TOEIC 700~800点が確実に獲れる5つの戦略と勉強法

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対象:700点・730点・800点をめざす人 
読了:約17分(10423字) 
公開:2012年 
更新:
2016-10/06 全体的に加筆・修正、読者さんからのご報告も追記 
2016-10/15 新刊『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1』追記 

僕が700~800点を超えたときにやっていた勉強法・トレーニング・参考書をまとめたものに、当ブログを参考にして、700点台に到達された読者さん800点台に到達された読者さんからいただいた情報も踏まえて書き直しました。

現在のL・Rのスコア別に、勉強のやり方をまとめたので、より実践的になっていると思います。

700~800点を超えられるかどうかは、Part 3・4とPart 7の攻略がカギになりますが、Part 3・4は【 暗唱 】で、Part 7は【 通読 】でブレイクスルーされる方が多く、もっとも時間対効果の高いトレーニングと考えています。

また、新形式の対策は「新形式TOEIC 対策と勉強法まとめ リスニング編 / リーディング編」を参考にして下さい。

ちなみに、英語初心者~600点未満の方は「初心者が確実に600点取るための6つの戦略と勉強法」を、900点をめざす方は「900点を確実に獲る!6つの戦略と勉強法」もどうぞ!

それではいってみましょう(*ゝω・)ノ
 

700~800点を獲るための5つの戦略

【戦略1】全200問中、15~20問は落としていい

僕が最もお世話になったTOEIC講師・ヒロ前田先生のブログ記事「第146回TOEIC公開テストのスコア」によりますと、正答率(パーセント)とスコアの関係は次の通りです。


L:355 R:340 T:695 75パーセント(ヒロ前田先生)
L:390 R:345 T:735 80パーセント(ポール先生)
L:410 R:395 T:805 85パーセント(ロバート先生)


「ポール」は、当然ポール・マッカートニーではなく、ポール・ワーデン先生。「ロバート」も、お笑いトリオの方ではなく、ロバート・ヒルキ先生と思われます。


また、著書「5日で攻略 新TOEICテスト730点!」では、次のようにおっしゃっておられます。


卜ータルスコアで730点は、正答率が約78パーセントの時に達成できる。つまり、 22パーセント程度(44問)は落とす余地がある

しかもこれは勘で正解した問題も含めた数字だから、実際には、50問以上を落としたと思っていても、達成の可能性は十分にある。


だそうです。

「勘で正解した問題も含めた数字だから」というのは、「分からなくて or 時間がなくて、テキトーにマークした問題も4分の1の確率で正解するので」という意味だと思います。


ともに数年前の情報になりますし、TOEICは受験した回によって難易度が変わったり、換算されない問題もあったりするので、これらの数字は、多少前後する可能性はあるかもしれないですが、目安にはなるはずです。

では、80~85%を獲るためには、どうしたらいいか?


【戦略2】模試2~3冊分をやり込む

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僕が730点を取得したときに、最もやり込んだ本は、旧形式の『公式問題集Vol.3・Vol.4』の2冊と、『文法特急と単語特急』の2冊です。

その後、『解きまくれ!リスニングドリル Part 3・4』(これはあまりお薦めではない)と、『超リアル模試』『文法特急2と単語特急2』をやり込むことで、800点に到達しました。

スコアアップ報告を下さった読者さんの記録も踏まえると、公式問題集や模試2~3冊(テスト4回~6回分)をやり込めば、80~85%正解できる(=700~800点獲れる)英語力は身につくと考えられます。

なぜかと言うと、『公式問題集や信頼できるTOEIC対策本』の音声・英文を使ってひたすらトレーニングすると、


TOEICによく出る
  • 語彙
  • 問題のパターン
  • Part 3・4の会話・トークのパターン
  • Part 6・7の文書パターン
  • 言い換え・ヒッカケのパターン


  • は、自動的に覚えてくるからです。トレーニングし終えた模試が増えていけばいくほど、聞き取れる・読める・解ける問題の割合が増えていきます

    ちなみに、学生時代に英語をそこそこ勉強していた人や、普段英語を使う機会がある人であれば、もっと少ない量で800点に届きますし、逆に学生時代は英語が苦手だった人は、もっと数をこなす必要があります。


    【 おすすめの公式問題集・模試 】

    僕が当時使ったものは旧形式のものなので、今は新形式に対応したものをお薦めします。

    旧形式のものを徹底的にやり込むだけでも、700~800点は獲れると考えていますが、新形式から加わった「Part 3・4の意図問題や図表問題」「Part 6の文選択問題、Part 7の文挿入問題」などは、慣れるのに時間がかかるので、対策しておいたほうが時間対効果は高いかなと。


    「新形式に対応した問題集の中で、おすすめのものを1冊だけ選べ」と言われたら、やはり公式問題集だなと。

    9冊解いた新形式に対応した模試の中では、やはり『公式問題集』の問題と英文の質が、本試験にもっとも近いです。

    上述しましたが、『公式問題集』は実際の試験に出る語彙・表現の宝庫ですし、Part 3・4の会話、Part 6・7の文書パターン、問題パターンは本試験で似たようなものが出ます。

    なので、公式問題集に出てくる音声と英文で徹底的にトレーニングすれば、本試験でも聞き取れる&読める割合が増える → 解ける問題が増えるようになります。


    ちなみに、特別な理由がなければ『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1』を先にやることをオススメします。

    早速『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1』を買ってチェックしてみたのですが、こちらのほうが、語注(語句の解説)の割合が多い = 辞書を引く回数を減らせる(&知らない意味・用法に気づきやすい)と思います。



    僕が解いた国産の模試の中でもっとも本試験に近いと感じたのがこの『"非"公式問題集』です。

    上述の『公式問題集 新形式対応編」は、不正解の選択肢が分かりやすいものが多い(=易しい問題の割合が多い)ことを考えると、ある意味、『非公式問題集』のほうが本試験に近いと感じる問題もあるくらいです。



    僕が解いた模試の中では、解説がもっとも丁寧で詳しい本です。勉強のやり方、問題の解き方から、新形式のノウハウまで、初心者の方にも安心してオススメできるかなと。

    この4冊は次の記事で詳しくレビューしています。

    【参考】新形式TOEIC おすすめ公式問題集・模試と効果的な使い方


    【戦略3】毎日2時間以上勉強する

    いろんな学習者さんを見てきて、ほぼ確信していることが1つあります。

    700~800点取る人は、毎日2時間くらい勉強されているなと。

    【参考】700点台に到達された読者さん / 800点台に到達された読者さん

    僕がコンスタントに700~800点台を獲れるようになったのも、毎日2~3時間勉強するようになってからです。

    「700点超えてるけど、1時間くらいしか勉強していない」という方も確かにおられるのですが、そういう方は、普段仕事やプライベートで英語を使う機会がある方が多い印象を受けます。

    この記事を参考に勉強して835点を取得し、スコアアップ報告をして下さった、ろっきーさんも勉強時間の重要性を痛感されたそうです。


    このブログに出会う前のだらだらと勉強した1年間よりも、ブログ記事の通りに、平日1~3時間・休日3~5時間で本気で取り組んだ4ヶ月間の方が成長が凄まじかったです。


    【参考】TOEIC 700・800・900点に必要な勉強時間と問題数の目安


    2時間勉強する必要がある理由を、別の角度からも説明していきます。


    【戦略4】毎日30分英語を聴く・英文を読む

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    リスニング・リーディングでそれぞれ300点台に入ってくると、次のような悩みが出てくると思います。


    「本試験で2時間も集中力が持たない」
    「リスニングパートの途中で疲れてくる」
    「Part 1・2は消去法で何とかなるけど、Part 3・4がボロボロ」
    「Part 7の英文量に圧倒される」
    「Part 7の途中で時間が足りなくなる」


    だとすると、過去の僕もそうだったように、普段からあんまりTOEICの音声を集中して聴いていない、英文を読んでいないケースが多いです。

    TOEIC本試験では、リスニングが45分、リーディングが75分ありますよね。

    無音時間、Direction読み上げ時間、問題を解く時間を省いたとして、少なくとも30分は聴いて、30分は読んでいるはずなんです。

    つまり、「普段そんなに走っていない人が、いきなりフルマラソンに出ても完走できない」のと同様、「普段から集中して30分聴く・読むトレーニングをしていない人が、いきなり本試験を受けても、集中力は最後まで持たない」というのは、何となくお分かりいただけると思います。
    (集中して聴く「精聴」と「聞き流し」は全然効果が違うので要注意)


    とは言え、聞き取れない音声や理解できていない英文を毎日聴いて読んでも効果はほとんどありません。つまり、次の3つの勉強時間が必要になります。


    (1) 問題を解いて答え合わせ&精読で語彙や文法を調べる時間
    (2) Lパートで聞き取れなかった音をディクテーションなどで精聴する時間
    (3) 理解した音声・英文を定着させるために毎日30分聴く・30分読む


    これらの大切さに気づいた読者さんが仰る台詞は決まっています。

    「2時間でも足りないですね」


    【戦略5】苦手パートを対策する

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    700点を超えるまでは、好きな(得意な)パートに特化することで、勉強が楽しくなる → 勉強が続けられる → 継続は力なり、になります。

    ですが、700点を超えてきて、苦手パートを残していると、800点を超えるのは厳しくなるかなと。

    そんなわけで、700点を超えてきたら、次の記事を参考にしてみて下さい。

    【参考】弱点と対策が分かる!アビメの見方 リスニング編 / リーディング編
    【参考】スコアもリスニング力も向上する勉強法 Part 1・2編 / Part 3・4編
    【参考】スコアもリーディング力も向上する勉強法 Part 5・6編 / Part 7


    また、新形式の問題の対策の仕方については、次の記事を参考にしてみて下さい。

    【参考】新形式TOEIC 対策と勉強法まとめ リスニング編 / リーディング編


    ※いずれ英会話をやる → 瞬間英作文と暗唱

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    瞬間英作文|英語上達完全マップ

    900点持っていても話せない理由

    読者さんで「TOEIC 800点が獲れたら英会話もやります」という方が多いので、そういった方は、Part 1・2で瞬間英作文、Part 3・4で暗唱をトレーニングに入れることをオススメします。

    「TOEIC 900点持っていても話せない人は多い」という批判があったりしますが、それは話すためのトレーニングをしなかったからなんですよね。

    僕は800点台の頃に【 オンライン英会話 】を始めたのですが、1レッスンの25分間、何とか話し続けることができたのは、リスニングパートの英文と和訳を使って瞬間英作文をやっていたからです。森沢さんには本当に感謝しています。

    そんなわけで、「いずれ英会話もやる!」という方は、【 瞬間英作文 】と【 暗唱 】をぜひ取り入れてみて下さい。


    瞬間英作文でLRも伸びる

    また、瞬間英作文をやると、「自分で瞬時に作れる英文 = 瞬時に聞き取れる英文&速読できる英文」になるので、リスニング・リーディングも向上します。

    800点(L430/R370)を獲得されたMSさんも、Part 3・4で瞬間英作文をされました。


    特にpart3.4で苦戦していた自分にとって瞬間英作文は効果的でした。

    ……ブログで推奨されていた公式問題集のpart3,4を中心に瞬間英作文を始めました。

    瞬間英作文の良い所は、英文を固まりとして捉える事が出来るので、リスニングだけでなく、リーディングでも読むスピードが上がる事だと思います。


    他にも多くの読者さんが、瞬間英作文をトレーニングに取り入れておられます。

  • つかぽんさん 810点(L435/R375)
  • ろっきーさん 835点(L425/R410)
  • 孫太郎泰親さん 855点(L460/R395)
  • TARACO-DXさん 820点(L420/R400)
  • ていじぇいさん 875点(L435/R440)

  • 【参考】瞬間英作文 トレーニング快適化 8つのコツ



    リスニングパート 現在スコア別勉強法


    リスニングパートの現在のスコア別に、勉強・トレーニングのやり方をまとめてみました。

    リスニング300点未満

    リスニングが300点未満の方は、聞き取れていない発音や、音の連結・消失のパターン が非常に多いのですが、自分がいかに聞き取れていないかに気づいていない人が多いんです。

    ● Part 1・2 → ディクテーション

    なので、まずは『公式問題集や信頼できる模試』のPart 1・2の音声を使ってディクテーションすることをお薦めします。

    「ディクテーション」というのは、CD・MP3音声を聞きながら、聞こえてきた英文を紙に書く・タイピングするトレーニングで、自分が聞き取れない発音、音の連結・消失が明確に分かるようになります。

    815点(430/R385)を取得されたみねやさんもディクテーションをされていました。

    【参考】リスニング苦手な人はディクテーションで道は開ける|効果、やり方


    → オーバーラッピング+瞬間英作文

    次に、【 ディクテーション 】で判明した、聞き取れなかった発音や音の連結・消失を、【 オーバーラッピング 】していきます。

    2週間~1ヶ月くらい、音声の通りにスラスラ言えるようになるまで毎日トレーニングすることで、徐々に聞き取れる発音、音の連結・消失のパターンが増えてきます


    そして、そのPart 1・2の英文と和訳を使って瞬間英作文でスラスラ言えるようになるまで、トレーニングしてみて下さい。オーバーラッピングだけのときよりも、確実に文頭からしっかり聞き取れるようになるはずです。

    【参考】瞬間英作文 効果的なやり方 / トレーニング快適化 8つのコツ

    公式問題集や信頼できる模試2冊分のPart 1・2の音声と英文で、オーバーラッピングと瞬間英作文がスラスラできるようになれば、リスニングで300点は超えられるはずです。350~400点獲れる人もいます。


    【 おすすめ関連記事 】
  • リスニング 攻略法&おすすめ参考書・問題集まとめ
  • スコアもリスニング力も向上する勉強法 Part 1・2編


  • リスニング300点台

    上述したPart 1・2のトレーニングに加えてやっていく勉強をご紹介します。

    【 L300点台の人によくある症状 】

    リスニングパートで、コンスタントに300点台が取れるようになってくると、おそらく次のような壁にぶつかってくると思います。


    ◆ リスニング300点台の人によくある症状 ◆

    「Part 1・2は何とかなるけど、Part 3・4がボロボロ」
    「ところどころ単語や表現は聞き取れるけど、頭に残らない」
    「文頭から瞬時に聞き取れない」
    「聞き取れない部分があると、そこから数秒フリーズする」
    「聞き取れなかった部分の英文スクリプトを見ると、簡単な単語でヘコむ」
    「1回聞くだけでは理解できないけど、何度か聞くと理解できる」
    「先読みで待ち構えていても、気づいたら聞き逃している」


    これらの症状に有効なのが、暗唱トレーニングです。


    ● 公式問題集1冊暗唱

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    上述したように、『公式問題集や信頼できる模試』には、本試験のPart 3・4によく出る語彙・表現、よく出る会話・トークのパターンが満載です。

    Part 3・4の会話・トークについては、公式問題集とまったく同じものが本試験に出るわけではないですが、かなり似たようなパターンが多くを占めます。

    なので、会話・トークを暗唱すると、 会話・トークの状況がつかみやすくなり、ストーリー展開を予測しやすくなるんですよね。

    つまり、Part 3・4で暗唱したセットが増えれば増えるほど、Part 3・4で聞き取れる割合が増えることになります。Part 3・4の語彙はPart 1・2にも出るので、Part 1・2で聞き取れる割合も増えます


    そんなわけで、まずはTOEIC講師・神崎正哉先生が、ブログ記事「「リスニングが上がらない」「暗唱でしょう」」でアドバイスして下さっているように、公式問題集(模試)1冊分のPart 3・4(23セット×テスト2回分=46セット)を暗唱してみて下さい。

    暗唱にトライした結果、リスニングで400点を超え、トータル800点台に到達された読者さんを数名ご紹介しておきます。

  • 孫太郎泰親さん 855点(L460/R395)
  • TARACO-DXさん 820点(L420/R400)
  • ていじぇいさん 875点(L435/R440)
  • まめだいふくさん 875点(L450/R425)

  • 暗唱の効果、やり方については次の記事を参考にしてみて下さい!

    【参考】Part 3・4が聞き取れない→「暗唱」で道は開ける!
    【参考】スコアもリスニング力も向上する勉強法 Part 3・4編


    ● 設問・選択肢速読トレーニング

    Part 3・4で正答率を伸ばそうと思うと、設問をあらかじめ読んで、聞き取るべきポイントを絞る「先読み」が重要なのはおそらくご存知だと思います。

    しかし、設問と選択肢を正確に、かつ、高速で読めなければ、先読みしても内容が頭に残らないんですよね。

    そこで、Part 3・4の設問・選択肢を速読するトレーニングをしておくことをオススメします。

    【参考】Part 3・4 解き方と先読みをマスターするコツ&練習法


    リスニング400点以上

    リスニングで400点を超えてくると、Part 1・2(アビメのL1・L3)は80~90%くらいになり、完璧に聞き取るのはまだ厳しいけど、消去法を駆使すればだいたい正解を選べるようになると思います。

    また、Part 3・4は「たいていの会話・トークは、だいたい何の話か分かるが、詳細が聞き取れなかったり、セットによってはまったく聞き取れないこともある」という状況かと。

    これらを解決してリスニングで450点以上を獲るためには、次の勉強法とトレーニングが有効です。


    Part 1・2
    ● 状況が瞬時にイメージできるまで練習
    Part 3・4
    ● 苦手なセットを暗唱する
    ● Part 3・4どちらかを1セット毎日解く


    詳しくは「900点が確実に獲れる!7つの戦略と勉強法」を参考にして下さい。



    リーディングパート 現在スコア別勉強法


    リーディングパートの現在のスコア別に、勉強・トレーニングのやり方、おすすめの参考書をまとめてみました。

    リーディング300点未満

    ● 文法を復習する

    ご相談いただく方のお話を伺っていると、リーディング300点未満の方は、文法が苦手な方が多いです。

    ヒロ前田先生も「ヒロ前田のTOEIC解体新書」で、次のように仰っておられます。


    リーディングセクションで270点しか取得できていないならば、英語の基礎である文法や構文……のインプットが非常に少ないと想像できます。


    さぁ、観念して文法、始めましょっか?

    文法の復習で一番オススメなのは、Part 5の問題を解きながら、中学・高校の文法を復習できる『TOEICテスト 600点 英文法集中講義』です。



    新書で薄い → どこでも勉強できる → 完走しやすい → 挫折しにくい。

    すべての問題文に文構造の解説がある点が素晴らしいなと。また、見開き2ページで完結し、二色刷りで見やすいです。前半の「入門編」で各品詞別に解きながら学び、後半の「実践編」で鍛えていくという流れ。

    この本のレビューや他のオススメのTOEIC文法対策本は、「Part 5・6・文法 攻略法&おすすめ問題集まとめ」をご覧下さい。

    また、この本の詳しい勉強のやり方については「スコアもリーディング力も向上する勉強法 Part 5・6編」をお読み下さい。


    ● Part 5の「400問ノック」

    Part 5は伸ばしやすいパートなので、現在リーディング300点未満の方は、Part 5に特化することをオススメします。なぜかと言うと、Part 5の英文を読むようにしていると、Part 6・7で読める英文も少しずつ増えてくるからです。

    まずはPart 5だけで、合計400問をめざして下さい。

    この400問を「スコアもリーディング力も向上する勉強法 Part 5・6編」の通りにトレーニングすれば、アビメのリーディングパートの「語彙が理解できる/文法が理解できる」はともに、80%を超えてくるはずです。


    上述の『TOEICテスト 600点 英文法集中講義』などが終わったら、『公式問題集や模試』をやっていきましょう。

    また、設問タイプ別に問題の解き方を学べる『究極のゼミ Part 5&6』をやっておくと、Part 5の問題の解き方を体系的に学ぶことができます。


    ミニ模試も含めて最低5周、できれば10周するといいです。自分の感覚では、Part 5・6対策本は、5周すると間違える問題はほぼなくなり、10周するとかなり速く解けるようになります

    トライされたみねやさん 815点(R385)が「『究極のゼミ Part 5&6』を解き続けていたら、苦手意識が少し減ってきました。」と仰っておられました。

    ちなみに、上述の『TOEICテスト 600点 英文法集中講義』『究極のゼミ Part 5&6』と公式問題集(模試)2冊分(テスト4回分)のPart 5・6をやれば、合計で400問は超えます。

    【参考】Part 5・6・文法 攻略法&おすすめ問題集まとめ
    【参考】スコアもリーディング力も向上する勉強法 Part 5・6編


    リーディング300点台

    ● Part 5・6 → 特急シリーズ

    『究極のゼミ Part 5&6』で、設問タイプ別の解き方を学んだら、『文法特急・単語特急シリーズ』などのランダムに問題が並んでいる問題集をこなして、Part 5・6のあらゆる問題パターンに慣れていきましょう。




    『単語特急 新形式対策』→『文法特急2』→『単語特急2』→『文法特急1』の順番で、各5~10周ずつ。『新形式』や『2』のほうが最近のTOEICに近いので、先にやったほうが時間対効果が高いかなと。

    ちなみに、『単語特急 新形式対策』は『単語特急1』の改訂版で被っている問題はけっこう多いので、『単語特急 新形式対策』を購入された方は『単語特急1』は不要だと思います。『単語特急1』をお持ちの方も、他の問題集をやったほうがいいと思います。

    特急シリーズの詳しいレビューは、「Part 5・6・文法 攻略法&おすすめ問題集まとめ」をご覧下さい。


    ● Part 7 → テスト4回分を通読する

    アビメのリーディングの項目「語彙が理解できる」「文法が理解できる」が80%を超えてくると、それ以降は量をこなす必要があるため、Part 5・6は伸びにくくなります。

    そこで、『公式問題集・信頼できる模試』のPart 7の英文を使った通読トレーニングをお薦めします。

    僕がR300点前半だった頃に、満点ブロガー・Tommyさん に薦められて、公式問題集2冊分(テスト4回分)のPart 7を、【 精読 】した上で、20回ずつ通読するトレーニングやった結果、400点前後が取れるようになりました。

    Part 5・6で8割くらい獲れるようになってきた方は、Part 5・6の勉強時間を少し減らして、Part 7に注力したほうが、早く700~800点に到達できるはずです。

    先程の835点(L425/R410)を獲得されたろっきーさんも通読にトライした結果、かなりの効果があったそうです。


    ブログ主さんの記事の中でも一番疑っていたトレーニングがPart7の通読でした。でも、騙された思ってやり続けてみた結果、このパートが一番伸びましたし、得意になりました


    通読のやり方については次の記事を参考にしてみて下さい。

    【参考】リーディング465点!Part 7通読練習は一石六鳥


    リーディング400点以上

    たいていのTOEICkerは、リスニングのほうが得意なので、リーディングで400点獲れると、800点を超えてくると思います。

    900点超えをめざす方や、「リスニングよりもリーディングのほうが得意!」という方は、次の勉強法やトレーニングをオススメします。


    ● Rパートの全英文「精読→10回読む」を10セット分

    Part 5・6
    ● 16分で解く
    ● 合計1000問解く

    Part 7
    ● SP29分・MP30分で解く
    ● SPかMPを毎日1~2題解く
    言い換え分析で難問に強くなる
    ● 内容理解&即答率が向上するキーワード分析

    ※SP(シングルパッセージ:1文書問題)・MP(マルチプル・パッセージ:複数文書問題)


    詳しくは「900点を確実に獲る!6つの戦略と勉強法」に記載しているので参考にしてみて下さい。



    試験前の過ごし方


    試験前の過ごし方を軽くまとめておきます。

    試験1週間前になったら、Part 3・4の【 先読み 】や、リーディングパートの【 タイムマネジメント 】に慣れるために、毎日模試を1セット解くことをオススメします。

    時間を作るのが難しい方は、リスニングパートかリーディングパートどちらかを1日1つ解くのでもいいですし、最悪前々日と前日にやるだけでも、試験の感覚を取り戻すことはできるはずです。

    過去に解いた模試は、ひたすらトレーニングしていると、音声・英文・問題を覚えているので、本番の完全なリハーサルにはなりにくいと思います。ですので、試験日前々日や前日は、もし可能であれば、新しい模試を解いたほうがいいかなと。

    ただ、「前日に新しい模試を解いて正答率が低いと自信なくす…」という方もおられるので(笑)、そういう方は、過去に解いた模試を、


    リスニングパート:1.2~1.5倍速で解く
    リーディングパート:全文通読で75分で解く


    のように高地トレーニング的に解くというやり方もあります。

    【参考】TOEIC 本番で実力を発揮する!前日・当日の準備と流れ



    上のレベルに到達するために


    600~700点台の頃に、ヒロ前田先生が大阪で開かれたセミナーに参加しました。そのときに教えていただいた言葉。

    「大阪環状線から、紀州路快速に乗り換えなければ、同じところをグルグル回り続けます」

    関西にお住まいでない方には非常に分かりにくい例えで恐縮ですが、大阪には、東京の山手線に似た、大阪を一周する大阪環状線という路線があります。そして、環状線を走る列車の多くは、環状線をずっと回り続けるんですね。

    その中で、「紀州路快速」という列車は、環状線をグルッと回ってから、和歌山県に向かう、すなわち、環状線から抜け出すんですよ。

    つまり、


    今のレベルから抜け出して、上のレベルに到達するためには、今までと同じ勉強量、同じトレーニングをやっていてはいけない


    という意味なんです。TOEICだけでなく、英会話や英検で伸び悩んだときにも、この言葉を読み返すことで、壁を乗り越えてくることができました。

    英語を続けていると、今までの勉強量、今までの勉強法では伸びない、という時期が不定期的に、必ずやってきます。

    そんなときは、このヒロ前田先生の「紀州路快速に乗れ!」を思い出して、ご自身の勉強を省みると、道が開けてくるはずです!

    If you always do what you've always done, you'll always get what you've always got.



     
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