TOEIC 900点が確実に獲れる!7つの戦略と勉強法

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対象:現在800点台で900点超えをめざしている/800点で伸び悩んでいる 
読了:約21分(12681字) 
公開:2012年 
更新
2016-08/27 全体的に書き直し、新形式を受けたので戦略と勉強法をすべてまとめ直し 
2016-10/15 新刊『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1』追記 

2010年の夏頃からTOEICの勉強を本格的にやり始め、お陰様で2012年10月に910点(L445/R465)が取れました。

その後、英会話力の向上にスイッチした結果、一旦スコアが700点台まで下がりましたが(笑)、2015年に再度TOEICの勉強を再開し、9月に905点、2016年3月に925点、また、新形式以降は7月に915点(L465/R450)が獲れました。

トータルで34回、TOEICを受けてきましたが、900点を超えるのに重要だと感じたポイントを7つの戦略としてまとめ、パート別の勉強法も書き添えました。

また、当ブログの勉強法を参考にして下さった読者さんからも、900点~満点達成のご報告をいただいてまして、カテゴリー「TOEIC 900点台に到達された読者さん」でご覧いただけます。皆さんありがとうございます(*_ _)人

ちなみに、現在800点未満の方は「初心者が確実に600点獲れる戦略と勉強法」「700~800点が確実に獲れる戦略と勉強法」も参考になさって下さい。

それでは参りましょう!∠( ゚д゚)/
 

1. 900点を獲るための7つの戦略

【戦略1】苦手パートをなくす

まず、参考のために僕が900点を超えたときの「アビメ」を貼っておきます。クリック(タップ)すると大きく表示できますよ。



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2012年10月 910点(L445/R465)

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2015年09月 905点(L435/R470

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2016年03月 925点(L470/R455)

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2016年04月 925点(L460/R465)

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2016年07月 915点(L465/R450)


ご覧いただくとお分かりいただけると思います、900点を超えるためには、「すべてのアビメの平均がだいたい90%」をめざす必要がある = 苦手パートをなくしていく必要があると言えるかなと。

そして、アビメで90%に到達していないパートの原因は主に2種類だと考えています。


◆ 苦手パートの2大原因 ◆

(1) 解いた問題数が少ない
(2) 復習とトレーニングが足りていない


【戦略2】2000問解いてトレーニング

900点を獲るためには、トータルで約2000~4000問(テスト10~20回分)を解く必要があると考えています。

それくらいやらないと、


TOEICによく出る
  • 語彙
  • 問題のパターン
  • Part 3・4の会話・トークのパターン
  • Part 6・7の文書パターン
  • 言い換え・ヒッカケのパターン


  • が身につかないと感じています。

    【参考】TOEIC 700・800・900点に必要な勉強時間と問題数の目安


    この3年、多くの900点ホルダーの方々と話をしてきましたが、

    (1) 最近まで受験生だった方
    (2) 学生時代は英語が得意だった社会人
    (3) 海外留学・出張から帰ってきた方

    のような、もともとの英語力が高い方は、少ない問題数で900点を超えることができるようです。

    逆に「学生時代は英語は苦手だった」「「文法は嫌い」という方は、人一倍、時間も問題数も必要になります。

    僕が最初の910点を取得するまでに解いた問題数は約3400問(テスト12回分 + Part 5・6計1000問)でした。

    以上のことから、まだ2000問も解いていないという方は、まずは2000問解きましょう


    また、この2000問というのは、ただ解いて答え合わせしたらOKというわけではありません。

    昔のTOEICと違って、最近のTOEICは、瞬時に正確に理解するリスニング力と、速く正確に読めるリーディング力がある程度ないと高得点が獲れないテストになってきつつあります。

    そして注意すべき点は、問題を解いて答え合わせをするだけでは、リスニング力・リーディング力はほどんと伸びないということ。

    ヒロ前田先生を始め、多くのTOEIC講師、満点ホルダーの方々のアドバイスに従い、僕は模試や問題集を解いた後、その音声と英文を精聴精読した上で、徹底的にトレーニングしてきました。

    僕の勉強時間の8~9割は復習とトレーニングです。新しい問題を解いた時間は1~2割程度かなと。

    復習とトレーニングの詳細は、後半の「勉強法編」に記載しています(・∀・)b


    【戦略3】毎日30分聴く・30分読む

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    TOEICはリスニングが45分、リーディングが75分ありますよね。

    普段から走ってない人が、いきなりフルマラソンに出ても完走するのは難しいのと同じで、普段から一定量の英語を聴き、英文を読んでいないと、最後まで持たないです。

    「Part 2の途中で息切れする」
    「Part 3・4で疲れてくる」
    「Part 7の英文量に圧倒される…」

    という方は、2010~2011年の頃の僕がそうだったように、普段からあんまり英語を聞いていない、英文を読んでいないのでは?

    Directionsの時間や無音時間、考える時間を考慮したとしても、最低でも毎日英語を30分聴く、英文を30分読む必要があると感じています。


    今まで7480時間勉強してきましたが、中級レベルに到達して、その英語力を維持・向上していこうと思うと、毎日一定量の聴く・読む・話す・書く時間を確保する必要があるなと。でないと英語力が下がってくるんですよ。

    2012年10月に910点が獲れた後、TOEICは一度休んで、会話力向上にスイッチしました。

    2013年は【 オンライン英会話 】と、中学レベルの【 瞬間英作文 】をメインで勉強し続けたのですが、2014年に久しぶりに受けたTOEICのスコアは790点(L365/R425)まで下がってました。

    スピーキング力は向上しましたが、リスニングとリーディングのトレーニングは1年以上サボりまくったので、かなり下がってしまったんです。


    この経験から、中級レベルの英語力を維持しようと思うと、少なくとも毎日30分ずつ、英語を聴く・読む・話す・書く時間が必要だと痛感しました。

    そこで、2015年にTOEICの勉強を再開したときも、リーディングパートでは、すべての英文を精読した上で、毎日30分通読するトレーニングを半年くらいやりました。

    【参考】TOEIC リーディング465点が獲れたPart 7勉強法「通読トレーニング」


    【戦略4】苦手パートは多めに時間を割く

    リーディングは【 精読 】→【 通読 】すればリーディング力は伸ばしていけると気づいたので、2012年頃には苦手意識はなくなったのですが、リスニングはわりと最近まで苦手意識があったんです。

    転機が訪れたのは、2015年10月頃です。

    多聴多読学習者のyukoさんの2つのブログ記事「リスニング3000時間の感想」「リスニング4000時間雑感:映画を字幕なしで」を読んで反省しました。


    リスニングが出来ないと嘆いていた頃、実際のリスニング時間は月10時間も満たなかったと思います。

    聞きとれない教材を繰り返し聞くのが苦痛で一日10分も続けられなかったのですが、スクリプト付きの音源を毎日リスニングをするようになってからは、聞けば聞くほどリスニング力が上がってくることを実感しました。

    月10時間で年120時間と、(月50時間で)年600時間ペースでは、3年間で1440時間もの差が開きます。リスニングを習慣付けることが大事だと感じました。


    僕は英語の勉強時間を測ってきましたが、このyukoさんの記事を読んだとき、「英語を聴く時間」はあんまり意識していなかったなと。

    で、数えてみたら、月たったの10~15時間程度でした。そもそも英語をあんまり聴いていなかったわけです(笑)

    それから毎日1時間(月30時間)以上、英語を聴くことにしました

    2015年のTOEICのリスニングは、400点台前半でウロウロしていましたが、毎日1時間以上、英語を聴くようにしたところリスニング時に、音声が聞こえてきた瞬間に、文頭から一発で聞き取れる割合が増えてきました

    その結果、2016年に入ってから、L450点を超えることが増えてきました\(・ω・)/


    2016年
    207回 01月 850 L455 R395
    208回 03月 925 L470 R455
    209回 04月 925 L460 R465 

    新形式開始
    210回 05月 880 L475 L405
    211回 06月 880 L445 R435
    212回 07月 915 L465 R450
    213回 09月 申し込み済み


    800~900点台の方で、リスニングのほうがスコアが高い方、逆に、リーディングのほうがスコアが高い方に聞いてみたことがあります。

    その結果、「リスニングが苦手」「Part 5が苦手」「文法が苦手」「英文を読むのが苦手」といった「○○が苦手」という方の多くは、単に費やした時間が少ないだけというケースが高いなと。

    このことから、苦手意識はちょっと脇へ置いて、勉強する時間を作ってきちんと向き合えば、誰でも改善できるはずです。


    【戦略5】新しい&質の高い問題集を使う

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    TOEIC講師のOJiMさんがよく仰っておられるのですが、「TOEIC本は鮮度が命」です。800点を超えてきた人にとっては特にそうだなと。

    TOEIC本試験に出てくる語彙、問題パターン、Part 3・4の会話・トークのパターン、Part 6・7の文書パターンの8~9割くらいは、毎回出る or よく出るもので構成されています
    ※8~9割という数字は直感的なものです(^_^ゞ

    TOEICを毎回受け続けていると、「この語彙、この間も出てきたな」「あー最近このパターンの問題よく見るな」と感じるときがよくあります。

    どうも「ETSのアイテムライターたちの間で、今流行っている語彙や問題パターン」というのがあるみたいです。

    ですが、残りの1~2割くらいは、めったに出ないパターンか、過去に出版された公式問題集や過去の公開テストでも出てきたことがないパターンという感じなんです。

    そんなわけで、少しでも早く900点を超えたいのであればなるべく最近発売された、質の高い模試・問題集をやったほうが、よく出る語彙に出逢える確率、類似問題に当たる確率が高まると感じています。

    TOEICにおいては、「質が高い本 = 本試験に近い本」です。

    お陰様で新形式のTOEICでも、900点を超えることができたのですが、僕がやり込んだ新形式のTOEIC本は次の3冊です。



    この3冊を解いて【 精読 】した後にトレーニングしたことで、

    (1) 新形式の問題の解き方
    (2) 最新のTOEICによく出る語彙、問題パターン、会話・トーク・文書パターン


    に慣れてきました。その結果、7月に915点(L465/R450)を獲ることができました。

    実はこの3冊以外にも、新形式に対応した模試を6冊解いたのですが、質が微妙だったのでトレーニングはしませんでした。また、このブログでもお薦めしません。

    また、2016年10月に新しい公式問題集が出ました。



    『新形式問題対応編』と比べると、語注(語句の解説)の割合が多い(=辞書を引く回数を減らせる&知らない意味・用法に気づける)ので、先に『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1』をやったほうがいいかなと。

    これら4冊の詳しいレビューや使い方ついては次の記事で(・∀・)b

    【参考】新形式TOEIC おすすめ公式問題集・模試と効果的な使い方


    【戦略6】速聴する・速く読む・速く解く

    現在800点以上ある方は、もし「Lパートの音声を何度か聞き直してOK」で、Rパートは「時間無制限」であれば、おそらく満点近く獲れると思います。

    実際、ヒロ前田先生の「3回チャレンジ法」の2回チャレンジ目(=Lパートは何度聞き直してもOK、Rパートは時間制限なし)で解くと、僕は95%以上の正答率になります。

    つまり、


    繰り返し聞いてOK&時間無制限だと満点近く獲れる
    = 一発で聞き取れない&読むのが遅い
    一発で聞き取れる&速く読めるようになれば、満点近く獲れる


    ということです。

    そこで、マラソン選手が本番の前に、酸素が薄い場所に行ってやる「高地トレーニング」をお薦めします。

    普段から速い音声を聴く、速く読む、速く解く
    → リスニング&リーディングの処理速度が速くなる

    本試験で瞬時に聞き取れる、速く読める&解けるようになってきます。

    【参考】速聴の効果と注意点まとめ
    【参考】速音読トレーニングの効果・やり方


    【戦略7】問題文・設問・選択肢を分析する

    「ひたすら問題を解いてるけど、正答率が上がらない…」
    「Lパートはそれなりに聞き取れていると思うが、返ってきたスコアは低い…」
    「Rパートは最後まで解けるが、正答率が低い」

    という方は、


    (1) 正確に聞き取れていない or 読めていない
    (2) 「言い換え」やヒッカケ問題に気づけていない


    という可能性が考えられます。

    漫然と問題を解いて答え合わせをしているだけで、「なぜ間違えたのか?」をきちんと分析しないと、800~900点台の人を狙い撃ちするヒッカケ問題にヤラれます

    そんなわけで、問題を解いて答え合わせをする際に、【 言い換え 】と【 キーワード 】をチェックするようにしてみて下さい。

    詳しくは「勉強法編」のPart 7の項目で説明します(・∀・)/



    2. 900点を獲るためのパート別勉強法


    900点を超えるために必要な勉強をパート別にまとめていきます。

    基本的に、リスニング400点を超えている方、リーディング400点を超えている方向けの勉強法になります。

    LRがそれぞれ400点未満の方は、「TOEIC 700~800点が確実に獲れる6つの戦略と勉強法」も参考にしてみて下さい。

    リスニングパート全般

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    ● 8割は「余裕で聞き取れる」をめざす

    あえて言いますが、スコアはリスニング力に正比例します

    リスニング450点以上を獲るためには、リスニングパートのすべての音声のうち8割は「余裕で聞き取れる」というレベルをめざす必要があるなと。

    「何とか聞き取れる」ではなくて、「余裕で聞き取れる」「英語が自然と耳に入ってくる」という感じです。

    L300点前後の頃は、Part 3・4は「なんか…英語が…流れていってる…」という感じで、部分的に単語が聞き取れる程度だと思いますが、L400点前後になると「だいたい何の話か分かるものが増えてきたけど、詳細を聞き逃すことも多く、全滅するセットもある」というレベルかなと。

    ですが、リスニング450点を超えることが増えてくると、多くの会話・トークにおいて「余裕で聞き取れる」というレベルになり、日本語で聞いているのと変わらないくらい易しく感じるようになります。

    逆に言うと、「8割が余裕で聞き取れる」レベルに到達してない = トレーニング量が足りないということになります。

    【参考】スコアもリスニング力も向上する勉強法 Part 1・2編 / Part 3・4編


    ● 毎日30分~1時間聴く

    「戦略編」でもお伝えしたように、僕がリスニング450点を獲れることが増えてきた一番の理由は「毎日1時間聴く」ようにしたからです。

    ただ、これは聞き流しの時間は含めていません。また、精聴していないもの(聞き取れる割合が半分以下のもの)を聞いても効果は薄いです。

    脳内ディクテーション 】で音の連結・消失をチェックし、【 精読 】で不明な語彙・文法もチェックしたものを、毎日1時間聴くようにしてきました。最近は、英文スクリプトを見ながら、【 オーバーラッピング 】が多いです。

    最近、リスニングを向上させる = 聞き取れない音声を1つ1つつぶしていく壮大な作業だと感じています。

    【参考】TOEICリスニング満点を取るのに役立った「脳内ディクテーション」


    時間がない方は30分でもいいですが、1時間やったほうが上達速度は速いです。

    また、連続30分~1時間でなくてOK。通勤通学や昼休みの15分を掛け合わせて合計30分~1時間、のほうが集中できていいと思います。


    ● 1.2~1.5倍速で解く&聴く

    2015年頃までは、【 速聴 】トレーニングはテスト前かスキマ時間にやるくらいで、日常化できていませんでした。

    ですが、2015年の暮れから「映画・海外ドラマCD」でトレーニングしたり、「ネイティブYouTuberの動画」を観るようになってから、速い英語に少し慣れてきました。

    それで、毎日速聴状態でトレーニングするのが当たり前の状態になりつつあります。

    ドラゴンボールで言えば、「セル編」で孫親子が、「普段から超サイヤ人でいるようにすることで、体への負担を減らす」というアノ戦術に似ているかなと。


    僕の今のリスニング力だと、「3回チャレンジ法」のチャレンジ1回目、要は始めて解くときは、1.5倍速はまだキツイです(;´∀`)

    なので、模試の難易度にもよりますが、1回目解くときは「ノーマル~1.2倍速」にして、2回目のときは「1.2~1.3倍速」で解きます。

    そして、【 脳内ディクテーション(精聴) 】した後のオーバーラッピングでは「Part 1・2は1.5倍速」、「Part 3・4は1.2~1.3倍速」でやる感じです。

    速聴する方法は次の3通りです。


    ◆ 音声の速度を変更する方法 ◆

    (1) スマホの無料アプリ「語学プレーヤー(iPhoneAndroid)」
    (2) Windows Media Playerの「再生速度変更機能
    (3)「SONYのMP3ウォークマン」の再生速度変更機能


    速聴については次の記事を参考にしてみて下さい。

    【参考】速聴の効果と注意点まとめ

    苦手なセットは音読したり、苦手な箇所だけイメージしながら軽く暗唱したり、苦手な文法があったら「Anki」に登録して【 瞬間英作文 】で回したりしています。


    Part 1・2

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    Jim Larrison

    ● 状況が瞬時にイメージできるまで練習

    僕が2012年に910点(リスニング445点)に到達するのに、トレーニングとしてやり込んだPart 1・2の問題数は、次の通りです。


  • Part 1:合計120問(模試のテスト12回分)
  • Part 2:合計450問(模試のテスト15回分)


  • 少なくともテスト15~20回分のPart 1・2の音声を、不正解の選択肢のものも含めて、「聞こえてきた瞬間に、会話の状況がイメージできる」というレベルまでトレーニングすれば、Part 1・2は9割が獲れるはずです。

    もし「模試20回分やったけど、そのレベルには到達していないッス」という場合、復習・トレーニング不足が原因です。


    僕はPart 1・2の音声は【 オーバーラッピング 】(音声に合わせて音読)でスラスラ言えるようになるまでトレーニングしました。これをやることで、「音の連結・消失」のストックが増える → 聞き取れる音が増えます

    そして、Part 1・2の英文と和訳を使って【 瞬間英作文 】をしました。「自分でスラスラ和英できる英文 = 瞬時に意味がつかめる英文」になります。

    オーバーラッピングでも瞬間英作文でもスラスラ言えるようになった音声・英文は、次回聞こえてきたときにほぼ確実に聞き取れるようになりますよ!

    詳しいトレーニングのやり方は次の記事で(・∀・)b

    【参考】TOEIC スコアもリスニング力も向上する勉強法 Part 1・2編


    ● 瞬間英作文で会話の基礎が身につく

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    Part 2に出てくる英文には、現在形・現在進行形・過去形・現在完了形、否定文・疑問文・間接疑問文、不定詞・動名詞など、さまざまなタイプの文法・構文が含まれています。

    また、依頼文・提案文、あいづち・応答など、英会話で使える実践的な表現もたくさん出てきます。

    なので、Part 1・2の英文で瞬間英作文でトレーニングしておくと、いずれ英会話をやるときに、「まったく話せない…」を防ぐことができます

    僕は2012年、TOEICを勉強していたときに、【 瞬間英作文 】でもトレーニングしていたお陰で、2013年に【 オンライン英会話 】を始めたときも、1レッスン25分間を何とか続けられる会話力がありました。

    僕は今でも、Part 1・2で「この文法(表現)、きちんと身についてないな/会話で使えるレベルに到達してないな」と感じたものは、無料フラッシュカード(単語帳)アプリ/ソフト「AnkiDroid/Anki」に登録して瞬間英作文でトレーニングしています。

    詳しくは次の記事をご覧下さい。

    【参考】瞬間英作文が劇的にやりやすくなる自作ノート・Ankiの作り方 (実戦編)


    Part 3・4

    ● 苦手なセットを暗唱する

    リスニング300点台であれば、TOEIC講師の神崎正哉先生がお薦めされているように公式問題集1冊分(テスト2回分)のPart 3の会話・Part 4のトーク(46セット)を暗唱するのが手っ取り早いと思います。

    リスニング400点を超えてきたら、ものによってはけっこう聞き取れるセットが出てくると思います。なので、「なんの話かサッパリ分からなかった」という会話・トークをメインに暗唱するといいと思います。

    なぜかと言うと、


    理解できなかった会話(トーク)
    = 自分が瞬時に聞き取れない語彙・文法・表現が大量にある会話(トーク)


    だからです。なので、理解できなかった会話・トークをメインに暗唱していけば、自分が聞き取れない(瞬時に意味が理解できない)ものを効率的に身につけていくことができます


    ちなみに、満点ホルダーのTommyさんは、ブログ記事「暗唱継続」によると、公式問題集3冊分のPart 3・4(20セット × テスト6回分 = 120セット)を暗唱されていました。

    また、当ブログの読者さんで985点(L495)を取得されたコウセイさんは、TOEIC以外のものも含めて142の会話文・トークを暗唱されたそうです。

    【参考】TOEIC Part 3・4が聞き取れない→「暗唱」で道は開ける!


    ● 設問&選択肢の速読トレーニング

    Part 3・4では、音声が流れてくる前に、設問と選択肢をあらかじめ読んでおく【 先読み 】が重要であるということはおそらくご存知だと思います。

    今の僕はおそらく、Part 3・4の設問と選択肢は150~200 wpmくらいの速度で読んでいると思います。これくらいの速さで読めると、先読みはかなりラクになり、音声を聞きながらマークするのもやりやすくなります

    2011~2012年の頃に、『公式問題集や模試』のテスト10回分のPart 3・4の設問と選択肢を印刷して、不明な語彙には意味を書き込み、【 瞬間英作文 】でスラスラ言えるようにした後、20回以上音読しました。

    【参考】TOEIC Part 3・4 解き方と先読みをマスターするコツ&練習法


    ● Part 3・4どちらかを1セット毎日解く

    時間的に余裕がある方は、トレーニングと並行して、今まで解いてきた『公式問題集や模試』のPart 3かPart 4どちらかを1セット、マークシートを使って毎日解くトレーニングをやると、次の4つの効果があります。


    (1) 先読みのリズムに慣れる
    (2) マークシートに慣れる(= 本番でのマークミスを減らせる)
    (3) Part 3・4で聞くべきポイントがつかめるようになる
    (4) Part 3・4に解き慣れる


    さらに、1.2~1.5倍速で【 速聴 】で解けば、本試験は超易しく感じるようになりますよ(・∀・)b


    リーディングパート全般

    ● 「精読→10回読む」を10セット分

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    900点を超えようと思うと、リーディングパートで430~450点は欲しいところです。

    そして、R430~450点獲るためには、速く、かつ、正確に読めるリーディング力が必要です。

    2010~2012年の頃、『公式問題集や模試』のリーディングパートのすべての英文を「精読した上で10回音読」するというトレーニングを、テスト10回分やった結果、R465点が獲れました

    ですが、新形式に変わった2016年5月の試験で、10問くらいぬり絵する結果となり、「新形式ではもっと速く読めるようにならないといけない」と感じました。

    そこでまた、通読トレーニングを再開した結果、7月の試験ではぬり絵を3問までに抑えることができ、R450が獲れました。

    感覚的には、リーディングパートで最後まで解くためには、平均150 wpmで読める必要があり、そのためには、普段から180~200 wpmくらいのスピードで読むトレーニングをしておいたほうが良さそうです。

    【参考】TOEIC リーディング465点が獲れたPart 7勉強法「通読トレーニング」


    Part 5・6

    ● 16分で解く

    ご存知のように、リーディングパートは75分です。

    そして新形式では、


    Part 5 → 8分(1問15秒)以内
    Part 6 → 8分(1文書2分)以内


    で解いて、Part 7に「59分」残すのが目安の1つかなと。
    ※もちろん、現在のリーディング力、文法力によって柔軟に変更すべきです。

    Part 6の「文選択問題」、Part 7の問題数の増加、「文位置挿入問題」、MP(マルチプル・パッセージ:複数文書問題)のクロスリファレンスに時間を残すことを考えると、Part 5・6は以前よりも速いスピードで解く&読く必要があると感じています。

    【参考】新形式TOEIC リーディング対策・時間配分と勉強法まとめ

    タイムマネジメントに関しては、次の記事も参考にしてみて下さい。

    【参考】リーディングで時間が足りない!対策と勉強法 Part 5・6編 / Part 7編


    ● 合計1000問解く

    toeic-part56-textbooks-01.png

    お陰様で、Part 5・6(≒ アビメのR4・R6)はこの1年くらいずっと、だいたい90%を維持できています。

    この正答率とスピードを獲得できたのは、2010~2012年に『Part 5・6対策本』を合計で1000問以上解いたからです。これはTOEIC講師のTommyさんのアドバイスす。

    一気に1000問を解くのではなく、Part 5・6対策本1冊(約100~130問)を10周 → 次の本を10周、という感じで進めていきます。

    目安としては、500問やると80%、1000問やると90%に到達するという感じでしょうか。

    現在の文法力によって大きく変わる可能性があるのと、Part 5・6が異様に難しいテストフォームに当たってしまう場合もあるので、多少前後すると思います。

    詳しい勉強のやり方は、次の記事を参考にしてみて下さい。

    【参考】TOEIC スコアもリーディング力も向上する勉強法 Part 5・6編


    Part 7

    ● SP29分・MP30分で解く

    Part 7は、SP(シングルパッセージ:1文書問題)とMP(マルチプル・パッセージ:複数文書問題)で構成されてまして、MPはDP(ダブルパッセージ:2文書問題)とTP(トリプルパッセージ)があります。

    問題数は、

  • SP(シングルパッセージ:10題
  • DP(ダブルパッセージ):2題
  • TP(トリプルパッセージ):3題

  • となっています。

    そこで時間配分としては、


    SP:29分(1問1分)で解く
    MP:30分(1文書6分)で解く


    のを目標にするといいかなと。

    ただ、「MPの英文量が少ない」というフォームに当たった場合は、MPは1文書5分で解いたほうがいいですし、「全体的に英文量は多くはないが、SPの問題の難易度が高い」というフォームに当たることもあるので、柔軟さは必要です。

    時間配分については次の記事も参考にしてみて下さい。

    【参考】新形式TOEIC リーディング対策・時間配分と勉強法まとめ

    もし「SP1問1分、MP1文書6分でなんて解けない!」「速く読むと、理解度が落ちて正答率が下がる!」という方は、正確に速く読めるリーディング力がない = 読んできた英文量が少ないということです。

    ひたすら読むべし!読むべし!読むべし!ヾ(゚Д゚ )

    TOEICの約30模試分のRパートのすべての英文を「精読→通読」してきた僕ですら、まだR450点前後で、「まだまだ英文を読む量が少ないなぁ…」と感じているくらいですから。


    ● SPかMPを毎日1~2題解く

    僕はヒロ前田先生の「3回チャレンジ法」を基本にトレーニングしています。

    ただ、Part 7においては、チャレンジ2回目に入る前に、「毎日SP1~2題 or MP1題ずつ、時間を測って解く」 というトレーニングをしています。

    なぜかと言うと、チャレンジ1回目はたいてい時間内に解き終われない = 解けずに終えた問題があるからです。

    また、毎日1~2題、時間を測って解くことで、Part 7の「1問1分で解く」というタイムマネジメントを体が覚えてくれるという効果があります。

    【参考】リーディングで時間が足りない!対策と勉強法 Part 7編


    ● 「言い換え」分析で難問に強くなる

    Part 3・4・7は、問題文に出てきた語彙が、設問や選択肢で別の語彙・表現に「言い換え」られる(パラフレーズされる)ことがよくあります。

    例えば、問題文では「e-mail address」と出てきたのが、選択肢では「contact information」に言い換えられたりします。

    これはなぜかと言うと、問題文で「e-mail address」で、選択肢でも同じ「e-mail address」だと、英語初心者でも正解を選びやすくなってしまうからです。


    そして、TOEICによく出る語彙、よく出る問題パターンがあるのと同じで、この「言い換え」にもよく出るパターンがあります。

    つまり、この「言い換え」のパターンのストックが多ければ多いほど、Part 3・4・7で瞬時に「言い換え」に気づける&解ける問題が増える → Part 3・4・7で高得点が取りやすくなるんです。

    今までPart 3・4・7を漫然と解いて、答え合わせをされてきた方は、この「言い換え」を分析するようにしてみて下さい。

    【参考】TOEIC 800~900点突破のカギになる「言い換え」とは?


    ● 内容理解&即答率が向上する「キーワード」分析

    Part 3・4・7には、会話・トークや文書の内容・状況把握の助けとなる「キーワード」や、問題の答えやヒントになりやすい「キーワード」があります。

    おそらくこのレベルの方はご存知だと思いますが、リスニング時に「Unfortunately, .../ I'm afraid...」が聞こえてきたら、その後は、相手にとって都合の悪い話がなされることが予想できますよね。

    また、Part 7の問題文に、


    You're supposed to sign copies of your books at the book store.
    あなたはその本屋で、自著にサインすることになっています。


    という英文があったとします。

    「your books(自分の本)」に「sign」することから、「you」はおそらく「writer(作家)」で、「your books」と複数形になっていることから、この作家は2冊以上の著作があると推測できます。

    また、Part 7の英文を大量に読んできた人は、「作家に著書のサイン会について説明している」状況から、この文書の書き手はおそらく編集者などの出版社の人間であることまで予想できます。

    これらがそのまま設問で問われることもありますし、他の段落の情報、もしくはMP(マルチプル・パッセージ:複数文書問題)で他の文書の情報と組み合わせないといけないクロスリファレンス(渡り)問題(アビメのR3)を解くときの根拠になる場合があります。


    こういった「キーワード」にもよく出るパターンがあるので、「キーワード」のストックが増える → 内容の理解度が高まる&瞬時に解ける問題が増える → Part 3・4・7で高得点が獲れるようになります。

    次の記事でよく出る「キーワード」をまとめてあるので、一度ザッと目を通しておいて、Part 3・4・7を解いた後、答え合わせをするときにチェックしてみて下さい。そうすればPart 3・4・7に強くなるはずです!

    【参考】TOEIC Part 3・4・7 攻略のコツ&重要キーワード400



    3. 試験前は1日1模試


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    テスト1週間前は、今までやり込んだ、もしくはまだトライしていない『公式問題集や模試』を1日1模試解いてリハーサルすることをお薦めします。

    Part 1・2の鉛筆移動技、Part 3・4の【 先読み 】のリズム、Rパートの「タイムマネジメント」は慣れが必要です。本番でいきなりできるようにはなりません。

    また、普段から毎日模試を解いてけば、試験に慣れてくるので、本番の緊張感を軽減することもできます。

    オリンピック選手やプロミュージシャンがしているように、「可能な限り本番と同様の環境下で毎日トレーニングする」というのが本番に強くなるための秘訣です。


    時間的に「1週間前から1日1模試」が厳しい方は、「前々日と前日に1模試ずつ」や、リスニングかリーディングを"半模試"だけでもリハーサルにはなりますよ(・∀・)b

    また、必ず時間を測って、マークシートも使って解いて下さい。僕はさなパパさんの「新形式TOEIC対応のマークシート」が見やすくて便利なので使わせてもらっています。

    リスニングパートで450点くらい獲れるようになってきたら、1.1~1.5倍速でリハーサルするといいと思います。そうすると本番で「余裕で解けるな( ̄∀ ̄)ゞ」という全能感を味わえます。速度はご自身のリスニング力と相談して下さい。



     
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    コメント

    No title
    はじめまして
    いつも参考にさせてもらっています。
    本文を拝読させてもらったところDP,SPという参考書の正式の名前教えてもらってもいいですか。
    また、TOEIC900点取るのに多解きはいらないって書いてあったんですが、模試を解くのは一回でいいんでしょうか。
    ヘラクレスカブトさんへ
    ヘラクレスカブト、いつも参考にしていただいてありがとうございます!

    ●SP・DPについて
    説明不足で申し訳ないです。

     SP:シングルパッセージ 1文書問題
     DP:ダブルパッセージ 2文書問題

    TOEICのPart 7では、SPが約9題、DP4題で構成されています。ここ数年はこの文書数で安定しています。

    SP・DPについてはいつも説明を添えているつもりでしたが、この記事では忘れてたみたいで、申し訳ないです。追記しておきました(^_^ゞ


    ●TOEIC 900点取るのに多解きはいらない
    そうですね、きちんと実力を上げていけば、900点を取るのに多解きは要らないです。多解きで取った900点の英語力は、リスニング力・リーディング力を上げて取った900点の英語力よりも低いのではないかと推測しています。

    ですので、英語の実力を上げて900点を取るようにしたほうがいいと思います。


    ●模試は何回解けばいいのか?
    模試は、音声や英文を使ってのトレーニングは何度もやったほうがいいですが、何度も”解く”必要はないです。下記に貼った記事にある「3回チャレンジ法」でやっていくのがいいと思います。


    模試の勉強のやり方については、下記の記事を参考にしていただいたほうがいいですね(・∀・)b

    【TOEIC】最新おすすめ模試・公式問題集と勉強の進め方
    http://enjoylifeinenglish.blog112.fc2.com/blog-entry-322.html

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