TOEIC 第223回(09月10日) 結果・感想・難易度まとめ

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対象:TOEIC受験者/受験予定者 
読了:約11分(6845字)
公開:2017-09/11
更新:2017-10/08 

45回目のTOEICのアビメが届いたので振り返ってみました。

僕が受けたフォームは「カートの近くに立っている女性」だったと思います。

ちなみに、各パートの難易度は個人的な感想なので、参考程度に留めておいて下さい。それでは今回のTOEICを振り返ってみたいと思います(・∀・)/
 

1. リスニングパート

リスニングパート全体:普通

● 速さに少し慣れてきたかも

TOEIC講師の加藤優先性が、ブログ記事「2017年9月TOEIC L&R 公開テスト」でオーストラリア人男性について言及されておられました。


リスニングは、オーストラリア人男性の発話スピードが猛烈に速いですね。

リスニング教材を作る場合、あのスピードでナレーターに読んでもらうのは、実は結構大変なんです。元々早口な人は良いのですが、多くのナレーターはその方独自のペースと読み方があるので。


特に新形式に変わってからの傾向だと思うのですが、本試験のオーストラリア人男性って、『公式問題集』よりも、けっこう早口なんですよね。

リスニング力は去年よりも上がっているはずなのに、僕のリスニングのスコアがあまり伸びていない原因の1つだと睨んでます(笑)

ただ、この数ヶ月「3回チャレンジ法」の2回目以降のトレーニングは、1.2~1.5倍速で【 速聴 】してきました。

また、6月から『映画・ドラマCD』でのトレーニングも再開しました。

その結果、オーストラリア人男性以外はかなり遅く感じるようになり、新形式でバージョンアップしたオーストラリア人男性の速さにも耐性がついてきつつあります。

ただ、音の連結・消失のストックや、語彙力がまだまだ圧倒的に足りないので、完全に聞き取れるレベルに到達するためには、数年かかるだろうと覚悟しています。


● Part 2に少し英人女性

Part 2にアクセントが強めのイギリス人女性がお出ましになられてました。

04月06月にも登場された方です。

市販の英語書籍やNHK WORLDでナレーションされている、ボニー・ウェイコットさんのアクセントに近いですが、TOEICの方のほうがもうちょっと強いです。

この方が出てこられると、どうしても聞き取れる割合が下がるので、個人的には最高得点は諦めるようになっています(笑)

ただ、僕の記憶では今回はPart 2でのみ召喚されてました。いつもPart 3・4でも猛威を振るっておられるのですが。助かった。

今年は4月、6月、9月と1回飛ばしで出てこられたので、次は11月に登場されるかもしれません。


Part 1:普通


で毎日トレーニングしていまして、今日はこの問題集のナレーターと、本試験のナレーターの早さはどれくらい違うかを意識しながらPart 1を聞いていたのですが、やはり本試験のほうが早いなと。

いつもお伝えしているように、オリジナルのスピードで聞き取れるようになってきたら、スキマ時間に1.2~1.5倍速で【 速聴 】するようにして、本番に備えたほうがいいです。

あと、上述の『公式トレーニング』にもありましたが、1~2問くらい、わりと巧妙なヒッカケの選択肢があるのが標準になってきたと感じています。前からあったのかな。僕がようやく気づけるようになってきただけ?(笑)


Part 2:やや難

今回はちょっと難しく感じました。質問自体が聞き取れないのがいくつかあったんですよね。消去法で解いた問題も多いです。

脳内ディクテーション 】でトレーニングし続けてきたことで、設問が聞き取れたものに関しては、例え「距離が遠い問題」であっても、理解して正解を選べることが増えてきたのですが、設問が聞き取れないと、どうにもならない(笑)

上述したアクセントの強いイギリス人女性と、例の早口のオーストラリア人男性がやはり難しいなと。


オーストラリア人男性を難しく感じる理由

Part 3・4だと、話の流れから推測しやすいのですが、Part 2は情報量が少ないので、2~3個聞き取れない単語があると、僕のレベルだと厳しいですね(;´∀`)

今回気になった問題。(ちょっと改変しています)


M: Isn't it cold here?(寒くない?)
W: I'll turn on the heater.(暖房入れるよ)


みたいな「間接応答問題」が出たんですよ。

こうやって文章で読むと簡単なのですが、実際に聞こえてきた音声は、もちろん「イズント イット コゥルド ヒア?」ではなく、「イズニ コゥディア?」みたいな感じでした。

「isn't it」が「isn'(t)⌒i(t) イズニ」になるのは、TOEICでもわりとよくある音の連結・消失ですが、「コゥディアって何?」ってなったんですよね。選択肢を聞いて、「cold here」であることが理解できました。

「h」から始まる単語の場合、「h」の音が消失する(≒前の単語の音に吸収される)ことがあることは、おそらくご存知の方も多いと思います。例えば「ask⌒her」が「アスカー」、「you⌒have」が「ユアヴ」になるパターンです。

このケースも、「here」の「h」の音が、「cold」の「d」に吸収されて、「cold⌒here [kouldíər] コゥディア」みたいな感じになるんです。

これについては「英語 リスニングのコツがつかめる7つの発音ルール」で詳しくまとめています。

オーストラリア人男性は早口なので、この音の連結・消失も他のナレーターよりも激しいんです。

6月くらいから、ネイティブのナチュラルスピードでの発音や音の連結・消失のメカニズムが学べる



という本で、毎日【 脳内ディクテーション 】しています。

この本で学んだ知識で、TOEICのオーストラリア人男性の発音を分析していると、けっこうネイティブのナチュラルスピードで起こる音の連結・消失にそこそこ近いんですよね。

個人的には、TOEICのオーストラリア人男性の発音は、アクセントはそんなに強くは感じないんですよね。

なので、オーストラリア発音に慣れてないから難しいというよりも、ナチュラルスピードに近いから難しいと感じています。

逆に言えば、この「オーストラリア人男性の一言一句を正確に、余裕で聞き取れるレベル」になったらリスニング上級者と言えるかもしれません。

そう考えると、オーストラリア人男性は、中級者と上級者を振り分けるリトマス試験紙になりそうです。そして僕はまだ中級者(笑)


ちなみに、このテキストはTOEICのリスニング力向上には直結しないので、スコア最優先の方にはお勧めしないですが、リスニングが450点を超えてきて、最終的に「映画を字幕なしで」をめざす方には超お勧めです。

【参考】「映画・海外ドラマを字幕なしで」への第一歩に最適な本


Part 3:普通

今回のPart 3は、全体的にオーソドックスな会話が多く、会話の流れが予想しやすかったです。設問・選択肢も長いものはそんなに多くなかったかなと。

あと、意図問題も図表問題も特に難しくなかったです。

【参考】新形式TOEIC リスニング対策と勉強法まとめ


公式問題集』のPart 3・4を【 暗唱 】した上で、1.2倍速で瞬時にイメージできるまで【 速聴 】すると、Part 3・4で聞き取れる割合は増えてきます。

Part 4は、何の話かイマイチよく分からないものが1つありました。オーストラリア人で、1文が長かったりすると難しいです(;´∀`)


あと、今までとは違ったパターンの選択肢が正解になるものが目立ちました。そんなに難しくはなかったのですが、中級者と上級者を振り分ける問題だと思います。

たぶん、TOEIC対策本をやりまくっていて正解になりやすいパターンを覚えてしまっている中級者に正解させないために、こういった問題があるんでしょうね(笑)

【参考】TOEIC スコアもリスニング力も向上する勉強法 Part 3・4編


ヒッカケに大量にやられていたりしなければ、450点は超えていると思います。

英会話や英検、映画・ドラマでトレーニングを同時並行でやっても、TOEICのPart 3・4が要求するリスニング力にはあまり直結しないので、常に満点近く取れるレベルに到達するには数年かかると覚悟しています。

満点を急ぐ方は「1万問ノック」に挑戦したほうがいいです。

【参考】TOEIC 990点満点を獲るための勉強法


【結果】リスニングスコア:460点

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リスニングパートのアビメの見方については「TOEIC 弱点と対策が分かる!公式認定証(アビメ)の見方 ①リスニング編」をご覧下さい。

TEX加藤先生のブログ記事「2017年9月公開テスト正解数換算表」を参考にさせていただき、誤答数を数えてみました。僕は「フォーム4」みたいです。


L1:87% → 2問
L2:89% → 2問
L3:100%
L4:88% → 6問
L5:80% → 3問


「L5」は他の項目と重複するので、それを差し引くと、実際の僕の誤答数は「10問」になります。

パート別の誤答数は、「L1・L3」がPart 1・2、「L2・L4」がPart 3・4を表しているので、Part 1・2は2問間違い、Part 3・4は8問間違いということになります。

また、10問間違えたということは、495-50=445になるはずですが、実際は460点だったので、3問カウントされない問題があったようです。


Part 2は満点を取れなくてもいい

TOEIC講師の森田鉄也先生は今回980点だったようで、ブログ記事「223回TOEIC結果と決意」で、「Part 2の恐ろしさを実感しました」と仰っておられました。

森田先生が恐ろしいと仰るレベルの問題を、僕が解けるわけがないなと(笑)

なので、900点をめざす方は、最近のPart 2は、満点ホルダーでも満点を逃すくらい難しい問題が出ることがあるので、数問解けなかったとしても落ち込まず、焦らず、次の問題に気持ちを切り替えましょう。

全問正解しなくても900点は取れますし、リスニングパートは数問間違えても満点が取れますしね。

【参考】TOEIC 900点が確実に獲れる!6つの戦略と勉強法



2. リーディングパート

リスニングパート全体:やや易

7月の試験ほど易しくはなかったですが、僕のレベルで最後まで解けたので、今年僕が受けたテストの中では易しい部類に入るかもしれません。

MPはけっこう難しかったのですが、SPが易しかったので、ギリギリ最後までたどり着くことができました。


Part 5:普通

Part 5の前半15問は通常、速く解ける問題が多いのですが、今回は前半もけっこう時間かかりました。Part 4が終わったのは、13時46分でしたが、Part 5の前半が終わったのは13時50分でした。

ただ、Part 5の後半もそれほど難しくはなく、結局「タイムテーブル」通り、13時54分に終わることができました。

今回は、空欄前後だけで解ける問題がちょっと少なかった印象です。


全問全文読む or 可能な問題は空欄前後のみ読む

TOEIC 900点までは数問間違えても大丈夫なので、Part 6・7に時間を温存するために、Part 5は空欄前後で解けそうな問題はもうそれでいいと、個人的には考えています。

Part 5(≒アビメのR4とR5)で満点をめざそうと思うと、ヒッカケ問題に対処するために全文読む必要が出てくるんですよね。ただ、Part 5を全文読むとなるとわりと時間取られるんですよ。

全文読まないことによってヒッカケられてしまう問題は、感覚的には0~2問くらいだと思うんですよね。

自分の今の読むスピードで、「全文を読むことでロスする時間」と「可能な問題は部分読みにしてPart 5で落とす問題の割合」を天秤にかけると、後者にしてPart 6・7に時間を回したほうがいいのではないかと。

僕はもうちょっと速く読めるようになってきたら、すべての問題で全文読みに切り替えていこうと考えています。今のペースだと、1~2年かかりそうが(笑)


Part 6:やや難

2つの文書の「文選択問題」が難しかったです。

僕のレベルだとPart 6は難しいと感じる回がちょっと多いです。180~200 wpmで正確に読めるリーディング力を身につけない限り、リーディングパートで満点は取れない気がしています。

14時03分に終わったので、「タイムテーブル」から1分ビハインド。

【参考】TOEIC スコアもリーディング力も向上する勉強法 Part 5・6編


Part 7 MP:やや難

僕はMP(マルチプルパッセージ:2~3文書問題)から解く派なので、MPからいきますね。

英文はそれほどで難しくなく、英文量も多くなかったのですが、問題で悩むものが多く、かなり時間を浪費しました。ただ、何の話かサッパリ分からないという問題はなかったので、激難レベルではないかなと。


にも、時間のかかる問題がわりと収録されていて苦戦しました。

この本、評判悪いですが(笑)、800点を超えていて、『公式問題集/非公式問題集/精選模試』をすべてやり込んでいる方で、「和訳がない韓国模試はできればやりたくない」という方や、Part 6・7の文書パターン、問題や言い換えのパターンのストックを増やしたい方はやっておいて損はないと思います。

14時36分終了。「タイムテーブル」から4分ビハインド。


Part 7 SP:やや易しい

SP(シングルパッセージ:1文書問題)

オーソドックスな問題が多かった印象です。

上述の『公式トレーニング』を毎日1~2題解いてきたことで、SPに関しては1分1分よりも速いスピードで解けるようになってきつつあります。

900点以上をめざすのであれば、「タイムマネジメント」の感覚をつかむために、やはり最低でも毎日1~2題解いたほうがいいですね。

あと、今年に4ヶ月くらい集中してやった【 【 速音読トレーニング 】はやはり大きかったなと。それ以来、なるべく速く英文を読む意識がつきました。

結果、読むスピードが向上したお陰で、今回のようにMPで時間がかなり押しても、比較的、英文も問題も易しめの(=速く読める&解ける)SPで巻き返せるようになってきました。

今の僕はTOEICの勉強は抑えてますが、900点を超えている満点最優先の方は、毎日半模試(LかRどちらか)~1模試解くようにしたほうがいいですね。

そうすれば、より早く文書・問題・言い換えのストックがたまり、より早く満点にたどり着けるはずです。

【参考】TOEIC リーディングで時間が足りない!対策と勉強法 Part 7編


【結果】リーディングスコア:460点

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リーディングパートのアビメの詳細な見方は「TOEIC 弱点と対策が分かる!公式認定証(アビメ)の見方 ②リーディング編」を参照して下さい。

リーディングパートもTEX加藤先生のブログ記事「2017年9月公開テスト正解数換算表」で誤答数を出しておきます。


R1:88% → 3問
R2:95% → 1問
R3:77% → 7問
R4:96% → 1問
R5:95% → 1問


「R1・R2」はPart 7、「R3」はPart 6・7、「R4」はPart 5・6・7、「R5」はPart 5に該当するので、リーディングパートは、リスニングパートと違って、各パートの正確な誤答数が出せません。


だいたい想像した通りのスコアでした。7月と9月のリーディングパートは易しかったので、10月は難しいフォームに当たるかもしれない、と覚悟しておきます(笑)

僕のレベルだと、難しいフォームに当たると、4月のR415点6月のR425点のように450点を切るんですよね。

10月受験される方、ともに頑張りましょう!



3. 他のTOEICkerの方々の感想


今回のTOEICを受験された、僕が信頼しているTOEIC講師・TOEICkerの方々をご紹介しておきます。

ふーじーさん:第223回TOEIC(2017年9月10日)ふりかえり
Jet Bullさん:第223回 TOEIC公開テスト感想
TEX加藤先生:9月TOEIC感想
花田徹也先生:9月10日TOEIC(第223回)に関する講評・速報・感想




 
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