瞬間英作文を超効率化するアプリ「AnkiDroid・Anki」

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対象:瞬間英作文を効果的・効率的に進めたい方、単語帳を自作したい方 
読了:約9分(4684文字)  
公開:2012-11/01 
更新:2014-04/29 「4.iPhone版があるフラッシュカードアプリ」加筆・修正 
Ankiとは?(この記事) - Ankiカードの作り方(概要編) - (実践編) / 瞬間英作文
Image from Anki - powerful, intelligent flashcards

受験のときやテスト前に「単語カード」って作りませんでした? カードの表にどうしても覚えられない単語を、裏に日本語で意味を書いたりして。

「Anki」シリーズは、言わば単語帳のデジタル版でして、PC・スマホの両方で単語帳で作成・編集・学習できる無料ソフト・アプリです。こういった「デジタル単語帳」は、一般的に「フラッシュカードソフト・アプリ」と呼ばれています。ちなみに、「Anki」はPC版で、「AnkiDroid」はAndroid版です。
※iPhone版もあるのですが、有料で2500円もします…

僕は【 瞬間英作文 】は、基本的にフラッシュカードで勉強するようになったので、その理由について、詳しく説明していきたいと思います。

また、すでに「Anki・AnkiDroid」を瞬間英作文で利用されている方は、「Ankiで瞬間英作文帳を自作する場合のコツ・注意点」が参考になると思います(・∀・)b

1. フラッシュカードが効率的な3つの理由


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僕はPCを自作したり、スマホもカスタマイズするのが好きな「デジタル人間」だと思うのですが、英語学習に関しては、本や自作ノートでやる「アナログ派」なんです。なんかスマホやPCでやるのは性に合わなかった。

ですが、フラッシュカードアプリに出会い、その効率性を知ってから、少なくとも「瞬間英作文」と「ボキャビル」などの短文系素材でのトレーニングに関しては、フラッシュカードアプリのほうが勉強しやすいなと思うようになってきました。
※もちろん、これは個人の好みです。あと、長文系素材は、本や自作ノートでも勉強しています。

その勉強しやすい理由を説明していきたいと思います(・∀・)b


(1) 苦手な英文を徹底的にトレーニングできる

ある程度英語を勉強されている方は、お気づきだと思いますが、英語学習というのは、

 ●聞き取れない、読めない語彙・表現
 ●言えない、書けない語彙・表現

を1つ1つ地道につぶしていくという「壮大な作業」だと思うんですよ。


例えば、TOEICのスコアが向上してくると、聞き取れない、読めない語彙・表現は少しずつ減っていき、900点に近づいてくると、自分の苦手な語彙・表現・問題をつぶしていく作業になってきます。

英会話も同じかなと。瞬間英作文でひたすらトレーニングしていると、瞬時に言える語彙・表現は増えていきます。このまま続けていけば、瞬時に言えない語彙・表現は少なくなっていくでしょう、死ぬまでには(笑)。


ということはつまり、初中級~中級者は、いかに効率よく、自分の苦手な語彙・表現をつぶしていけるか、になってくると思うのです。

そこで、フラッシュカードアプリを使うと、自分の苦手なものだけを集中してトレーニングできるので効率的だなと感じています。


(2) 日本語文を自分で作れるのでストレスフリー

瞬間英作文は、5000文(10冊)くらいトレーニングしてくると、語彙・表現のストックがたまってくるので、初見の本でも、わりと英作文できるようになってきますし、日常生活でも英語で表現できることが少しずつ増えてきます。
※僕がトライしてきた本は「瞬間英作文 最新おすすめ本・教材&効果的なやり方」を参照下さい。

ただ、すでにトライされている方はお気づきだと思いますが、瞬間英作文は、トリガーとなる日本語文が意訳されてると、かなりやりにくいんですよね。

以前は、本に書き込んだりして、なるべく効率的にできるように工夫していた のですが、最近はそれすらも、わずらわしくなってきまして(笑)、どうせなら気分よく英作文できるように「自分で作ってしまえ」と。

結果、個人的には正解でした。

瞬間英作文は、新しいテキストに入ったら、3ヶ月~半年くらいはトレーニングし続けるものなので、自分のやりやすいように改良した日本語文でやったほうが、瞬間英作文がサクサク進み、トレーニングが楽しくなります

【参考】瞬間英作文をAnkiやノートで自作する場合のコツ・注意点


トレーニングが楽しい

楽しいと続けられる

継続は力なり



(3) いつでもどこでもトレーニングできる

スマホだと、いつでもどこでもトレーニングできます。通勤時間、昼休憩、トイレなどの スキマ時間 にも。

また、本が要らなくなるので、荷物を減らせます。

いったんフラッシュカードに登録さえしておけば、いつでもどこでもトレーニングできるので、過去にやったものでも、久しぶりに復習し直すというのがやりやすいです。


ただ、スマホでやると電池の心配が出てくるので、SANYOのモバイルブースターなどの「充電器」は持っておいたほうがいいかもしれません。出先で電池切れしたときのために購入しました。


僕は、英語音声や音楽は「ウォークマン」で聴く派なので、ウォークマンも充電できる、この「モバイルブースター」は重宝してます。


●カード作成自体もトレーニングになる

フラッシュカードで学習するかどうかで一番悩むのは、単語帳カードの作成作業ではないかと思います。ですが、カードの作成作業は、それ自体にメリットが3つあると、個人的には感じています。

 1)「Google 翻訳」を開いて、
 2) TOEICのリスニング音声 or DUOのCDなどを流して、
 3) Google翻訳上でタイピングディクテーションし、
 4) タイプした英文を、フラッシュカードアプリにコピペして作成すれば、


●ディクテーションでリスニング力アップ
●英文タイピングが速くなる
●スペルを覚えられる


というメリットがあります。

Google翻訳を使うと、自動的にスペルチェックが入るので、スペルミスを大幅に減らせます。また、右側に日本語訳が出てくるのも何かと便利。「Word」のようなスペルチェック機能のあるソフトを使ってもいいですね。

タイピングディクテーションについては、「英語初心者・リスニングが苦手な人はディクテーション|効果、やり方、おすすめ教材」で説明しています。




2.「Anki・AnkiDroid」がおすすめな理由


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Anki - powerful, intelligent flashcards

フラッシュカードアプリはいくつか試してみたのですが、最終的に僕が「Anki・AnkiDroid」を選んだのは下記の3つの特長があるからです。


【Anki・AnkiDroidがおすすめな理由】
●カード作成・編集・学習が、PC・スマホ両方でできる
●自作単語帳をみんなで共有できる
●競合他アプリと比べて、細かく編集ができる


競合他ソフトである「i暗記」との違いについては、hanyu07さんの「単語暗記にi暗記(ianki)とankiを使ってみた」の記事が参考になると思います。


●ダウンロード・使い方説明サイト


●Anki(PC版)のダウンロード:Anki - powerful, intelligent flashcards

●Ankiの使い方説明サイト
 学習の効率をググッと上げるソフトウェア「Anki」の正しい使い方(簡易版)
 Anki日本語マニュアル Wiki*(詳細版)

●Android版「AnkiDroid」:ダウンロード on Google play

●iPhone版「AnkiMobile Flashcards」:ダウンロード on iTunes

残念ながらiPhone版用は有料で、2500円(2014年3月現在)もするので、無料・安価なフラッシュカードアプリを後述します。


●AnkiとAnkiDroidの同期方法

PC版の「Anki」とAndroidスマホ版の「AnkiDroid」は同期することができます。

例えば、Anki(PC)で作った単語帳を、「AnkiWeb」というWEBサイトを経由して、Androidスマホにダウンロードでして、出先で瞬間英作文や単語暗記トレーニングができるというわけです。もちろん、その逆もできます。

AnkiのWikiサイトでは、Anki(PC)とAnkiDroid(スマホ)の同期は、ちょっと分かりにくい気がするので、説明しておきますね。

まず、同期のイメージをば。


同期

Anki(PC) = AnkiWeb(ネット上) = AnkiDroid(スマホ)


Anki(PC)とAnkiDroid(スマホ)は、ネット上にあるAnkiWebを介して同期する感じです。

最近流行りの「クラウド」ってヤツですね。

①Anki(PC)で単語帳作成

②Anki(PC)作成した単語帳の同期設定
作成した単語帳の画面で、上段の設定(S)→単語帳のプロパティ
「同期」の項目の「Synchronize this deck with AnkiWeb」にチェックを入れる。
http://wikiwiki.jp/rage2050/?DeckProperties

③AnkiWebでアカウント作成
PCでブラウザ起動、下記のAnkiWebというサイトで、Ankiのアカウントを作成します。

AnkiWeb
http://ankiweb.net/account/login
※英語サイトですがそんな難しくないはず

④AnkiWebで登録したユーザー名とパスワードをAnki(PC)に設定
再度、Anki(PC)を起動→設定(S)→設定(P)→ネットワークタブ
→「同期」の項目にある「ユーザー名(E-mail)」「パスワード」に、先ほどAnkiWebで作成したものを入力。

※これで、Anki(PC)とAnkiWeb(ネット上)が同期し、Ankiで作った単語帳がAnkiWebにも保存される(=同期される)ようになります。

⑤Androidスマホに同期設定
Androidスマホで、AnkiDroidをダウンロードして起動
→メニュー→マイアカウントで、ユーザー名とパスワードを入力
※これでAnkiDroid(スマホ)とAnkiWeb(ネット上)がつながります。

④Anki(PC)で作成した単語帳をAnkiDroid(スマホ)で確認
AnkiDroid(スマホ)のメニュー→単語帳をダウンロード→個人の単語帳
ここに、Ankiで作成した自分の単語帳の一覧が表示されるはずです(=゚ω゚)ノ

注意
もし、AnkiDroid(スマホ)側でカードを作成した場合は、先にAnkiDroid(スマホ)で「すべて同期」した後で、Anki(PC)を起動して同期すると、Anki(PC)にもカードが追加されます。




3. 瞬間英作文を自分で作る


市販の瞬間英作文本のレイアウトが瞬間英作文しにくいときや、「苦手なものだけ瞬間英作文したい」という方のために、「Ankiで瞬間英作文帳を自作する場合のコツ・注意点」という記事を作成したので、よろしければどうぞ(=゚ω゚)ノ


あと、Anki・AnkiDroidで瞬間英作文をされる方に、ちょっとしたコツをば。

トレーニング時に画面下に出てくる、カードの復習日のタイミングを選ぶボタンがありますが、その日にちも自分で細かく変更できます。

単語や熟語をトレーニングする場合はデフォルトでもいいと思いますが、個人的には、瞬間英作文は1週間くらいは毎日やったほうが身につきにやすいと感じるので、

「設定」→「単語帳のプロパティ」の「Initial button interval」を1日・1日・2日とかにしてます。

 ●単語帳プロパティ
 http://wikiwiki.jp/rage2050/?DeckProperties




4. iPhone版があるフラッシュカードアプリ


上述したように、「Ankiシリーズ」のiPhone版は2500円もするんですよね(´-﹏-`;)

そこで、iPhoneユーザーの方にもお薦めできる無料 or 低コストの、みんなで共有できるフラッシュカードをご紹介します。


●Evernoteで作れる「Everword」

tsukadaさんから情報提供いただきました(*_ _)人

無料なのですが、逆にこちらは、iPhone版しかないので、AndroiderでEvernoterな自分には残念(´・ω・`)ショボン

【参考】Everword: Evernoteが暗記カードに変身!習熟度に合わせて出題するから効率的に学べる。無料。


●カスタマイズ性が高い「Flashcards Deluxe」

sachikoさんから情報提供いただきました(*_ _)人

iPhoneでもAndroidでも使えますが、有料で約400円。カスタマイズ性はかなり高そうです。

【参考】Flashcards Deluxe日本語解説



5.「瞬間英作文」関連記事


当ブログの「瞬間英作文」記事をまとめてみました。

英会話の上達に効果抜群の独学勉強法「瞬間英作文」でリスニング・リーディングも伸ばせる
瞬間英作文について詳しく知りたい方にお薦めのエントリー。

瞬間英作文 最新おすすめ本・教材 22選&効果的なやり方
20冊くらいの瞬間英作文本をトライしてきたので、オススメをまとめてみました。けっこう詳しくレビューしてます。

瞬間英作文の効果的なやり方とトレーニングを快適化する6つのコツ
瞬間英作文を本でやる場合、効果的に・効率的に勉強する方法をまとめてみました。

英会話がぐんぐん上達!瞬間英作文とオンライン英会話 独学勉強法とおすすめ教材・本 2014
瞬間英作文とオンライン英会話を使って、英会話力を高める勉強法と参考書をまとめてみました。
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コメント

ありがとうございます!
リンク切れ、わざわざお教えいただいてありがとうございます!
早速修正致しました。

どうやらAnkiのバージョンアップに伴っていろいろ変更があるようですね。

先日のアンケート結果にお応えする記事を一通り投稿し終えたら、「Anki」に関する記事もブラッシュアップしていきたいと思います。
暗記アプリ
evernoteのノートを暗記カードにする
everwordってアプリを使って
瞬間英作文やってます。
これも結構使いやすかったです。
tsukadaさんへ
tsukadaさん、情報ありがとうございます!

Evernoteをフラッシュカード化できるなんて最高ですね(・∀・)

Android使いの自分としては、
iPhone版しかないのが残念です(ノд`)゚・*:.。.

しばらくすればAndroid版も出ますかねぇ。
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