TOEIC リーディング Part 7 勉強法&おすすめ問題集まとめ

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対象:リーディング・Part 7が苦手/Part 7の勉強の進め方・おすすめの参考書を知りたい 
読了:約22分(10708字) 
公開:2013-2/4 
更新:2014-12/20 読みやすさ向上のため、部分的に加筆・修正 

TOEICのリーディングで465点が獲ることができたのでで、Part 7の最近の傾向と対策、勉強の進め方、そして、おすすめ参考書・問題集をレベル別に、詳細にまとめてみました(・∀・)b

なお、Part 5・6版は、「TOEIC Part 5・6・文法 攻略法&おすすめ問題集まとめ」をご覧下さい。
 

1. Part 7 最近の問題傾向と対策


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TOEICは、2006年に大幅リニューアルしたのはご存知だと思いますが、それ以降も問題の質が変わってきており、Part 7においては、特に2011年に難化しました。

(1) 本文(問題文)が長くなっている

ご存知の方も多いと思いますが、2006年頃と比べると、最近のPart 7は本文(問題文)が長くなっています。つまり、リーディングセクションでは、速読力が求められるようになっている。

TOEIC講師・TEX加藤先生が、次のように語っておられます。


公式問題集Vol4のパート7の問題文のみのワード数は、TEST1・2とも、測ったように約3000ワードです。…パート7の問題文を全文読もうとすると、1分間に180ワード程度で読むことができないと最後まで到達できないことになります。

出典:パート7のリーディングスピード- TOEICオタクのブログ


公式問題集Vol.4・究極の模試・超リアル模試」のPart 7は、英文の長さ的には、最近の本試験のPart 7に近いので、参考にしましょう。


【対策】200 wpmで読めるまで反復トレーニング

「試験本番で、180 wpmで読めないと最後まで解けない」=「普段はそれ以上の速さでトレーニングしておく必要がある」ってことなります。

理由は、

 ●試験中は緊張する
 ●試験本番に出てくる英文は初めて読む文書ばかり

だからです。

普段から本番よりも、負荷の高いトレーニング(高地トレーニング)をしておけば、本番はラクに感じることができます。

そこで、普段のトレーニングでは、最初の数回はゆっくり読み始めたほうがいいですが、15~20回目くらいから200 wpmくらいで読めるようにしておくことをお薦めします。

「200 wpmの速さってどれくらいなの?」という方は、「Breaking News English | Reading at 200 wpm | English News」をトライしてみて下さい。


【対策】早急スコアアップが必要▶信頼できるTOEIC対策本中心

また、早急にスコアアップする必要のある方は、信頼できる模試や公式問題集 や、この記事でご紹介するPart 7対策本の英文を、「精読」した上で、ひたすら読むトレーニングをすることで、TOEICに必要なリーディング力を効率的に身につけることをお薦めします。

【参考】TOEIC リーディング465点!Part 7の英文で一石六鳥勉強法

2012年~2014年4月現在は、2011年のときほどの鬼のような長さのものはあまり出題されないようですが、今後、受験者の英語力が向上すれば、また長文化する可能性は充分あると思います。


(2) 全文読まないといけない

いまだに「Part 7は全文読んではいけない。必要な情報をだけを読み取る必要がある」とアドバイスを聞くことがありますが、最近のPart 7でそれをやると、ヒッカケにヤラれます

というのも、最近のPart 7は、正解の根拠となる部分があちこちに点在している=隅々まで読まないと全問正解できない仕様になってきているのです。中には、文書の下のほうで、「※」印付きの小さい文字で書かれてある注意書きに、正解の根拠があるケースも。あな恐ろし。

詳しくは次の項目で。


(3) 解答に時間がかかる「選択肢照合型問題」

最近のPart 7で、特に注意すべき問題は、選択肢の1つ1つを本文と照らし合わせて解かないといけない=解くのに時間がかかる「選択肢照合型問題」です。
※「選択肢照合型」という呼び名は、TOEIC講師・ヒロ前田先生 によるものです。


この「選択肢照合型問題」は、4つの選択肢の正解の根拠が、本文の一箇所に固まっている「情報集中タイプ」はまだ解きやすいです。

ですが、正解の根拠があちこち散在している「情報分散タイプ」は、全文をきちんと読まないと解けないものが多く、きちんと読めてないと、正解の根拠探しのために本文に戻って読まないといけないことになるので、解くのにも非常に時間がかかる場合があります。

さらに残念なことに、この「選択肢照合型」問題の割合は、2012~2013年も徐々に増えてきています。つまり、全文を速く、かつ、正確に読まないといけないのです。

ヒロ前田先生が2013年11月に受験されたときに「選択肢照合型問題」のことを語っておられます。

この「選択肢照合型」はパート7に10問から14問くらい出題されるのが標準的なのですが、このテスト(2013年11月17日)には20問もありました。きっと、TOEICの歴史上最多だと思います。しかも、シングルパッセージの28問のうち、ちょうど半分の14問が「選択肢照合型」でした。

「選択肢照合型」の設問は難易度が高いとは限りませんが、少なくとも解答するために必要な時間が長めになります。また、文をたくさん読んでから解答する必要性が高まるため、語彙力や読解力が低いと苦しむでしょう。

出典:第185回TOEIC公開テストの選択肢照合型


特に、中・上級者がPart 7対策の問題集を選ぶときは、「究極のゼミ Part 7」「イクフン厳選ドリル Part 7」(後述します)などの、こういった最近の傾向に合った問題集を選ぶことをお薦めします。




2. Part 7 勉強の進め方 4ステップ


Part 7の勉強の進め方としては、次のような流れがいいと思います。


❖ Part 7の勉強の進め方 ❖

Step 0:文法の復習(R300点未満)
Step 1:精読を学ぶ
Step 2-1:『究極のゼミ』で解き方を学ぶ
Step 2-2:テスト4回分を精読→通読(目標730点)
Step 3:テスト6回分を精読→通読(目標900点)
Step 4:毎日SP or DPを1題解く

※Step2の『究極のゼミ』は、Part 7初心者にとっては問題の解き方のコツが学べる本であり、上級者にとっては苦手な問題の解き方を学べる本にもなります。ですので、「精読→20回通読」トレーニングの前後のどちらでトライしてもOKです。



詳しく見ていきます(・∀・)b

Step 0:文法の復習(R300点未満)

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「大学入試で英語はそこそこ勉強した」「英文法は得意」という方は、このStepはスルーしてOKです。

ですが、「学生時代、英語はあまり勉強しなかった」「文法が苦手」という方は、文法の復習から入ることをお薦めします。というのも、中学レベルの文法を理解していないと、730点以上はまず獲れないからです。


文法の復習方法については、

TOEIC Part 5・6・文法 おすすめ参考書&勉強の進め方」の記事の
→「2. Part 5・6の勉強の進め方」
→「Step 0:文法の復習(リーディング300点未満)」

を参考にして下さい(・∀・)b


Step 1:精読を学ぶ

「学生時代、英語はけっこう勉強したので、英文はそこそこ読める」という方は、このStepを飛ばしてもOKですが、「英文を読むのは苦手」という方は、まず【精読】を学ぶことをオススメします。

というのも、精読せずに「日本語訳を見て、何となく理解した気になる」だけだと、いつまで経っても正確に速く読めるようにはならないからです。

【参考】TOEIC スコアもリーディング力も向上するPart 7「精読」勉強法(お手本画像あり)

精読の勉強のやり方は、お持ちの英文解釈本を使ってもいいですが、持っていない方は、後述する『新TOEIC TEST 正攻法で攻めるパート7読解問題』がお薦めです。

Part 7の英文を使って精読を学ぶことができ、かつ、Part 7の文書別の解き方も学べて一石二鳥です。最近のTOEICのPart 7に比べるとやさしめですが、英文を読むのが苦手な方にはちょうどいいと思います。

Part 5・6の正答率にもよりますが、この本の「 Chapter 3 問題文の種類別攻略法」と「まとめの模試」にある英文を「精読→20回通読」すれば、おそらくR300点は超えられるはずです。


Step 2-1:『究極のゼミ』で解き方を学ぶ

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「学生時代、英語はそこそこ勉強したので、英文は何とか読める」
「現在リーディングは300点台で、問題の解き方の流れやコツを学びたい」
「リーディングで400点くらいあるけど、苦手な問題がある」

という方は、『究極のゼミ Part 7』をやって下さい。

『究極のゼミ Part 7』をやると

●Part 7によく出る設問パターンの解き方
●不正解の選択肢の見抜き方
●言い換え(パラフレーズ)のパターン

が身につくため、Part 7で解けない問題はほぼなくなると思います。

ただ、問題をサクサク解けるようになるためには、ある程度スラスラ読めるリーディング力も必要なので、次のStep 2-2の「精読→20回通読トレーニング」を先にやったほうが、『究極のゼミ Part 7』の良さが分かる気もしています。

どちらを先にやるのも一長一短ある気がするので、読者さんの好みにお任せします(^_^ゞ


Step 2-2:テスト4回分 精読→通読(目標730点)

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R300点前半だった頃に、満点ブロガー・Tommyさん に薦められて、公式問題集2冊分(テスト4回分)のPart 7を、【精読】した上で、20回ずつ【通読】するトレーニングやった結果、R400点前後が取れるようになりました。

公式問題集や信頼できる模試』には、本試験のPart 7によく出る語彙・表現が満載で、文書のパターンも似たようなものが出ます。

ですので、「精読→20回通読」し終えたPart 7の英文のストックが増えれば増えるほど、英文を読むスピードが高速化していきます。


特別な理由がなければ、最初にやる公式問題集・模試は、

●『究極の模試』のTest 1→Test 2(解説が丁寧で、Test 1が易、Test 2普通)
●『公式問題集Vol.5』(難問がないのでやさしめ)

がお薦めです。これらをテスト1回分ずつ「精読→20回通読」し、合計4回分やります。

この「精読→20回通読」トレーニングの手順については、「TOEIC リーディング465点!Part 7の英文で一石六鳥勉強法」をお読み下さい。


Step 3:テスト6回分 精読→通読(目標900点)

公式問題集2冊分(テスト4回分)のPart 7の「精読→20回通読」をやった後、さらに6回分(合計10回分)同じトレーニング(+Part 5・6の1000問ノック)をやった結果、R465点が獲れました。

テスト10回分のPart 7の英文を「精読→20回通読」すると、あらゆるタイプの文書パターンがストックされるため、スラスラ読めるようになります(`・ω・´)b


Step 4:毎日SP or DPを1題解く

Step 4までをきちんとやれば、450点は獲れるのはないかと考えていますが、

「タイムマネジメントがうまくいかない」
「いつも数問ぬり絵してしまう」
「試験では解けたと思ったのに、返ってきたスコアがあまり良くない」

のであれば、Part 7の問題を毎日1題を解くことをお薦めします(・∀・)b


Part 7はよく「1問1分で解き、全48問を48~55分で解く必要がある」と言われますよね。

英文がすでにある程度スラスラ読める人は、Part 7のSP or DPを毎日1題、時間を測って解くと、ボクサーが3分を身体で覚えていくように、1問1分で解く感覚を体が覚えていき、問題がサクサク解けるようになります。

【参考】TOEIC リーディングで時間が足りない!対策と勉強法 Part 7編




3. Part 7 おすすめ問題集(レベル別)

●おすすめ度「★」の意味

個人的おすすめ度を「★」の数で表しているので参考になさって下さい。


  ★★★★★ 類書がない本、もしくは必ずやっておいたほうがいい本
  ★★★★  必要だと感じたらやっておいたほうがいい本
  ★★★   必ずしもやらなくてもいい、興味が湧いたらやってもいい本。


また、「どれがお勧めですか?」というご相談をよくいただきますが、★★★★★はぜひやっておいたほうがいいと感じた本です。★★★★は、紹介文を読んでみて必要と感じたらやっておくといい本です。

★★★は、TOEIC高得点者の間で評判のいい本ですが、個人的には必ずしもやる必要はないと感じている本です。


現在R300点未満(英文を読むのが苦手)


『正攻法で攻めるパート7読解問題』

対  象英語初心者・リーディングが苦手な方向け
種  別英文の読み方が学べる参考書×Part 7対策問題集
特  徴 ●Part 7の英文を使って英文の読み方を学べる
 ● 文書別の問題の解き方も学べる
 ● 問題文の音声が収録されたCDが付いている
おすすめ度★★★★

英語初心者・リーディングが苦手な人に超オススメ。

TOEICのPart 7の英文を使って、精読・スラッシュリーディングなどの、リーディング・英文解釈の基本が学べる本。リーディング用の本はけっこうありますが、こういうTOEICのPart 7を使ったリーディング本ってあんまりない気がします。

それに、TOEICのPart 7対策問題集って、あくまで問題集なので、英文を読めるようにトレーニングしてくれる本というのもないんですよね。ですので、この本は非常に貴重だと思います。

また、後半に文書のタイプ別(手紙・メール・履歴書・記事など)の問題の解き方も記載されてあるので、1冊でかなりいろんなことが学べる問題集です。

さらに、この本はリーディングの問題集にもかかわらず、CDが付いているので、この本でオーバーラッピング・シャドウイングなどのトレーニングをすれば、Part 3・4の点数向上も見込めます。

出版社のブログ記事「『新TOEIC TEST 正攻法で攻めるパート7読解問題』サンプルPDF」にある「サンプルファイル」をクリックすると、PDFで読むことができます。


現在R300点台/問題の解き方を学びたい

「英語はそこそこできるけど、TOEICは初めて受けるので、Part 7でどんな問題が出るのか、またその解き方を知りたい」という方、「TOEICは何度か受けてみたけど、Part 7の解き方が分からない」という方向けの問題集・参考書です。


『TOEICテスト 究極のゼミ Part 7』


対  象Part 7で高得点~満点を狙う中級者・上級者
種  別Part 7の設問タイプ別参考書・問題集
特  徴 ● 最近の難化したPart 7の問題を速く解くコツを学べる
 ● 解説→例題→演習のステップアップ式で理解しやすい
 ● 不正解の選択肢の説明が丁寧
 ● 出版社サイトで問題文のMP3音声がDLできる
 ● 2色刷りで見やすい・分かりやすい 
おすすめ度★★★★★

Part 7攻略のマストアイテム。2014年4月現在でも類書が見当たらないくらい、よくできた本です。「この本のお陰で、Part 7の解き方がよく分かり、スコアが上がりました」という感想をよくいただきます。


●選択肢照合型問題」に対応

上述したように、Part 7は、2011年頃から難化し、今でも徐々に問題の質が変わってきています。簡単に解ける問題が減り、設問や選択肢を正確に読めないと解けない問題が増え、選択肢を1つ1つ吟味しないといけない=解くのに時間のかかる「選択肢照合型」の問題が大幅に増えています。

この「究極のゼミ Part 7」は、「選択肢照合型」の問題も含めて、最近のTOEICによく出る設問が種類別にまとめられてあり、その解き方とコツが丁寧に説明されてあります


●不正解の選択肢の説明が丁寧

多くのTOEIC対策本は、「不正解の選択肢に対する説明が少ない」ことが多く、「はて、なぜこの選択肢は不正解なんだろう?」という疑問が起きることが多いんです。

ですが、この本は、その不正解の選択肢が不正解になる理由の説明が、類書よりも多めに割かれており、また、第8回に「不正解の見抜き方」という、不正解の選択肢を見抜く方法に1章分割いてあったりします。

これをやることで、問題を速く、かつ、正確に解くチカラが身につきます。



『出る8パターン スピードリーディング』

対  象TOEIC初心者・中級者
種  別Part 7の文書の種類別に解き方が学べる問題集
特  徴 ● Part 7の文書の種類別に解き方が学べる
 ● 各文書のポイントがまとめられていて分かりやすい
 ● 2色刷りで見やすい・分かりやすい
おすすめ度★★★
学生時代にそこそこ英語がを頑張った方、文法はまぁ何となくは分かるという方は、この本は飛ばして、いきなり公式問題集や模試に入っても全然OKです。

ただ、TOEICには、メール・手紙・履歴書・記事など、必ず出る文書・よく出る文書、そしてよく出る問題というのがあるので、公式問題集や模試をやる前に、あらかじめ学んでおきたいという方用。



『読解特急2 スピード強化編』

対  象TOEIC初心者・中級者
種  別Part 7ドリル形式問題集
特  徴 ● 1日1文で進められるので、勉強計画を立てやすい
 ● 薄くてコンパクトなので、出先やスキマ時間に勉強しやすい
おすすめ度★★★

Part 7の名著とされている「読解特急」ですが、実は僕にはハマりませんでした(^_^ゞ

もちろん、著者はTEX加藤先生・神崎正哉先生なので、英文・問題の質は素晴らしいです。

ただ、僕のPart 7のトレーニングは、英文をコピーして、精読の内容を書き込む派なのですが、この新書サイズの大きさだとキレイにコピーするのが難しいという超個人的な理由です(笑)。これをやるんだったら、模試・公式問題集をひたすらやっていくだけでいいなと。

現在リーディング400点前後で、通勤中・昼休憩などのスキマ時間に毎日解いて、Part 7のタイムマネジメントに慣れたい人にはいいいと思います。



『実況ライブ!TOEIC TEST 実力養成講座 リーディング』

対  象TOEIC初心者・中級者
種  別Part 5・6 / Part 7対策実況中継系
特  徴 ● 実況中継系なので読みやすい
 ● Part 5・6・7の問題の解き方のコツが学べる
 ● 1日1項目で進められるので、勉強計画を立てやすい
おすすめ度★★★

Part 7だけでなく、Part 5・6の対策も収録された読み物系テクニック本。「いきなり問題集から入るのはちょっと…」という方用。必読書ではないけど、最新のPart 7でよく出る問題パターンを学べます。


現在R400点以上/毎日解きたい

現在リーディング400点以上で、450点~満点をめざしている方。

 「Part 7のタイムマネジメントがうまくいかない」
 「Part 7でいつも数問ぬり絵してしまう」

という方が、毎日SPかDPを1題解いて慣れるための問題集です。


『イクフン厳選ドリル Part 7』


対  象TOEIC 900点(リーディング450点以上)を狙う
中級者・上級者
種  別1題ずつ復習できるドリル形式Part 7対策問題集
特  徴 ● 最近の難化したPart 7の問題に非常に近い
 ● Part 7を毎日1題解くことの大切さに気づきた人に最適
 ● 復習用の別冊が軽いので外でも勉強しやすい
 ● 出版社サイトで問題文のMP3音声がDLできる
おすすめ度★★★★

2012年10月、僕がリーディングで465点を獲れたときに、毎日1題解いていた問題集です。

最近のPart 7に多い、「選択肢照合型」の問題(選択肢1つ1つを、本文と照合していかないといけない問題 by ヒロ前田先生)も大量にありますし、不正解の選択肢が巧妙で、言い換えの割合も多いです。

Amazonのレビューにもありますが、解説が少なく、特に不正解の選択肢の説明がほとんどないので、R400点以上になってからトライしたほうがいいです。ただ、語注(語句の解説)はけっこう豊富なので助かります。

また、リーディングの問題集なのに、出版社サイトで、問題文のMP3音声がダウンロードできる点はすごくいいのですが、イギリス人女性のアクセントがきつい(スコットランド訛り?)ので、僕は結局音声でのトレーニングはやっていません。

あと、復習しやすいように別冊が付いていて親切なのですが、分厚い本ならまだしも、もともと薄い本なので、個人的には不要だったかなと。それなら、解説にもう少しページを割いてもらえたら、300点台の方にもお薦めできたのになって思います。

とは言え、Part 7で良質な本ってあんまりないので、現在400点以上の方にはマストアイテムだと思います。


僕は、SP(シングルパッセージ:1文書問題)かDP(ダブルパッセージ:2文書問題)を毎日1題ずつ、時間を測って解くようにしていました。毎日1題ずつ(3問付き文書なら3分と)時間を測って解くことによって、1問当たり1分で解く感覚が身につきます。

そして解いた後に、すべての英文を印刷して、知らない語彙・表現は調べて書き込み、文法や文構造をチェックし、問題の答えやヒントになる「キーワード」と「言い換え」にマーカーを引き、1日1回音読を10日間以上やったのが、リーディングで465点取れた大きな要因です。

2013~2014年はTOEICから離れてまして、2015年から再度TOEIC勉を再開始、7月から再度この本で勉強し直していますが、この本の問題をまた毎日1題解いて、通読していたお陰で、7月のTOEICでR460点が獲れました。

この本の英文は、TOEICの中でもわりと難しめの語彙が多めに使われているので、最初トライしたときはシンドイのですが、精読後に何度も通読していると、高地トレーニングになるので、本試験で英文が読みやすくなります。2015年現在でも十分使える本だと感じています。



『リーディング Part 7 トリプル10』

TOEIC講師・森田鉄也先生の最新Part 7対策本。
上記の「厳選ドリルシリーズ」と似たタイプの問題集で、1日2~3題解いていく感じです。ただ、「言い換え」や不正解の選択肢の説明は、厳選ドリルよりも丁寧な印象を受けました。

また、一部だけではありますが、問題文の中で難易度が高めの英文については、文構造等が説明されてあるのがすごくいいなと思いました。Part 7で文構造を説明している問題集ってほとんどないですよ。さらに、解説ページ、語彙確認ページにも問題文が記載されてあるので、復習や書き込みがしやすいのも、個人的にはいいなと。

あと、同じ大きさの類書と比べると、文字が大きく読みやすいという利点がありますが、その分、問題文のあるページと設問・選択肢のページが別になっている問題があります。

この辺りは一長一短で、好みは人それぞれになってくると思うので、ぜひ一度本屋さんでチェックしてみて下さい(・∀・)b
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