新形式TOEIC おすすめ公式問題集・模試と効果的な使い方

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対象:公式問題集・模試を検討中/スコアアップする使い方を知りたい 
読了:約14分(8527字) 
公開:2012年 
更新
2016-10/15 新刊『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1』追加、他部分的に加筆・修正
2017-03/14 新刊『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 2』追加、他部分的に加筆・修正 

僕が初めてTOEIC 900点を超えるまで、一番よく使ったテキストは、公式問題集2冊と模試2冊、合計テスト10回分です。そこで、この記事では、おすすめの公式問題集・模試と、勉強・トレーニングのやり方を説明していきます。

2016年の5月から新形式に変わりましたが、そのすべてを受験し、新形式に対応した模試を10冊解きました。その中でおすすめのものだけ選んで紹介していきます(=゚ω゚)ノ

新形式の対策と勉強法については「新形式TOEIC 対策と勉強法まとめ リスニング編 / リーディング編」をご覧下さい。

また、旧形式の『公式問題集』『究極の模試』『超リアル模試』は、『TOEIC 旧形式の公式問題集・模試まとめ』に異動となりました。IPテストを受けられる方はそちらを参考にして下さい。
 

1. 公式問題集と模試の違い

● 本試験に最も近い『公式問題集』

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公式問題集は、TOEICのテストを作成しているアメリカのテスト開発期間「ETS」が作った問題集なので、音声や英文(会話・トーク・文書)が本番に限りなく近いというのが最大のメリットです。

なので、公式問題集の音声・英文を使って、ひたすらトレーニングをすると、


TOEICによく出る
  • 語彙
  • 問題のパターン
  • Part 3・4の会話・トークのパターン
  • Part 6・7の文書パターン
  • 言い換え・ヒッカケのパターン


  • が身につきます。つまり、TOEICに必要な英語力を効率的に身につけることができるわけです。

    ただ、問題の解き方や、勉強のやり方、新形式のノウハウなどは記載されていないので、その点は次の『模試』や『パート別の問題集』で学ぶ必要があります。

    「公式問題集は、他の模試よりも高い!」という批判がありますが、それだけ問題も英文も丁寧に作られていると感じます。

    模試やパート別の問題集は、TOEICを受け続けている講師(&ネイティブ)のものが増えてきたので、全体的に質は上がってきていますが、それでも問題や英文の質に疑問を感じるものは少なからずあります。


    ● ノウハウが学べる『模試』

    模試には、公式問題集よりも解説が丁寧なものが多く、勉強のやり方や問題の解き方といった、TOEICに必要なノウハウも学べるのが大きなメリットです。

    ただ、模試やパート別の問題集はアヤシイ本も多いです。

    本屋さんに行ったら、見たことない本は片っ端からチェックしていますが、

    「この著者、本当にTOEIC受けたことあるんかな?」
    「TOEIC頻出?いやいや、こんな単語、まず出えへんし!」
    「古いタイプの問題が多いな。この著者、最近のTOEIC受けてないのでは?」
    「このノウハウが通じたのはもう数年前の話ですよ…」

    と感じる本が、書店でしれっと平積み(目立つところに配置)されていたりします。書店には、売れている本ではなく、出版社からの意向で平積みされていることもあるので、購入前にAmazonでレビューをチェックするクセをつけましょう。

    【参考】失敗しない!TOEIC参考書・教材の選び方 8つの注意点


    ● 旧形式の公式問題集・模試はまだ使えるか?

    旧形式の『公式問題集Vol.3~Vol.6/究極の模試/超リアル模試』を当ブログからご購入下さった方、ありがとうございます(*_ _)人

    旧形式の公式問題集・模試・パート別対策本は、合計テスト10回分(2000問)をお持ちであれば、その音声と英文を使ってトレーニングし、リスニング・リーディング力を高めていけば、それだけで800点は十分獲れると考えています。

    というのも、新形式で900点前後である僕の現在の英語力は、旧形式のTOEIC対策本、約6000問(テスト30回分)の音声と英文でトレーニングして培ってきたものの比重がもっとも大きいからです。

    また、TOEICに出る語彙というのは、旧形式と新形式でそこまで大きく変わっていません。というより、大幅に変えてしまったら信頼性を失ってしまうのは、テスト製作機関であるETSが一番よく分かっていると思います。


    ただ、少しでも早く800~900点超えたいという方は、現在トレーニング中のテキストが終わり次第、後述する新形式に対応した『公式問題集』『非公式問題集』『新形式完全攻略模試』のどれか1冊でもやっておくといいと思います。

    新形式で新しく加わった、Part 3・4の「意図問題」「図表問題」、Part 6の「文選択問題」、Part 7「文位置挿入問題」「トリプルパッセージ」は、解き方に慣れておかないと面食らいます

    僕が2016年2月~3月に初めて『公式問題集 新形式問題対応編』を解いたときの正答率はそれぞれ、Test 1「L79/R86」、Test 2「L82/R87」でした。Rパートは時間を少しオーバーしてやった正答率なので(笑)、実際はもっと低かったと思います。

    3月4月のTOEIC本試験(旧形式)はともに925点だったにもかかわらず、『公式問題集 新形式問題対応編』のスコアは惨憺たるものだったわけです。

    そんな状態だったのが、7月の新形式TOEICで915点が獲れたのは、後述する3冊を解いて【 精読 】して、音声と英文を使ってトレーニングしてきたからです。

    新形式の対策については次の記事を参考にしてみて下さい(・∀・)b

    【参考】新形式TOEIC 対策と勉強法まとめ リスニング編 / リーディング編



    2. 公式問題集

    『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集』



    赤色のTest 1・Test 2、そして灰色のほうのTest 1がそれぞれ、韓国版の公式問題集『公式実践』のTest 3・Test 4・Test 5に相当します。

    やはり、問題と英文のクオリティは間違いないです。

    2016年2月に発売された『新形式問題対応編』(後述)にはないタイプの問題も収録されているので、問題や【 言い換え 】のデータベースを増やしたい方はやっておいたほうがいいと思います。


    また、この赤色・灰色のほうが、青色『新形式問題対応編』(後述)よりも、問題の解説、不正解の選択肢の説明、語注(語句の解説)の割合が多いです。

    つまり、辞書を引く回数を減らせる&知らない意味・用法に気づけるので、特に初心者~初級者の方は、先にこちらにトライすることをお勧めします。


    【2016-10/17追記】
    Amazonのレビューに「韓国版の公式問題集『公式実践』はテスト5回分ついてるのに、日本版よりも値段が安い」といったものがあります。

    確かに、1テスト当たりで換算すると日本版の約半分になりますし、日本版には収録されていないテストが1つあるので、そういう点では韓国版のほうがお得です。

    ただ、韓国版で勉強して痛感したのですが、訳・解説・語注はハングル語で書かれてあるので、「なんでこれが正解になるんだろう?」「この英文の意味はどういう意味なんだろう?」というモヤモヤ感が残るんですよね。

    最近、ヒロ前田先生の『やり込みドリル』をやっていますが、日本語訳・解説・語注のありがたみを再確認しています(笑)


    一方、日本版の公式問題集は、確かに値段は割高ですが、

    (1) 解説編にも英文が付いている(=解説編だけで勉強できる)
    (2) Part 3・4の音声が本文の読み上げと設問の読み上げが別トラックに分かれている(=オーバーラッピングやシャドウイングの際に効率的)
    (3) 本試験と同じ大きさ・レイアウト

    というメリットと親切さがあります。

    結論としては、日本語訳や解説・語注が必須のTOEIC初心者~初級者は日本版の公式問題集を。

    「現在800点以上あるので、日本語訳や解説はなくてもOK。1つでも多く公式を解きたい。少しでも安く済ませたい」という人は、韓国版『公式実践』がいいかなと。


    『公式問題集 新形式問題対応編』

    Test 1・Test 2ともに解いて、精聴精読し終えましたが、新形式のTOEICを受ける方はやはりマストアイテムだと思います。

    5月~12月の新形式のTOEICをすべて受けましたが、やはり『公式問題集』の英文と問題の質が一番本試験に近いと感じました。5月のリスニングで、自己最高のL475点が獲れたもっとも大きな理由は、これ(と非公式問題集)をやったからです。

    この2冊を解いて、問題傾向を分析したことで、新形式の問題に慣れることができました


    この新形式問題対応編のPart 1・2・5の難易度はTest 1もTest 2も、この半年間のTOEICの難易度に比べて少~し易しいのでは?と感じました。
    ※Test 1・Test 2のPart 1・2・5合わせても、間違ったのは6問だけでした。

    なので、現在800点台で900点以上をめざす方は、『出るこれパート1・2/パート1・2特急/究極のゼミPart 2&1』『文法特急・単語特急・900点特急シリーズ/究極のゼミ Part 5・6』などもやっておいたほうがいいと思います。

    注意点としては、上述した赤色・灰色の公式問題集に比べると、問題や英文の質は変わらないですが、この青色は解説や語注の割合が少ないです。そういう意味では初級~中級者にちょっと優しくないかなと。

    ちなみに、青色のTest 1・Test 2は、韓国版の公式問題集『公式実践』のTest 1・Test 2に相当します。



    3. 模試

    『非公式問題集』

    毎回TOEICを受け続けておられる講師・ヒロ前田先生テッド寺倉先生の模試です。

    『公式問題集 新形式対応編』とこの『非公式問題集』の2冊だけでリスニング475点が獲れたわけではないですが、新形式の問題に慣れることができたのは間違いなくこの2冊のお陰です。

    5月に2つのテストを解いて精聴精読し終えました。その後、Test 1のトレーニングがほぼ完了し、今Test 2のトレーニングに入ってます。

    僕が解いた(公式問題集を除いた)8冊の模試の中では、問題・英文のクオリティがもっとも本試験に近いと感じました。僕の英語力・TOEIC力だと、もしこの模試のテストを本番に出されたとしたら、気づかないと思います。

    最近のPart 3・4はけっこう速く話すナレーターが増えてきたのですが、『非公式問題集』の音声もけっこう速い人がいて、そういう意味でも本試験に近いなと。

    新形式のノウハウ、問題の解き方、問題傾向についてもたくさん載ってるのでとても勉強になりました。

    あと、特典音声に、Part 2の「問題文→正解の応答文のみ」という音声があるのですが、これはPart 2の正解のデータベースを増やすトレーニングに最適なので超おすすめです。また、Part 5の読み上げ音声もありますよ。

    個人的には、問題編と解答編を別冊にして欲しかったですが、それでも、『公式問題集』の次におすすめなのは間違いないです。


    『新形式 完全攻略模試』(虎本)

    大里秀介(Tommy)先生も、TOEICを受験し続けておられる、僕が信頼している講師の一人で、購入した新形式の模試の中では、もっとも解説が丁寧な模試だと感じました。

    これから初めてTOEICを受ける人や、TOEIC勉を開始して間もない人のための、問題の解き方、スコア別の勉強のやり方が丁寧に記載されてあります

    6月に解いて精読、トレーニングし終えた模試なのですが、7月に受けた試験で、Part 1で1問、Part 4で2問、この模試にあった設問とほぼ同じ問題が出ました。僕が気づいていないのも含めるともっとあると思います。

    『非公式問題集』に負けないくらい、よく出る問題ぞろいかと。

    また、『非公式問題集』同様に、Part 2の「問題文 → 正解の選択肢」の読み上げ音声もありますし、こちらは「リーディングの全パートの英文の音声」もあります。太っ腹。


    Amazonのレビューにもあるように、マークシートにミスがあるのは確かによろしくないですが、特典コンテンツにあるマークシートPDFは改善されてますし、僕自身はさなパパさんが作って下さった「新形式対応TOEICマークシート」を印刷して使っているので問題ないんですよね。

    また、「難易度が高い」というレビューがいくつかあったのですが、2016年5月・6月・9月のTOEICもけっこう難易度が高かったので、実際に受験した僕としては、十分TOEICの範疇だと感じました。

    あと、僕もQ59・Q60の問題については、レビュアーの檸檬さんと同じ感想を持ちましたが、それでも、これだけ新形式のノウハウ、よく出る問題パターン、よく出る会話・トーク・文書パターンが詰まった模試でトレーニングしないのはモッタイナイ気がします。



    4. 公式問題集・模試の効果的な使い方


    この章では、前半は「目標スコア別 勉強の進め方」、後半は「パート別の勉強・トレーニング」のやり方について解説しています。

    ここではシンプルな説明に留めましたので、詳しい勉強法については、各項目にあるリンク先の記事をご覧下さい(・∀・)b

    公式問題集・模試の真の役割

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    公式問題集・模試は、解いて答え合わせをして「あーこれくらいのスコアレンジかー。へこむなー。」で終わり。それは、フレンチレストランに行って、食前酒だけ飲んで帰ってくるようなものです。

    また、「模試を何度も解く」という人もいますが、「模試をただ何度も解くだけ」という行為は、前菜すらまだ出てきていないのに、食前酒を何度もお分かりしている感じです。それではいつまで経っても、仔牛のヒレステーキ フォアグラ添えにはたどりつけませぬぞ、殿。

    公式問題集・模試は、むしろ解き終わってから、本当の勉強が始まります

    確かに、TOEICの本試験では、公式問題集の問題・英文がそのまま出るわけではないです。しかし、TOEICに出てくる問題・英文の多くはパターン化されているんですよね。


    ご存知の方にはよく分かっていただける例えだと思いますが、TOEICは「トルネコの大冒険」や「風来のシレン」に似ています。

    ダンジョンに入る度に(受験する度に)、毎回フロアの構成、モンスターやアイテムの出現パターン(問題・会話・トーク・文書のパターン)は変わるけど、出てくるモンスターやアイテム(出てくる語彙や表現)はほぼ決まっている感じ。

    今までTOEICを35回受けて、6600問(模試33回分)解いてトレーニングしてきましたが、それくらいやると、本試験では「いつものこのパターンね」というのに大量に出会うようになり、やり込んだゲームのようにサクサク解けるようになります。

    上述しましたが、きちんとトレーニングし終えた模試が増えれば増えるほど、


    TOEIC本試験によく出る
  • 語彙
  • 問題のパターン
  • Part 3・4の会話・トークのパターン
  • Part 6・7の文書パターン
  • 言い換え・ヒッカケのパターン


  • 自動的に身についてくるからです。

    トレーニングし終えたテキストが増えれば増えるほど、リスニングで聞き取れる音声、リーディングで正確に読める英文、解ける問題の割合が増え、高得点が獲れるようになってきます。


    予想スコアよりも「なぜ間違えたか?」が大切

    模試を解くときは、時間をきちんと測り、マークシートも使って解いて下さい。

    ただ、答え合わせをした後の予想スコアは、正直、僕はあんまり参考にしていません。まず、受けているときの緊張感が違いますし、予想スコアは本試験並みに正確なスコアが出るわけではありません

    ですので、もしスコアが低くても落ち込まなくてOK。模試のスコアが悪いということは、「汝、我から多くを学び給へ」という模試からの啓示です(笑)

    予想スコアよりも、「なぜ間違えたのか?」を分析することが大切。

  • 単純に聞き取れなかった
  • 設問の意味が分からなかった
  • マークし間違えた
  • 答えの根拠が本文中から見つけられなかった
  • 不正解の選択肢に引っかかった


  • などがあります。そういったことを1つ1つ分析し、日々のトレーニングに反映させていくことで、英語力が向上し、問題の解き方も身についてきます。


    【目標スコア別 勉強の進め方】

    ● 600点をめざす → テスト2~3回分

    英語初心者の方や現在600点未満の方は、まずは公式問題集(模試)1冊分(テスト2回分)の音声と英文を使ってトレーニングしていきます。詳しくは「パート別の勉強のやり方」でお伝えします。

    僕自身もそうでしたが、公式問題集(模試)1~2冊を徹底的にやり込むことで、600~700点を超える方が多いです。徹底的にやり込むと具体的な勉強のやり方については次の記事をお読み下さい。

    【参考】TOEIC初心者が確実に600点取るための6つの戦略と勉強法


    ● 700~800点をめざす → テスト4~5回分

    600点を超えてきたら、さらにテスト2~3回分の模試の音声と英文を使ってトレーニングすることで、700~800点台に到達できるはずです。

    なぜなら、上述したように、トレーニングし終えた模試・問題集が増えれば増えるほど、TOEICによく出る語彙、問題のパターン、Part 3・4の会話・トークのパターン、Part 6・7の文書パターン、言い換え・ヒッカケのパターンを自動的に覚えてくるからです。


    また、700~800点を突破できるかどうかは、多くのTOEICkerが苦手とするPart 3・4とPart 7のスコアを上げられるかどうかがカギになります。詳しくは次の記事で(=゚ω゚)ノ

    【参考】TOEIC 700~800点を確実に獲る!6つの戦略と勉強法


    ● 900点をめざす → テスト10~20回分

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    ▲2012年に910点(L445/R465)獲ったときのアビメ

    900点を獲るためには、約9割は正解する必要がある = 苦手パートをなくす必要があるということになります。

    また、リスニングで450~満点を獲る人は、Part 3・4のリスニング全体で7割以上は聞き取っています

    逆に言うと、Part 3・4で半分くらいしか聞き取れない人は、450点以上獲れないということです。そんなわけで、Part 3・4は7~9割聞き取れるようになるまででトレーニングする必要があります。

    リーディングは、満点ブロガーのTommyさん のアドバイスで、Part 5・6だけで合計1000問を解きました。

    また、模試10回分のPart 7の英文を【精読】した上で、10~20回【通読】したことで、465点が獲れました。

    大学受験のときに「英語はそこそこ勉強した」という方は、文法力・語彙力・読解力があるので、おそらく模試のテスト10回分をやり込むだけで900点は超えると思います。

    ただ、「学生時代、英語はサボった…」「10年以上、英語に触れてない」といった方は、模試のテスト15~20回分くらいはやり込む必要があると思います。

    【参考】TOEIC 900点を確実に獲る!6つの戦略と勉強法


    【パート別の勉強のやり方】

    Part 1・2

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    リスニングにおいては、「流暢に発音できる音 = 瞬時に聞き取れる音」になります。

    なので、Part 1・2はまず、【 ディクテーション 】で聞き取れない発音を明確にした上で、【 オーバーラッピング 】で、なめらかに言えるようになるまでトレーニングすることで、聞き取れる"音"が増えてきます

    おそらくこのディクテーション&オーバーラッピングだけでも、模試のテスト2~4回分をこなせば、リスニング300点は超えてくるはずです。

    ただし、オーバーラッピングだけだと「"音"は聞き取れるけど、"意味"がつかめない」という問題が残り、多くの方は300点台で伸び悩み始めます。

    これを解決してくれるのが【 瞬間英作文 】です。

    瞬間英作文で「日本語訳を見て、英語でスラスラ言えるようになる」まで何度もやると、オーバーラッピングでは獲得しにくかった「音から意味がつかめない」「文頭から瞬時につかめない」「何度か聞かないと理解できない」を解決できます。

    オーバーラッピングと瞬間英作文で、どちらもスラスラ言えるようになるまでトレーニングしたPart 1・2の音声と英文が増えてくると、文頭から瞬時に、一発で聞き取れる問題が増えていきます。詳しくは次の記事をお読み下さい。

    【参考】TOEIC スコアもリスニング力も向上する勉強法 Part 1・2編


    Part 3・4

    Part 1・2がそこそこ聞き取れるようになって、消去法を駆使しながらでも正答率が上がってくると、リスニングでは300点を超えてきます。しかし、Part 3・4は「ほとんど聞き取れない」状態だと思います。

    Part 3・4のトレーニングの進め方に関しては、Part 1・2のステップとほぼ同じなのですが、瞬間英作文をやった後に、【 暗唱 】をやることで完成します。

    暗唱し終えたPart 3の会話・Part 4のトークのストックが増えれば増えるほど、聞き取れる割合が増え、会話・トークの流れが瞬時につかめるようになり、ストーリーの展開を予測できるようになっていきます。

    暗唱は、ぶっちゃけ面倒くさいのですが(笑)、時間対効果がもっとも大きいトレーニングだと感じています。リスニング300点台で暗唱をやり始めた読者さんで、半年以内にリスニング400点台に到達した読者さんをたくさん見てきたんですよ。

    「少しでも早く800~900点取りたい!」という方は、ぜひ暗唱を取り入れてみて下さい。

    【参考】TOEIC スコアもリスニング力も向上する勉強法 Part 3・4編
    【参考】TOEIC Part 3・4が聞き取れない→「暗唱」で道は開ける!


    Part 5・6

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    僕自身は、Part 5・6に関しては、公式問題集や模試よりも、『文法特急・単語特急シリーズ』などの新書サイズのPart 5・6対策本をメインで勉強しました。

    理由は小さくて薄い = どこでもサッと取り出して勉強しやすい&薄いので読破(解く破?)しやすいからです。

    ただ、公式問題集・模試のテスト10回分のPart 5・6は、それぞれ3回解き、10回通読はしました。

    Part 5・6を解いて通読し終えた問題集が増えれば増えるほど、


    Part 5・6を読むスピードが向上
    → Part 5・6を解くスピードも向上
    → Part 7により多くの時間を回せる


    ようになります。

    公式問題集・模試をメインにするか、Part 5・6対策本をメインにするかは、好みで決めるといいと思います。

    いずれにせよ、上述したように、700~800点をめざすなら500問、900点をめざすなら1000問解くする必要があります。

    【参考】TOEIC Part 5・6・文法 攻略法&おすすめ問題集まとめ
    【参考】TOEIC スコアもリーディング力も向上する勉強法 Part 5・6編


    Part 7

    上述しましたが、2010~2011年にかけて、公式問題集2冊分(テスト4回分)のリーディングパートのすべての英文を【精読】した上で、20回【通読】するトレーニングをしたことで、リーディングは400点近くをコンスタントに獲れるようになりました。

    その後、さらに模試のテスト6回分を「精読→10回通読」することで、465点に到達しました。
    ※「Part 5・6の1000問ノック」も含む。

    テスト1回分の「精読→10~20回通読」をやるのに、最初は2ヶ月くらいかかるかもしれないですが、このトレーニングをこなせばこなすほど、語彙力が芋づる式に身につき、英文を読むスピードが上がってくるので、トレーニングにかかる期間は徐々に短くなります。

    テスト10回分の「精読→10回通読」こなすと、Part 7はスラスラ読めるようになり、問題もサクサク解けるようになるので、ゲーム感覚になります。

    【参考】TOEIC リーディング465点が獲れたPart 7勉強法「通読トレーニング」



     
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    コメント

    公式問題集or公式リスニング教材
    はじめまして
    いつもブログ参考にさせていただいています。
    このブログの書籍勉強法を参考に勉強を始めました。
    最初の点数がかなり低かったこともありますが、今の所順調にスコアアップしています。

    通勤時間中にPART2~4のリスニングを行おうと思っています。
    (現在リスニングは270ぐらいです。)

    公式問題集のCDを使うか公式リスニング教材のCDを使うかで迷っているのですが
    どちらを使うのがオススメですか?
    ランさんへ
    参考にしていただけて何よりです♪
    順調にスコアアップしているということなので、その調子で頑張っていただきたいです。


    率直に申し上げますと、「公式問題集」「公式プラクティス リスニング編」はどちらを使ってもOKです。

    ただ、「公式プラクティスリスニング編」のほうがどちらかと言うと難易度がやさしめなので、もしすでに両方とも購入済みなのであれば、

    「公式プラクティス リスニング編」の全英文を精読(発音・アクセント・語彙・文法などをチェック)した上で、CDを使って3ヶ月はひたすら聞いて下さい。
    ※音読・オーバーラッピング・シャドウイングもぜひ。

    そして、「8~9割くらいは聞き取れるようになってきた」と感じたら、「公式問題集」でのトレーニングに移るといいと思います。


    半分以上聞き取れない状態で次のテキストにいくのは良くないですが、だからと言って、「完璧をめざす」というのも雲をつかむような目標だと思うので、8~9割の完成度になったら新しいテキストに進むというスタンスがいい気がしています。

    そして、不定期的でいいので、過去にやったテキストやCDを復習して下さい。そうすることで、徐々に完璧に近づいていきます(・∀・)b
    No title
    ツウクン さん

    回答ありがとうございます。
    この記事で1冊目は「模試」をやっておくほうが効率的と書かれていたので
    今持っているのはリアル模試と「公式プラクティス リスニング編」だけでした。

    ちょうど良かったのでアドバイスどおり「公式プラクティス リスニング編」の方で
    初めてみたいと思います。ありがとうございました。

    次の9月の試験に向けて頑張ります。
    ランさんへ
    いえいえ!

    ご存知だと思いますが、「公式プラクティス リスニング編」はTOEICの主催者であるETSが作成しているので、本番によく出る語彙・表現が満載です。

    また、「超リアル模試」も僕が信頼しているTOEIC講師・花田徹也先生のTOEIC対策本で、900点を取るのにやり込んだ模試の1つなので大丈夫です。

    「超リアル模試」と「公式プラクティス」の音声・英文を使って、何度もトレーニングすれば、少なくとも600~730点、うまくいけば800点取れるかもしれません。

    9月の試験頑張って下さい!応援してます(=゚ω゚)ノ
    また何かあればご相談下さい♪

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