Anki」「zuknow」に登録して、瞬間英作文(和文英訳)で毎日トレーニングするようにしています。

    瞬間英作文で毎日トレーニングすると、「和→英」が瞬時にできる=スピーキングで使える、ようになり、リスニングでも聞き取れるようになります。

    【参考】英会話の上達に効果抜群の独学勉強法「瞬間英作文」


    英語初心者は「飛躍的に伸びる魔法の杖がどこかにある」と考えてしまいがちですが、「英会話をマスターする」ということは、スピーキングで使えない&リスニングで聞き取れない語彙・表現を1つ1つつぶしながら、ゼロに近づけていく壮大な作業と言えます。

    【参考】オンライン英会話 効果を200%にする使い方、予習・復習のやり方


    【対策1-2】スピーキング力をきたえる

    スピーキング力を伸ばす勉強法は、主に【 瞬間英作文 】と【 暗唱 】の2つかなと。

    瞬間英作文と暗唱は、想起(思い出す)系のトレーニングになるので、スラスラ言えるようになればなるほど、実際の会話でもスラスラ言えるようになります。


    【 瞬間英作文 】

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    瞬間英作文|英語上達完全マップ

    約2年半、英会話をやってきましたが、レッスン中に学べる語彙・表現だけでは少なすぎるので、スピーキング力はなかなか伸びないです。

    少しでもスピーキング力を上達させたいのであれば、『瞬間英作文本』を毎日30分~1時間やることをオススメします。

    『瞬間英作文本』を最低1冊、できれば2~3冊、各20周ずつやると、瞬時に英文を組み立てられる=スラスラ話せるようになってきます。次の記事で、オススメの瞬間英作文本をまとめていいるのでぜひ(・∀・)b

    【参考】瞬間英作文 最新おすすめ本・教材 22選


    【 暗唱 】

    自分の興味あるトピックで暗唱例文を作る方法。

    日本語であれ、英語であれ、自分が興味を持っていてよく話すトピックがあると思います。それをあらかじめ日本語で書き出し、「英辞郎」や「weblio英語例文検索」などのサイトを使って英文に訳して、暗唱してみて下さい。

    ただ、和文英訳をする必要があるので、【 瞬間英作文 】スキルがある程度ないと厳しいかもしれません。


    また、次の項目は、英会話でよく質問されるので、あらかじめ例文を作って暗唱しておけば、レッスンでも流暢に話せます。言わば、就活時の想定問答集ですね(・∀・)b


    ◆ オンライン英会話でよく質問されること ◆

  • 英語・英会話を学ぶ理由
  • 将来の夢・目標
  • 社会人 → 仕事の内容
  • 学生 → 専攻、研究内容
  • 趣味、興味のあること、今ハマっていること
  • 自分の性格、得意なこと・苦手なこと
  • 自分が住んでいる地域の気候・文化・県民性
  • レッスン時間が朝なら今日の予定、夜なら今日一日何をしたか


  • 暗唱例文の作り方に関しては、次の記事でもう少し詳しく説明しています。

    【参考】オンライン英会話 初心者が撃沈しないために準備すべき5つのこと


    もちろん、好きな洋画や海外ドラマのワンシーン、TEDの英文などで暗唱してもいいのですが、話者の話すスピードが速く、語彙レベルも高いので、英語初心者には厳しいと思います。


    【対策1-3】リスニング力をきたえる

    リスニング力を向上させるためには、自分の目的に合ったテキストを、


    (1) 精読 → 英文を正確に理解する
    (2) シャドウイング → 英語の音を聞き取れるようにする
    (3) 瞬間英作文 → 聞き取った音から意味がつかめるようにする
    (4) 暗唱 → 会話の状況を瞬時に理解して、流れをつかみやすくする


    で勉強・トレーニングしていくことで、聞き取れる割合は確実に増えていきます。


    テキストは好きなもの&自分が身につけたい英語のテキストを選ぶといいです。仕事で英語を使う方、TOEICを勉強している方は、TOEICのPart 3・4の音声と英文を使うと、スコアも上がって一石二鳥ですよ(^_-)-☆

    【参考】TOEIC スコアもリスニング力も向上する勉強法 Part 3・4編


    いろんなトピックでディスカッションできるようになりたい方は、旺文社の『ダイアローグ1200』はかなりオススメです。


    ダイアローグが171文あり、ディスカッションで使える語彙・表現・文法・構文が満載です。

    まずは最初の40ダイアローグ(40文)を【 オーバーラッピング&シャドウイング 】と【 瞬間英作文 】でスラスラ言えるようにした上で、最終的に【 暗唱 】でスラスラ言えるようにして下さい。

    40文やるだけでも、使える英語が増えてきますし、聞き取れる割合も増えてきます。

    171文すべてをきちんとトレーニングすると、1年くらいかかると思いますが、1年後には間違いなく、かなり話せる&聞き取れるようになるはずです(`・ω・´)b



    (2) 同じ語彙・表現ばかり使っている


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    「I think」ばかり使っていませんか?
    「重要な・大切な」と言いたいとき、「important」ばかり使っていませんか?
    80%くらいの確率でも「maybe」を使っていたりしませんか?

    実は最近、同じ語彙・表現ばかり使っていると、【 オンライン英会話 】の先生に「Rephrase!(言い換えて!)」とよく注意されます。

    確かに、同じ語彙・表現ばかり使っていると、ついついそれに甘えて、新しい語彙・表現を使わないままになるんです。また、同じ言葉ばかり使っていると、幼稚に聞こえるんですよね。

    そんなわけで、使い慣れた語彙・表現・文法を使い過ぎないように意識するようになりました。

    例えば……


    I think → I believe (確信しているとき)
    I think → I guess(確信度が低い、ちょっとした推測)
    I think → I feel(直感的に感じているとき)
    important → vital, crucial, essential (欠かせない・必要不可欠な)
    Thank you very much. → Thank you. I really appreciate it.
    maybe (確率50%) → probably (確率80%)
    much more → a lot more, far more
    in my opinion → in my experience, personally, from my point of view
    I had a great time. → I had a blast. / I really enjoyed myself.


    もちろん、どの言葉も完全なイコールではないので、そのまま使えるとは限りません。

    別の選択肢としては、

  • 英語類語 - Weblio辞書
  • Collins English Thesaurus
  • Thesaurus by Merriam-Webster

  • などで「類語」を探すのもアリかなと。類語を使う場合、なるべく自分が知っている語彙を選んだほうが良さそうです。

    ただ、ネイティブらしい自然で正確な英語が使えるようにはなるためには、レッスン以外に、英語を聞く&読む時間を作って大量の語彙に触れる必要があるなと。


    あと、小倉弘さんの『例解 和文英訳教本』はお勧めです。



    よくある和文英訳本・『瞬間英作文本』と違って、1つの和文に対して複数の例文・表現(Possible Answers)が併記されてあるので、リフレーズの勉強になり、表現力の幅を広げてくれますよ(・∀・)b

    次の記事でレビューしてます。

    【参考】瞬間英作文「例解 和文英訳教本」レビュー&使い方



    (3) レッスン数(=会話量)が少ない


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    → 毎日やる

    週に2~3回しや英会話をやっていないという方は、可能であれば毎日レッスンを受けるようにしてみて下さい。

    僕は2013年の春頃にオンライン英会話を本格的に開始したのですが、最初の頃は、週に2~3回くらいしかしていませんでした。

    英語で話すことに抵抗はなくなりましたが、自信を持って「英語を話せる」と言えるレベルではありませんでした。そこで2014年から、ほぼ毎日1レッスンを受けるようにしたんです。

    当然ですが、毎日英語を話すようになると、英語で話すことが日常化(習慣化)します。すると、英語が借り物の言語ではなく、自分の言語という感じになってきました。

    これで分かったことは、英会話も場数なんだなと。

    会話をすればするほど、スラスラ英語が出てくるようになり、リスニングで聞き取れる割合も増えていきます。

    仕事・学業・家事・育児でお忙しい方もおられると思いますが、少しでも早く会話力を向上させたいのであれば、何とか毎日英語を話す環境を作ることをオススメします。

    また、英会話スクールだと毎日英会話をやるのは厳しいと思いますが、オンライン英会話だと毎日25分話しても月額5000円~6000円くらいで済むので、英会話を日常化するのに最適ですよ(・∀・)b

    【参考】オンライン英会話を500回受けたので効果と注意点をまとめてみた


    → 1日2レッスン(約1時間)やる

    2014年の前半は、毎日1レッスン(25分)しか受けていなかったのですが、あるとき試しに1日に2レッスン(50~55分)連続して受けてみたんです。

    1日に1時間近く英会話をやると、脳が完全に英語モードになるのを感じました。それ以来(2014年の6月から)、1日1レッスン(25分)では物足りなくなってしまいました。

    美味しい調味料に出逢ってしまったがために、良いギターの弦に出逢ってしまったがために、それより安いものでは満足できなくなってしまった、みたいな感じです。


    1日1時間英会話をやるようになって、もうすぐ1年が経ちますが、簡単な日常会話であれば、スラスラ英語が出てくるレベルになってきました。

    ネイティブレベルにはほど遠く、聞き間違いや言い間違いも多々ありますが、「明日から英語圏に住め」と言われても、「まぁ何とか生きていくことはできるんじゃないか」という自信はついてきました。


    上級をめざすなら、日本語を使う時間を減らすべし

    1日に英語を話す時間が増えれば増えるほど、英語の流暢さは向上することに気づいてから、1日1時間の英会話でも「物足りない」と感じるようになってきました。

    僕は英語を勉強するときは1日4~5時間くらいやるときもありますが、忙しかったりしてモチベーションが下がると1日30分の日が続くときもあります。

    そんなアップダウンが激しい自分を観察していて分かってきたことがあります。


    日本語を使っている時間
    =英語力が下がっていっている時間


    今こうやって英語の勉強法をブログに日本語で書いている時間僕の英語力は現在進行形で、少しずつではありますが下がっていっているのです(笑)

    英語を自由自在に操れるようになりたければ、可能な限り日本語を使う時間を減らして、英語を使う時間を大幅に増やす必要があると、痛感しつつあります。


    通訳者・翻訳者の川合亮平さんの記事「国際結婚でも大変…「英語子育て」のリアル事情」によりますと、


    日本に住みながら英語を日本語並みに上達するには、生活の30%以上のコミュニケーションが英語でないと、英語も話せるバイリンガルになるのは厳しい


    だそうです。

    つまり、本気でネイティブレベルをめざすのであれば、1日5~6時間は、英語に費やさないといけないってことになりますね。



    (4) 身につけたい英語が分かっていない


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    photo credit: Yak-52 via photopin (license)

    例えばもし、「日本に観光でやってくる外国人に英語で案内できるようになりたい」のであれば、日本の文化や歴史を紹介するのに必要な英語力を身につけていく必要がありますよね。

    つまり、目標を明確にできると、それに必要な英語力が明確になり、必要となるテキストも定まってきます。モチベーションも上がるので勉強を継続しやすくなる=継続は力なり。

    とは言うものの、「自分が何をやりたいのかよく分からない」という方も多いと思います。そういった方のために、self questions をまとめてみたので、お時間のあるときに、静かなところでまったりゆっくり考えてみて下さい(・∀・)b

    【参考】英語学習者に贈る!目標を見つけるための5つの質問


    「絶対に目標を持たいないといけない」ということはないです。僕みたいに、目標を明確にすることで前に進みやすくなる人(Goal People)もいれば、特に目標を持ってなくても、ガンガン前に進めている人(River People)はいます。

    ただ、この記事のタイトルに惹かれたのであれば、「英会話で伸び悩みを感じている方」のはず。であれば、上記の self questions を自問してみることで、自分が進みたい方向性が見えてくるかもしれません。ぜひ試してみて下さい(・∀・)b



    (5) フリートークしかしていない


    フリートークが悪いというわけではないです。

    自分が話したいことを話せるようになることが、スピーキング向上の秘訣の1つだと思いますし、瞬間英作文や暗唱などで、文法や表現の引き出しを増やすようにしていれば、スピーキング・リスニングともに向上してきます。

    ただ、フリートークだけだと、身につく英語力が多少偏ってしまう気がしています。そこで僕は「カランメソッド」も並行して受けています。


    → カランメソッドを受けてみる

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    Callan Method Organisation

    「カランメソッド」というのは、イギリス人のカランさんが開発した英会話学習法で、通常の4倍速で会話力が向上していくという売り文句が特徴的なメソッドです。

    カランメソッドが受けられるスクールの料金は、「DMM英会話」「レアジョブ英会話」などの格安オンライン英会話スクールに比べると割高です。

    また、「そんな英文どこで使うねん」といった実用的ではない、ちょっと古くさいと感じる語彙・表現があったり、他にも不満を感じるところはあるのですが、フリートークや記事レッスンでは身につかない英語力を磨けるので続けています。

    カランメソッドを始めてもうすぐ1年経ちますが、次のような効果を感じています。


    ◆ カランメソッドの効果 ◆
  • 英文の一時記憶力(リテンション力)が向上する
  • 文法や語彙の正確な使い方が身につく
  • 英語に英語で答えるので反応速度が高まる


  • カランメソッドについては次の記事に詳しくまとめています。

    【参考】カランメソッドを6ヶ月受けたので効果と注意点をまとめてみた


    この記事は以上になります。英会話が伸び悩んでいる方のブレイクスルーにつながれば幸いです(*゜▽゜)b
     
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