ようやく4周終わりました(;・∀・)>
あと1周するつもりです。
今日は長期記憶に定着するPart5・6勉強の仕方をshareしたいと思います。
あっ、ここでもし「Part 5・6が苦手というよりも、そもそも文法が苦手っす」という方は、先に文法書の通読をしましょう。でないと、Part 5・6で高得点は取れないです。文法書については、この記事を参照して下さい。
現在、Part5・6は特急シリーズ5冊と千本ノックシリーズを2冊やり、Part 5・6は9割前後をマークできています。
数年勉強してきて、自分なりに試行錯誤して、どう勉強・復習・トレーニングするのが最も効率がいいのかを考えてきたので、よかったら参考にして下さい(・∀・)/
1周目1日目
①1日1章(約20問)を時間を測って一気に解く。
②解いた後、すぐに答えを見ずに、今度はじっくり時間をかけて解き、その後に答え合わせをする。このときは1題ずつでOK。
③日本語訳だけでなく、問題文の文法や文構造をきちんと把握する。不明な点は「一億人の英文法」
などの文法書で調べて、解答ページに書き込む。
そして、知らない語彙の意味・発音をチェック。
④問題文を音読する。語彙や文構造を把握しにくい文は、イメージしながら何度か読む。
1周目2日目以降
新しい章をやる前に、昨日やった章の間違えた問題を確認します。エビングハウスの忘却曲線によると、翌日には覚えたことの74%を忘れるそうです。体験的には、翌日だとわりと覚えている気がします。
ただ、1週間後の復習だと、新しく覚えたものはけっこう忘れてますね。
ですので、初めて勉強したこと、苦手な語彙は、翌日に復習するのが最も効率がいい、というのが数年英語を勉強してきた者の感想です。
2周目
遅くとも1週間後には2周目に入って下さい。でないと哀しいくらい忘れていきます。しかし、翌日の復習と1週間後の復習をやると、長期記憶への定着はかなり良くなります。
千本ノック5だと、6章あるので、1日1章ペースでやると約1週間で1周できると思います。
2周目もおそらく1週間はかかると思いますが、3周目~5周目は、解くスピードも早くなり、覚えている割合も上がるので、1日2章くらいのペースでできるようになると思います。
5周目以降
Part5・6の問題集を初めてやる人は10周はやって下さい。
音読も交えて10周きちんとやると、完全に覚えられると思います。そして、2~3冊目以降は5周もやればOKになると思います。
あと、定期点検として、テスト前は必ず1周することと。テストを頻繁に受けない人は、3ヶ月か最低でも半年に1回くらいは復習して下さい。10周やっていても、半年触れないでいるとけっこう忘れていきます(ノд`)゚・*:.。.
◆必ず時間を測って解く
必ず時間を測って解いて下さい。
1問5秒~20秒で解く感覚、分からない問題を勇気を持ってサッと捨てて次の問題へ進む感覚を普段から養う必要があります。
本番ではPart5の40問を14分、Part6の12問を6分で終わらせるのが、理想のタイムマネジメントだと思いますが、普段問題集を解くときは、Part5の40問当たりを10~12分(千本ノック5なら、1章22問を5~6分)で終わらせられるまでやっておきます。
1周目の1回目解いた後、すぐに答え合わせをせず、今度は時間を掛けて解くようにするのは、問題文をじっくり読んで、文構造をきちんと把握した上で答えを出す行為が、Part5・6の実力を向上させるのに非常に有効だからです。
これはヒロ前田さんの推奨する3回チャレンジ法と同じ理屈だと思います。
◆問題文の音読(+暗唱)をする
答え合わせの後、必ず問題文の音読をして下さい。
問題文を読むトレーニングをしないと、Part 5・6を速く読んで解けるようにならない
=Part 7に時間が残せません。
意味がパッとつかめない文は、2~3回暗唱すると定着しやすくなります。また、何周か回す際に、問題文のみをひたすら音読する周があってもいいです。
◆何周するのが理想か?
「何周するのが理想か?」というのがありますが、900点ホルダーの方々のお話を聞いていると「50周以上した方がいい」という方もいれば、「何周もするのはあまり意味がないと思う」という方もおられます。
僕個人的には、1~2冊くらいは、音読や瞬間英作文(和文英訳)形式で何十周もするのはアリだと思います。
音読・瞬間英作文をすれば、Part5・6に出やすい問題文の文法・語彙を覚えることができるので、問題文を高速に読む、問題文の文構造を瞬時に把握するチカラがつくと思います。
ただ、
「問題文を読まずに、選択肢と問題文の空所前後だけをパッと見て問題を解くだけ」
の行為を何十周やっても、単にその問題集の問題と答えを覚えてしまうだけで、応用力がつきません。
それに、Part 5の問題文も読めるようにはならないですし、最近のTOEICに多いヒッカケ問題にも引っかかりやすくなります。
ちなみに、僕は5~10周くらいしたら、次の問題集に進んでます。
そして、試験前にはそれらの問題集をやり直してます。1~2ヶ月に1回受けている人ならそのペースで記憶を維持できます。
ただ、半年や1年に1回ペースの人は、2~3ヶ月に1回くらいは問題集を復習した方がいいです。何周してても、半年やらないと、解くスピードが遅くなったり、コロッと忘れていたりします。
◆千本ノックは、特急シリーズのあとにやる
千本ノックシリーズは、最近のTOEICによく出る問題が多いと思います。
ただ、語彙問題は構わないのですが、文法問題の解説に「これでは意味が通りません」という説明で終わっている問題が多いです。
「文法特急シリーズ」の花田先生や「900点特急」の加藤先生なら確実に説明してくれそうな問題でも。
ですので、初級者・Part 5・6苦手中級者の人だと、「不正解の選択肢がなぜ不正解になるなのかが分からない」という状況になる可能性が多々出てくると思います。
先に「文法特急1・2」(+「単語特急1・2」)と「900点特急」を終わらせて、Part 5・6の文法問題の基本的な解き方、不正解選択肢の見極め方をマスターしてから、千本ノックシリーズに入るのがいいと思います。
◆中村澄子さんは「ビジネスに役に立つTOEICの勉強」を意識されておられるので、問題文は全体的に、TOEICのビジネス系の難易度の高い文章が多いです。ですので、特急シリーズからやってきた人にとっては、けっこう勉強になると思います。

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