TOEIC 模試・問題集の語彙・表現が確実に身につく瞬間英作文勉強法

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記事対象:TOEIC リーディング300点以上(文法学習を一通り終えている)

先日の希望記事アンケートで、瞬間英作文(和文英訳)に関する記事の希望が多かったのと、「TOEICの模試や問題集を使った瞬間英作文のやり方を知りたい」というコメントを複数いただいたので、書いてみました(=゚ω゚)ノ

「瞬間英作文」をご存知でない方のためにご説明させていただきますと、
「瞬間英作文」とは、日本語文を見て、瞬時に英訳するトレーニングのことで、これを何度も繰り返すことによって、日本語を介さずに、瞬時に英語が口から出てくるようになります。

一見、スピーキング力向上のためのトレーニングに思えますが、「自分で瞬時に作れる英文 = 瞬時に聞き取れる・読める英文」となるため、リスニング力・リーディング力も非常に大きな効果があります。
※「音が聞き取れる」「文字・スペルが読める」ということが前提。

瞬間英作文について詳しく知りたい方は、英語のスピーキングもリスニングも伸びる一石二鳥の勉強法「瞬間英作文」 をご参照下さい。
 

1. TOEICの模試・問題集で瞬間英作文をやる前に

●文法苦手、リーディング300点未満 ▶ 文法復習

僕は学生時代、英語の文法だけは得意だったんです。

最終的に大学には行きませんでしたが(行けません?w)、高校卒業後の浪人中の1年間、予備校でサボりながらも勉強し、センター試験の英語の文法パートでは、ほぼ満点が取れるくらいの実力がありました。
※ただ、哀しいくらい英文は読めませんでした(笑)。

また、社会人になってから「やり直し英語」を開始した際、まだTOEICに興味がなかった頃、大西泰斗先生の「ハートで感じる英文法」2冊を何周か読みました。

ハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話 (語学シリーズ) - 大西 泰斗 , 他
ハートで感じる英文法
著:大西 泰斗 , 他  出版社:日本放送出版協会
発売日:2005/12
価格:¥998  中古:¥200 より
(2013/03/27現在の価格)
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ハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話 (会話編) (語学シリーズ―NHK3か月トピック英会話) - 大西 泰斗 , 他
ハートで感じる英文法(会話編)
著:大西 泰斗 , 他  出版社:日本放送出版協会
発売日:2006/04
価格:¥998  中古:¥364 より
(2013/03/27現在の価格)
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僕の場合、そういった英文法の素地があったからこそ、初めてTOEICテストで560点が取れ、瞬間英作文にも入りやすかったのではないかと考えています。


また、TOEIC 900点を取るには、Part 5・6の文法問題を全問正解できるくらいの文法力が必要です。

ですので、学生時代に英語、特に英文法の勉強を怠ってしまっちゃったアチャーな人は、TOEICの主にPart 5・6を勉強しながら、中学レベルの文法も復習できる、「中学英文法で600点!」

新TOEICテスト中学英文法で600点! - 小石 裕子
新TOEICテスト中学英文法で600点!
著:小石 裕子  出版社:アルク
発売日:2008/02/22
価格:¥1,680  中古:¥1,019 より
(2013/03/27現在の価格)
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などで、まずは文法をきちんと学習されることをお薦めします。

ちなみに、最近のTOEICは難化してるので、この本だけで600点を取るには厳しい気がします。とは言え、Part 5・6の点数向上と文法の復習にもなる一石二鳥のこの本はお薦めです。

上記の3冊の文法書の詳細については、英文法好きの僕が選ぶ!文法書5選 の参照して下さい。

また、リーディングが300点未満の人は、文法が苦手である可能性が非常に高いので、上記の文法書などで、英文法を復習しておきましょう。


●文法項目別の瞬間英作文本について

次に、僕自身は、TOEICの模試や問題集で瞬間英作文をやる前に、下記の「文法項目別の瞬間英作文本」をそこそこやっていました。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK) - 森沢 洋介
どんどん話すための
瞬間英作文トレーニング

著:森沢 洋介
出版社:ベレ出版
発売日:2006/10
価格:¥1,890  中古:¥829 より
(2013/03/27現在の価格)
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話せる!!ビジネス英語―通勤解速トレーニング 1駅3分集中! - 森沢 洋介
話せる!! ビジネス英語
通勤解速トレーニング 1駅3分集中!

著:森沢 洋介
出版社:マクミランランゲージハウス
発売日:2010/11
価格:¥1,890  中古:¥786 より
(2013/03/27現在の価格)
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左の「どんどん~」は3周程度で、右の「通勤解速」は前半の文法項目別の400文だけ10周しました。

しょーじきな話、今から考えるとやり込み度は低かったです(~∀~;)
ですが、この2冊のトレーニングのお陰で、文法項目別に英文を組み立てることができる、つまり、英語が話せるようになったのも事実です。

きちんと文法を使って話せる文 = 聞き取れる文 になるので。
※ただし、英語の音が分かる(発音練習をしている)ことが条件。


僕の場合、こういった素地があった上で、TOEICの模試・公式問題集の瞬間英作文に入ったので、もし、文法項目別の瞬間英作文本を一切やらずに、いきなりTOEICの模試・問題集で瞬間英作文を始めることは、果たして効率的なのかどうか、悩むところです。

あまり深く考えずに、とりあえず模試・公式問題集で瞬間英作文を続けていれば、できるようになる気もするけど、でも、あらかじめ文法項目別の瞬間英作文をやっておいたほうが、長い目で見た場合に、早く900点に到達できるのではないかという気もしています。

この辺りは、個人の好みでいいと思います(・∀・)b


2. 瞬間英作文 2通りのやり方

TOEICの模試や問題集を使って瞬間英作文トレーニングをやる方法としては、

 ●模試や問題集の解答・解説編と”しおり”を使う方法
 ●自作できる無料の単語帳ソフト「Anki」とAndroidアプリ「AnkiDroid」を使う方法

があると思います。

1) 解答・解説編としおりを使う方法

TOEICの公式問題集や模試には、英文スクリプトと、たいていその下 or 右に和訳があると思います。

そして、本屋さんでもらえる”しおり”などを使って、その英文スクリプトを隠して、その和訳を見ながらその英文を言う、という感じです。

瞬間英作文は、和文を引き金にして英文を言うトレーニングなので、その和文のことを俗に「トリガー」と言います。

2) Anki・AnkiDroidを使う方法

自作できる無料の単語帳ソフト「Anki」とAndroidアプリ「AnkiDroid」というのがあります。

詳しくは、瞬間英作文や単語暗記に役立つ無料ソフト「Anki」とアプリ「AnkiDroid」 の記事で。

Anki・AnkiDroidで、和訳と英文スクリプトを1つ1つ登録していく手間は面倒なのですが、トリガーとなる日本語を自分で作成できるので、公式問題集や模試のトリガーとなる日本語がイマイチ分かりにくいなどのストレスがなくなり、気分よくトレーニングできます。


また、少し勉強時間は増えますが、カード作成時にタイピングディクテーション(CD・MP3音声を聞いて、PCのメモ帳などを使ってディクテーション)もやるようにすれば、

●リスニングの音を聞き取る力の向上
●英文のタイピング速度の向上
●カード作成後のトレーニングは超スムーズ
●スマホでもできる

という「カード作成の面倒くささ」を補って余りあるメリットがあると感じています。


3. TOEIC学習では同じ文を1~2週間くらい毎日やる

僕のTOEICの模試・問題集を使った瞬間英作文は、瞬間英作文の提唱者である森沢洋介さんのやり方とは少し異なります。

森沢さんは、セグメントで区切って繰り返しますが、基本的には毎日同じ英文をトレーニングしないことを推奨されてます。その理由は、毎日同じ英文をやると暗記してしまうからです。


ただ、TOEICの場合、英文は覚えたほうが強いです。特にPart 1・2は英文の語彙・難易度がやさしく、パターンも限られているので(といっても数百パターンはありますが)、ある程度の数をこなすと、他のパートよりも早い段階で、9割~満点が取れるようになります。

現在の英語力にもよりますが、1~2時間くらいで、50~100文くらいできると思います。それを、1週間~10日くらい毎日瞬間英作文すると、ほぼ覚えます。苦手なものはさらに1週間くらいやるといいです。

この日数に関しては、その英文の定着度合いを自己観察して、増やしたり減らしたりして下さい。9割型の英文がスラスラと言えるようになったら、とりあえずOKとしましょう。
※完璧をめざすとキリがないので。


4. 瞬間英作文トレーニングの流れ

次は、1文1文を瞬間英作文トレーニングするときの流れについて説明していきます。この部分に関しては、森沢さんが提唱するやり方と基本的なところは同じです。

【STEP 1】和訳を見て英文を言う

模試や問題集の和訳を見て、英文を言うわけですが、その際、2秒以内に出だしが出てこなければ、すぐに【STEP 2】に進み、答え合わせをします。

瞬間英作文は、その名の通り”瞬間”に英文を言えるようにするトレーニングなので、瞬時に出てこない場合はアウトと見なします。
※瞬時に言えない文=瞬時に聞き取れない・瞬時に読めない文

【STEP 2】答え合わせ・精読

答え合わせをした際に、間違えた文には、和訳の頭にチェックを入れます。

また、和訳を読んでもイマイチ分からない語彙、また、文法・構文・文構造などは、辞書や「一億人の英文法」などの文法書を使って調べて = 精読して下さい。

語彙・文法・文構造を正確に理解していない文を瞬間英作文できるようになっても、応用が利きません。この精読作業を1周目にやっておくかどうかで、その後の上達速度は圧倒的に変わります。

精読に関しては、TOEICのスコアもリーディング力も確実に上がる!Part 7の英文を使った精読のやり方(お手本画像あり) を参照して下さい(=゚ω゚)ノ


さらに、発音・アクセントも、付属のCD・MP3音声やweblioなどのオンライン辞書で確認して下さい。基本的に、自分で発音できない音は、聞き取れません。

また、聞き取れたとしても、音を処理するのに時間がかかるため、中級レベルに到達した際にリスニングで伸び悩む原因となる可能性が高くなります。

発音については、発音ができるとリスニング力が上がる:英語耳 を参照して下さい。

【STEP 3】英文を見ながら何度か音読

模試・問題集の英文スクリプトを見ながら、3~5回程度音読します。初心者~リスニングが苦手(300点未満)の中級者は、CD・MP3音声に合わせて何度か音読することを推奨。

トレーニング初日に、CD・MP3音声並みに、なめらかにスラスラ言えるようになるまでやる必要はないですが、最終日(7~10日目)になめらかにスラスラ言えない文=音が聞き取れない文なので、もう1週間くらいかけて、スラスラ言えるようになるまでやって下さい。

また、「なんぼやってもCD・MP3音声通りに言えない」と気づいた方はラッキーです。それは「汝、発音練習せよ」という神からの啓示なので(笑)、素直に従って、英語耳で発音力を向上させましょう。

【STEP 4】英文を見ず、状況をイメージして暗唱

英文スクリプトを見ずに、「話者になったつもりで」もしくは「英文の状況をイメージしながら」暗唱します。実は、瞬間英作文トレーニングにおいては、ここが一番苦労する・時間のかかるSTEPで、この【STEP 4】をおそろかにしたまま何日も繰り返しても、ビックリするくらい身につきません(笑)。

また、苦手な英文は、この【STEP 4】で暗唱の回数を、他の英文よりも多めにしてやると、マスターしやすくなります。

【STEP 5】最後にもう一度全文を瞬間英作文

1日分の分量が終ったら、再度、今日やった文をおさらい的に瞬間英作文します。

このおさらいで間違えたところは、自分にとって特に苦手な文ということになります。もし時間があれば、音読や暗唱をし、時間がなければ、翌日以降のトレーニングで、音読・暗唱回数を増やしましょう。

「英語耳」の著者・松澤喜好さんがおっしゃっておられますが、「英語は壮大な慣れ」です。つまり、苦手な文=慣れていない文 なのです。

ですので、どんな苦手な文であっても、2~3週間くらい毎日音読と暗唱をすると、「最初の頃、なんであんなに苦労したんやろう」と不思議に思うくらい、スラスラ言えるようになります。


Part 1の瞬間英作文のやり方

他のパートと比べて、Part 1は似たような文が多いので、1文をマスターする時間は他のパートよりも早いです。

また、Part 1は、1日当たり模試1セット(4文✕10題=40文)やり切ったほうがいいかなと。僕はトータルで模試15セット(600文)くらいはやってますが、おそらく、そんなにやらなくても、10セット分(400文)の英文をすべて、スラスラ言えるまでやれば、Part 1では、9割~満点が取れると思います。


TOEICテスト究極の模試600問 - ヒロ前田
TOEICテスト究極の模試600問
著:ヒロ前田  出版社:アルク
発売日:2012/05/31
価格:¥2,730  中古:¥2,347 より
(2013/03/21現在の価格)
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「究極の模試」などは、左ページの左側に問題文(英文スクリプト)があり、その右側に和訳があるので、瞬間英作文しやすいです。
左側の英文スクリプトをしおりで隠して、右側の和訳を見ながら、英文を言っていく感じです。



TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉 - Educational Testing Service
TOEICテスト 新公式問題集〈Vol.5〉
出版社:国際ビジネスコミュニケーション協会
発売日:2012/06
価格:¥2,940  中古:¥2,649 より
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TOEICテスト超リアル模試600問(CD-ROM付) - 花田 徹也
TOEICテスト 超リアル模試600問
著:花田 徹也  出版社:コスモピア
発売日:2011/02/25
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「公式問題集」「超リアル模試」などは、英文スクリプトの下に日本語訳があるレイアウトなので、僕はそのページの一番下の問題から瞬間英作文をしてました。

5→4→3→2→1、次のページに進んで10→9→8→7→6、という順番で瞬間英作文します。



新TOEIC TEST パート1・2 特急難化対策ドリル - 森田鉄也
新TOEIC TEST パート1・2 特急難化対策ドリル
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発売日:2012/05/18
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「パート1・2特急」も英文スクリプトの下に和訳があるので、上の英文スクリプトをしおりで隠して、下の和訳を見ながら瞬間英作文します。ただ、「パート1・2特急」の場合、1ページ1題なので、比較的やりやすいと思います。


Part 2の瞬間英作文のやり方

Part 2は、1日当たり10~15題(4文✕10~15題=40~60文)くらいが妥当だと思います。それ以上やると、おそらく2時間近くかかります。

模試10セット分(4文✕30題✕10=1200文)の英文をすべて、スラスラ言えるまでやれば、Part 2では、9割~満点が取れ、Part 3・4のリスニング力も上がります。


TOEICテスト究極の模試600問 - ヒロ前田Part 2も、「究極の模試」は、左ページの左側に問題文(英文スクリプト)があり、その右側に和訳があるので、瞬間英作文しやすいです。

左側の英文スクリプトをしおりで隠して、右側の和訳を見ながら、英文を言っていきます。


TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉 - Educational Testing Service「公式問題集」はPart 1同様、英文スクリプトの下に和訳があるので、下からやる必要があります。


TOEICテスト超リアル模試600問(CD-ROM付) - 花田 徹也「超リアル模試」は、「究極の模試」と同様、左ページの左側に英文スクリプト、右側に和訳なので、左側の英文スクリプトをしおりで隠してやります。やりやすいですね。


新TOEIC TEST パート1・2 特急難化対策ドリル - 森田鉄也「パート1・2特急」はPart 2も、英文スクリプトの下に和訳があるので、英文スクリプトをしおりで隠して、下の和訳を見ながら瞬間英作文します。

とは言え、公式問題集と違って、1ページ当たり1問なので、瞬間英作文しやすいです。



Part 3・4の瞬間英作文のやり方

基本的に、模試のPart 3・4を使った瞬間英作文はやりにくいです。英文も和訳も文字が小さく、改行も少なく詰め詰めの状態なので、トリガーとなるその和訳を訂正できるスペースも少ないです。

ただ、僕がトライした模試の中で、一番瞬間英作文がやりやすかったのは、「超リアル模試」です。「超リアル模試」のPart 3・4は、左ページに英文スクリプト、右ページに和訳というレイアウトなので、比較的文字が大きく、スペースも多いのでトリガーとなる和訳の訂正がしやすいんです。

また、模試としては一番お薦めの「究極の模試」ですが、Part 3・4においては、英文スクリプト・和訳ともに文字が非常に小さく、スペースもほとんどないので、事実上、瞬間英作文はできないと思います。ですので、僕はほぼ全文、上述したAnki・AnkiDroidでカードを作成して瞬間英作文しました。


進め方としては、各パート1セット(10スクリプト)当たり、2~3週間、毎日瞬間英作文しました。Part 3・4は、Part 1・2よりも長文や複文が多く、語彙レベルも高いので、マスターするのにとても時間がかかります。ですので、1週間では足りないと思います。

僕が瞬間英作文をした模試・問題集は、「公式問題集Vol.3・4」「超リアル模試」「究極の模試」で、瞬間英作文のやり込み度も、公式問題集Vol.3・4 < 超リアル模試 <究極の模試 になります。

800点前後でウロウロしてた頃に、「究極の模試」のPart 3・4でひたすら瞬間英作文したところ、リスニングは450点前後を取れるようになってきました。


TOEICテスト究極の模試600問 - ヒロ前田「究極の模試」の解答・解説編は、文字が小さく、スペースも少ないので、テキストを使った瞬間英作文は非常にやりにくかったので、上述したように、Anki・AnkiDroidでカードを作成して瞬間英作文しました。

「究極の模試」も英文の質が高い(=本試験に近い)ので、瞬間英作文をやればやるほど、Part 3・4で聞き取れる割合が目に見えて増えていった感じがあります。


TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉 - Educational Testing Service「公式問題集」のPart 3はまだ瞬間英作文しやすいです。スペースが広いので、トリガーとなる和訳の訂正がしやすい。

ただ、Part 4は詰め詰めなので、やりにくかったです。

「公式問題集」を使っての瞬間英作文は、あんまり回数をこなさなかったですが、それでも、リスニングが安定して400点前後取れるようになった大きな理由の一つにはなっていると考えています。


TOEICテスト超リアル模試600問(CD-ROM付) - 花田 徹也上述したように、「超リアル模試」は、Part 3はやりやすかったです。ただ、Part 4もやりやすいとは言え、他の模試と比べて、というスペースの広さです。

僕は「超リアル模試」は、A5→B5に拡大コピーして、そこに書き込んでやったので、拡大した分、スペースが広くなり、それもやりやすくなった大きな要因だと思います。



Part 5・6・7の瞬間英作文について

僕自身は、Part 5・6・7の瞬間英作文は一切やっていません。

リーディングパートは、リスニングパートに比べて、語彙や表現の難易度が高く、英文の種類も多く、複文も多いので、相当な時間がかかると考えられ、積極的にはお薦めしません。
※もちろんやったらやっただけの効果は絶対あると思います。


ただ、Part 5に関しては、以前KTOEICブロガーのK510さん(今はブログを閉鎖されてます…残念)が、

リーディング400点前後の頃に、文法特急1と単語特急1のすべての英文を音読・シャドウイングした上で、英文と日本語訳を紙に書き出し、完璧にスラスラ言えるようになるまで瞬間英作文したところ、リーディングで450点以上を安定して取れるようになり、リスニングは満点近く取れるようになりました。

とおっしゃっておられました。

当時、このトレーニングをやろうやろうと思いながらも、結局トライしないまま、900点を取得して今に至るわけですが、瞬間英作文にハマっておられるリーディング400点前後の方で、「今の自分には多解きよりもリーディング力の向上が重要」という方が、このようなトレーニングをやるというのも1つの選択肢です。


5. その他のTOEIC ✕ 瞬間英作文にお薦めの本

上述の本以外にも、瞬間英作文しやすいTOEIC本、TOEICに有効な瞬間英作文本というものがあります。
※ネーミングは僕が勝手に付けただけなので参考程度に(笑)。

TOEIC(R)テスト730点突破に必要な語彙力をつける本 - 塚田 幸光 , 他
TOEICテスト
730点突破に必要な語彙力をつける本

著:塚田 幸光 , 他  出版社:小学館
発売日:2009/11/04
価格:¥1,890  中古:¥299 より
(2013/03/27現在の価格)
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TOEIC TEST単語・熟語・文法トリプルマスター (CDブック) - 小谷 俊介
TOEIC TEST
単語・熟語・文法トリプルマスター

編集:小谷 俊介  出版社:国際語学社
発売日:2012/08/24
価格:¥1,365  中古:¥1,114 より
(2013/03/27現在の価格)
Amazon.co.jpで詳細を見る
この2冊の著者は、TOEICを受験し、分析されている方々なので、英文の質は高く、また、構成が瞬間英作文しやすくなっています。特に左の「730点突破に必要な語彙力をつける本」は、ベスト・オブ・TOEIC瞬間英作文本と言ってもいいくらいやりやすいです。

僕自身は、左の「730点突破~」は購入したものの、結局やらず終いだったのですが、模試・公式問題集・単語集をまだ購入していない人で、瞬間英作文好きの方にはお薦めの本です。

これらの本の詳細は、瞬間英作文しやすいTOEIC本・TOEICに有効な瞬間英作文本 を参照して下さい。



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コメント

新たに、瞬間英作文を始めようと思っています。
はじめまして、TOEICリスニングパートで伸び悩みを感じている者です。
瞬間英作文に着目されており、非常に興味深く拝見させていただきました。
2点、質問と言いますかアドバイスをお願いしたくコメントさせていただきます。

今までは音読を中心にリスニングの素材に取り組んできましたが、
いざTOEIC本番になると、別の記事にある「リスニングパートにおいてよくある症状とその対策」にそっくりな症状が出てしまいます。
(スクリプトによっては自信をもって解答できるものもありますが。)

そこで、瞬間英作文がリスニング能力の向上に非常に有力なツールと感じ、
瞬間英作文にチャレンジしようと思うのですが、
当面は、TOEICのリスニングスコアにより早く反映されるような勉強法で
進めていきたいと考えています。

音読を中心に取り組んできた私ですが、瞬間英作文のスタートとしては
公式問題集を(Part1から順に)素材として活用していく方法が妥当でしょうか。
直近のリスニングパートのスコアは350~360/495です(リーディングは380~405です)。

また、リスニング能力をあげるという目的を前提として、
音読だけの取組みと、瞬間英作文自体の取組み、の2つの取組みを行った際、
結果的に学習者本人のどこに差異が出てくるのでしょうか。
音読だけの取組みだけでも瞬間英作文でも、何回も繰り返して行きつく先はスクリプトの暗記だと思いました。
その過程での思考回路が異なってくると思うのですが、そこがはっきりと理解できていません。ご教授お願いたします。

最後にもう1点。
瞬間英作文と言うことで、最初のStepでは解答やスクリプトに囚われない英文を自ら発することになると思うのですが、
実際の解答やスクリプトとのズレをどの程度許容すればよいものでしょうか。
この点で曖昧さを残すということは、その後の学習の妨げにはならないものでしょうか。
(自分の性格上、きちきちっとしておきたいと思うのですが・・・苦笑)
瞬間英作文でどうしてリスニング能力が強化されるのか?また音読との違いは?
昨日からの連投で申し訳ございません。

昨日書きこませていただいた内容にも関連すると思うのですが、
やっぱり
「自分で瞬時に作れる英文=瞬時に聴き取れる英文」、
どうして瞬時に「作れる」ことが瞬時に「聴き取れる」ことに繋がるのか
自分なりに理解できないでいます。

「作れる」ハードルの方が「聴き取れる」ハードルよりも高いから
(↑これも本当にそうなのか分からないですが。)
そこを目指してトレーニングすれば「聴き取れる」ハードルを越えられる、
ということでしょうか。

とても個人的なことで恐縮なのですが、今私が抱える一番の問題は、
音読なりスクリプトを見るなりして「理解した」素材に関する知識が
「どのようにして」初見の問題の理解に繋がっていくかが分かっていないことなんです。

音読にしろ瞬間英作文にしろ、
結果的に練習対象の英文を理解し言えるようになることはどちらもたぶん同じ。
また目的は、Part3やPart4の英文を聴いて理解できるようになること、だから
音読にしろ瞬間英作文にしろ、Part3やPart4ぐらいの英文を理解し言えるようにならなければ、
それらの効果は薄いはず。

つうくんさんは、瞬間英作文という方法で段階的に素材のレベルを上げていく
丁寧なトレーニングをご紹介されていますが、
初心者の私が扱うべき素材には、
目的であるPart3やPart4に登場するような英文とだいぶ差があるように感じます。
そのため、瞬間英作文では
自分がPart3やPart4の英文を瞬間理解するためのトレーニングを
その時々でできているのか非常に不安になると思うのです。

まとめますと、
①瞬間英作文で扱う素材や、瞬間英作文のトレーニング自体が
「どのようにして」初見の問題の理解に繋がっていくか
また、
②この点で音読によるトレーニングとどう違うのか
ご教授お願いいたします。
まっしまさんへ:瞬間英作文と音読の効果の違いについて・他
まっしまさんへ

>「瞬間英作文と音読の効果の違い」

瞬間英作文と音読では得られる効果が異なります。次の記事で説明させていただいているので、ぜひお読み下さい!

 英会話の上達に効果抜群の独学勉強法「瞬間英作文」で
 リスニング・リーディングも伸ばせる
 http://enjoylifeinenglish.blog112.fc2.com/blog-entry-159.html

もしすでにお読みいただいているのであれば、上記の記事の内容のどこがスッキリしないかを、上記の記事のコメントでご質問いただけるとありがたいです(*_ _)人


>どうして瞬時に「作れる」ことが瞬時に「聴き取れる」ことに繋がるのか自分なりに理解できないでいます。

「自分で瞬時に作れる英文=瞬時に聴き取れる英文」は、

 ●自分で作れる数学の問題は、テストに出ても瞬時に解ける
 ●料理の専門家は、他人が作った料理を食べると作り方や味付けが分かる
 ●作曲家は、演奏を聞くだけで何の楽器が鳴ってるか分かる
 ●パソコンを自作できる人は、症状を聞いただけで壊れた箇所が分かる

と似てます。自分の経験では、人間というのは、自分で正しく再現できる=アルゴリズム・構成・システム・仕組みなどを正しく理解している、ということになるようです。


>瞬間英作文と言うことで、最初のStepでは解答やスクリプトに囚われない英文を自ら発することになると思うのですが、 実際の解答やスクリプトとのズレをどの程度許容すればよいものでしょうか。

瞬間英作文を始めた頃は、英文スクリプトに忠実に英作文できなければ、すべてアウトにして下さい。英語に限らず、何かを新しく学ぶときは「守破離」が、最も効率的だと感じています。まずは、「守」=スクリプト通りに英作文することです。

瞬間英作文は、数をこなせばこなすほど、使える語彙・表現が増えてくるので、「許容できるズレ」は自ずと理解し、その許容範囲も増えてきます。言わば、これが「破」かなと。

瞬間英作文のやり方については、次の記事が参考になると思います。

 瞬間英作文の効果的なやり方とトレーニングを快適化する6つのコツ
 http://enjoylifeinenglish.blog112.fc2.com/blog-entry-254.html


>今私が抱える一番の問題は、音読なりスクリプトを見るなりして「理解した」素材に関する知識が「どのようにして」初見の問題の理解に繋がっていくかが分かっていないことなんです。

その『「理解した」素材』に出てくる語彙・表現・文法・構文が、「Thank you.」と同じくらい、無意識に・瞬時に使いこなせるかどうか、が重要になります。というのも、英語学習においては、「理解している」=「瞬時に使いこなせる」とは限らないからです。

語彙・表現・文法・構文をマスターしたかどうかの基準は、「Thank you.」と同じくらい、無意識に、瞬時に使いこなせるかどうかだと、個人的には考えています。

「Thank you.」並みに、無意識に、瞬時に使えるものは、瞬時に聞き取れ、読めます。(発音・スペルが分かることが前提です)

その基準で洗い直してみると、おそらくほとんどの語彙・表現・文法・構文が、「Thank you.」のレベルに到達していないと感じられるはずです。

精読で、英文の語彙・表現・文法・構文・文構造をきちんと分析した後、100回くらい音読・オーバーラッピング・シャドウイングすると、音的にはスラスラ言えるようになってくるので、その英文は完全に理解したように思えてきます

ですが、その英文に出てきた語彙・表現・文法・構文・文型を「Thank you.」並みに、瞬時に使いこなせるのかというと、おそらくそうではないと思うのです。

僕はこのことに気づくのに、2~3年はかかった気がします(˜∀˜;)


>瞬間英作文のスタートとしては 公式問題集を(Part1から順に)素材として活用していく方法が妥当でしょうか。直近のリスニングパートのスコアは350~360/495です(リーディングは380~405です)。

Part 1・2からやることをお薦めします。
僕がまっしまさんと同じスコアの頃、Part 1・2は「テクニックや消去法を使うことで、何とか正解できてるけど、問題や選択肢の音声を、聞こえてきた瞬間に完全に聞き取れているわけではないよな」という感じでした。

僕は瞬間英作文本を1冊10周し、模試10~15回分のPart 1~4の英文で瞬間英作文をしたことで、文頭から瞬時に聞き取れる割合が大幅に増え、リスニングで450点くらい獲れるようになりました。


とりあえず、当ブログの瞬間英作文に関する記事を熟読していただいた上で、Part 1を模試1冊分(4文✕10題✕テスト2回分=80文)、瞬間英作文で1ヶ月間毎日やってみて下さい。音読では得られなかった効果を感じられるはずです。

英語学習は「百聞は、一体験に如かず」です。トレーニングはいろいろ試してみたほうがいいです。試してみることで、他のトレーニングとの効果の違いが分かるようになってきます。

試すのに数万もかかるような教材・トレーニングは、僕も二の足を踏みますが、瞬間英作文は手持ちのテキストでできますから(・∀・)b
模試での瞬間英作文について
こんばんは、いつも参考にさせてもらっています。質問なのですが、模試での瞬間英作文で、会話力はどのくらい向上するのでしょうか?スコアも会話力も欲しくて迷ってます。ちなみに現在は800程度です
かずさんへ:模試を使った瞬間英作文/英会話とTOEICの二足のわらじについて
かずさんへ

いつもご覧頂いてありがとうございます!


>模試での瞬間英作文で、会話力はどのくらい向上するのでしょうか?


経験上、瞬間英作文は数をこなせばこなすほど、スラスラ言えるようになってくると感じています。ただ、TOEICの英文は、フォーマルな表現が多く、限定的なので、フレンドリーな表現が学びたい、日常会話もできるようになりたいのであれば、TOEICではないテキストをもこなす必要が出てきます。

僕は英語でいろんな人達といろんなジャンルでディスカッションできるようになりたいので、今は「DUO」と「ダイアローグ1200」で、語彙と表現を増やしていっています。

この2冊に出てくる語彙・表現・話の流れは、僕にとって「使えるようになりたい!」と思うものばかりなので、トレーニングしていても楽しいです。

「自分がどういう英語を話せるようになりたいのか?」を明確にできれば、どういったテキストをやるべきかが明確になってきますよ(*'-^*)b



スコアも会話力も欲しくて迷ってます。ちなみに現在は800程度です

僕も800点台の頃まったく同じように感じていましたが、TOEIC 900点が目標なのであれば、個人的には、先に900点をめざしたほうがいいと考えています。


この1年で、瞬間英作文とオンライン英会話で約1000時間くらいトレーニングしてたのですが、1年前よりは話せるようになったものの、ペラペラには程遠いレベルです。ですが、800点の人が、TOEIC 900点を獲るのには、1000時間もかからず、数百時間で取れると思います。

TOEICは「スコア」というゴールが明確なので、どちらも欲しいのであれば、今はTOEICに「選択と集中」して先に900点を取ってから、英会話にシフトしたほうが、精神衛生上いい気がします。少なくとも、僕はそれを選んで正解だったと感じています。

1日に7~8時間とか勉強できるのであれば、英会話とTOEICの「二足のわらじ」でもいいと思うのですが、2~3時間くらいなのであれば、「選択と集中」したほうが、伸びやすいので効率的だと感じています(・∀・)b

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