オンライン英会話 スピーキングの流暢さを上げる「英語で独り言」

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対象:オンライン英会話に少し慣れてきた/もっとスラスラ話せるようになりたい 
読了:約9分(5459字) 
公開:2018-02/24 

オンライン英会話を5年、1935回受けてきて、強烈☆猛烈☆ダイナミックに後悔していることの1つが、もっと早く「英語で独り言」を始めればよかった、です。

そうすれば今頃、より高いスピーキング力を獲得できていたのではないかと感じています。

というわけでこの記事では、「英語で独り言」の重要性とメリットについて、やり方やコツ・注意点について説明しています(*'-^*)b

 

オンライン英会話の現実

1レッスン、実質10~15分?

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オンライン英会話が画期的なツールなのは間違いないです。オンライン英会話をやっていなかったら、僕は英会話を楽しめるようにはなっていなかったはずですから。


ですが例えば、「DMM英会話」「レアジョブ英会話」「産経オンライン英会話」で一番安いプランだと、1日1回(25分)しか話せないんですよね。

その25分のうち、先生が話す時間とどちらも話さない時間を抜いたら、実際に自分が話している時間って10~15分くらいという気がするんですよ。

しかも、ハズレな先生に当たると一方的にしゃべられてレッスンが終わる、というのも「オンライン英会話あるある」かと(笑)


友達の家の2人の息子と遊ぶときがあるのですが、彼らは一日中しゃべってるんですよね。

そう考えると、1日たった10~15分って全然少な!と思ったので、2014年から1日に2レッスン受けるようにしました。それから流暢さが1レベル上がりました。ティラリラ、リッタッター。

【参考】オンライン英会話 上達しない人によくある5パターンと改善策


スピーキング量をどうやって増やすか?

今までは「EnglishTalk」1本だったのですが、2018年から「ネイティブキャンプ」でもレッスンを始めました。

ネイティブキャンプは、講師の空きさえあれば、1日に何度でもレッスンが受けられる&予約不要ですぐに受けられるので、スピーキング量は確実に増えました

【参考】レッスン受け放題の「ネイティブキャンプ」を1ヶ月やってみた

そのお陰で、流暢さがさらに1レベル上がったなと。去年よりも話すのがラクになりました


スピーキング量が増える
→ 文法・構文・フレーズを使う回数が増える
→ 自動化が促進される
→ 考えなくても出てくる英語の割合が増える
→ 話すのがラクになる&よりスラスラ言えるようになる


というメカニズムです。

とは言え、「DMM英会話」「レアジョブ英会話」「産経オンライン英会話」ユーザーの方は、そう簡単にレッスン数を増やせないと思うんですよ。

1日2レッスンだとけっこう高くなりますし、1日50分も英会話に時間をかけられる人はそう多くない気がします。

そこで、「英語で独り言」です!



「英語で独り言」 4つのメリット

(1) 流暢さを向上をできる

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まず、「英語で独り言」をやることで、単純にスピーキング量を増やすことができます。お金をかけずに、いつでもどこでもできます。やる気さえあれば(笑)

英検のサイトで、「量」について触れてある研究が紹介されていました。


ある語が定着するのに5~16回あまり間隔を空けずに出会わなければならないが(Nation, 1990),教科書の中で1度出てきた語と再び出会う率が低いので(Schmitt, 2000),教科書以外の教材を使った流暢さのトレーニングで量を稼ぐことが重要となる。

量を保証することにより知識が定着し,さらにそれが自動化した技能として習得されれば,日本語を介さずに英語をそのまま使うことができるようになる。(P. 186)

【出典】第二言語習得を加速させる流暢さのトレーニング(PDF)


僕の体験だけでなく、SLA(第二言語習得)から見ても、スピーキング量を増やすのは有効と言えるのではないでしょうか。

なので、オンライン英会話以外に「英語で独り言をやる」ことで、先ほどご紹介したように、


スピーキング量が増える
→ 文法・構文・フレーズを使う回数が増える
→ 自動化が促進される
→ 考えなくても出てくる英語の割合が増える
→ 話すのがラクになる&よりスラスラ言えるようになる


というわけです。

ちなみに、いくつかのスクールで受けられる「カランメソッド」も、レッスン中はひたすら英語で即座に答えていかないといけないので、スパルタではありますが、フリートークよりもスピーキング量は増えるはずです。

【参考】カランメソッドを1年やったので効果と注意点をまとめてみた


(2) 「英語で考える」ができるようになる

スペイン語を話せるイギリス人YouTuberのLucyさんが、speaking to yourself(独り言)が、「英語で考える」ことを身につけるための key factor だと仰ってます。




「英語で独り言」が習慣化してくると、


「英語で独り言」をやる
→ 脳内でも「英語で独り言」をやりやすくなる
→ 自動化が促進される
→ 英語のままで考えられるようになる


というメカニズムだと思います。

今の僕は「脳内で、英語で独り言」はやりやすくなってきましたが、「英語で考える」はまだ少ししかできていない気がします。

オンライン英会話中はある程度できていると思いますが、それ以外はあんまりできていないですね。ブログを書いている最中は完全に日本語ですし(笑)

絶賛セルフ人体実験中なので、詳細が分かってきたらまた追記していきますね。


(3) アクティブ語彙を増やしやすい

アクティブ(運用)語彙というのは、読める・聞き取れるけどスピーキングやライティングで使えない語彙のことです。聞き取れる・読める語彙はパッシブ語彙と呼ばれます。

オンライン英会話のレッスン中は「◯◯は英語で何て言うんだろう?」のオンパレードだと思うんですよ。そして、辞書で調べてみると、「なーんだ、◯◯でよかったんだ。知ってる単語やん」ということもよくあります。

アクティブ語彙を増やすためには、まずこの「パッシブ語彙(アクティブ化できていない語彙)に気づく」というのが重要だと思うようになってきました。

ただ、レッスン中、どうしても知りたいときはその場でネットで調べるようにしているものの、あまり頻繁にやると会話の盛り上がりをストップしてしまうことになるので、なるべく避けたいですよね。

となると、オンライン英会話のレッスンだけでアクティブ化できるパッシブ語彙はそう多くないとなと。

そこで重要になってくるのが、英語で独り言です。

独学で英語を身につけられた、YouTuberのChiakiさんの動画。


すべての行動を(英語で)しゃべるんです。……なぜこれが効果的かと言うと、自分でしゃべっていくうちに「この表現が分からない…」「あ、この単語は(英語で)どう言うんだろう?」という発見があります。

アウトプットをしていくと、分からないことが明確になっていく



「アウトプットをしていくと、分からないことが明確になっていく」というのは、英語で独り言をしていくと自分が使えていない(=アクティブ化できていない)語彙や文法に気づけるということだと思います。

詳しいやり方は後述しますが、自分が使えていない語彙や文法に気づき、それをトレーニングしていくことで、アクティブ語彙・文法を増やすことができると感じています。

【参考】オンライン英会話 スピーキングでアクティブ語彙を増やすアイデア


(4) 状況描写力を伸ばせる

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フリートークや記事レッスンをメインにしていると、「自分のことや自分が興味あることについて話すスピーキング力」「自分の意見を言うスピーキング力」は伸ばしやすいです。

しかし、「オンライン英会話では身につきにくい4つの英語力」でもお伝えしたように、状況を描写するスピーキング力は身につきにくいと感じています。

ですが、英語で独り言をするときに、「目の前の状況を描写する」ように意識していれば、オンライン英会話のこのデメリットの1つを補完することができるんですよね。



5 steps to 英語で独り言


Step 1:英語で独り言を言う
Step 2:「英語で何て言うんだろう?」と気づいたことをメモる
Step 3:スキマ時間に英辞郎WeblioなんてuKnow?HiNativeで調べる
Step 4:フラッシュカードに登録して瞬間英作文で回す
Step 5:独り言やオンライン英会話でガンガン使っていく


Step 1:英語で独り言を言う

朝、学校や仕事に行く前に、今日の一日の予定を英語で言ってみましょう。未来形を使う練習になります。

また、今日やる重要なことを3つ決め、それを英語で言い、実行することで生産性を上げられるそうです。

【参考】The Morning Routine Experts Recommend For Peak Productivity


洗濯物干し中、料理中、お風呂中、トイレで踏ん張り中、テレビ視聴中、散歩中、通勤通学中など、自宅・出先、所構わず独り言っていきましょう。

電車・バス乗車中、なかなか寝ついてくれない赤ちゃんあやし中、全員が参加する必要あるのか的ムダな会議中など、声が出せない環境であっても、脳内であれば、独り言は可能です。

「脳内で英語で独り言 = 英語で考える第一歩」ですね(`・ω・´)b


夜は、今日自分が達成できたこと、自分の身に起きたことを英語で言います。過去形を使う練習になります。

そして自分がどう感じたか、なぜそう思ったのかも表現しましょう。英会話ではよく「Why?」って聞かれますよね。

そして、Define Your Goals The Night Before、明日の目標を決めます。英語で紙に書き出すことで、より明確になり、目標を達成しやすくなり、ストレスを軽減する効果もあるそうです。

【参考】Most Productive People: 6 Things They Do Every Day


Step 2:「英語で何て言うんだろう?」と気づいたことをメモる

Google Keep」「Evernote」などの、スマホとPCで同期できるアプリが便利だと思います。家に帰ってからPCで調べる、というのがやりやすい。


Step 3:調べる

スキマ時間に英辞郎WeblioなんてuKnow?HiNativeで調べます。

調べた結果、未知語(が含まれるもの)よりも、「知ってるけど、まだ使えていない(アクティブ化していない)もの」を優先しています。

また、今の僕は英検1級に出てくるような難しい語彙よりも、「ネイティブのポッドキャスト」「ネイティブYouTuberの動画」「Netflix」を視聴して、ネイティブが実際に会話でよく使うものを優先しています。


ちなみに、「DMM英会話なんてuKnow?」はヒットする確率が高いので便利ですが、日本人講師のアドバイスは微妙なのもあります(笑)

逆に、「HiNative」はネイティブに聞ける安心感はありますが、複雑過ぎると返答がもらえない場合もあり、どちらも一長一短あります。


Step 4:フラッシュカード瞬間英作文

「シドロモドロだけど何とか言えるレベル」から、「自然と口をついて出てくるレベル」にまで持っていこうと思うと、数をこなす必要があると感じています。

そこで僕は、Step 3で見つけた英文・フレーズを、フラッシュカードアプリ「AnkiDroid」に登録して【 瞬間英作文 】でスラスラ言えるまで回しています。

「AnkiDroid/Anki」で3103文を、523日以上やってきた経験では、アクティブ化したい単語(フレーズ、文法 or 構文)1つにつき、できれば3文以上登録すると定着しやすい&スラスラ言えるようになりやすい → 英会話や独り言でも出てきやすくなると感じています。

【参考】瞬間英作文を超効率化するフラッシュカードアプリ「AnkiDroid」



「英語で独り言」のコツ・注意点

街歩き番組「Somewhere Street」を観る

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いきなり「英語で独り言をやれ」って言われても、正直どうやったらいいのか分からない、I have no idea だと思うんですよ。

そこでお勧めなのが「NHK WORLD TV」の街歩き番組「Somewhere Street」です。

一言で言えば、所さんの「笑ってコラえて」のコーナーである「日本列島ダーツの旅」みたいな番組です。

毎回世界中のどこかの street を歩きながら、英語で独り言ったり、目の前の情景を描写したり、ツッコミを入れたり、第一街人発見をして会話をしたりする番組なのですが、FPS視点(一人称視点)なので、実際に自分がその通りを歩いているような感覚になるんです。

僕は最近まで「英語で独り言」が苦手だったのですが、この「Somewhere Street」を観るようになってから、「なるほど!こうやって独り言ればいいのか」というイメージできるようになってきました\(・ω・)/

また、「TOEIC L&RのPart 1」「英検準1級の2次試験の4コマ漫画描写」「TOEIC S&Wの写真描写問題」にも有効かと。

あと、「seem to do/seem like/look like/I wonder if/there is 構文」が頻繁に出てくるので、これらに強くなります。僕はTOEIC 900点超えていますが、「there is 構文」以外はイマイチ直感的につかめていなかったんですよね(笑)

さらに、「Somewhere Street」を観ていると、「オンライン英会話では身につきにくい4つの英語力」の(1)~(3)をある程度補完できると感じています。

Somewhere Street」は、2018年02月現在では、日曜日13時10分と23時10分、月曜日の07時10分から、「NHK WORLD TV」で視聴できます。PCでもスマホからでも。なんかNHKの回し者っぽいな(笑)


瞬間英作文本を1~3冊やっておくといい


「英語で独り言」を実践しようと思うと、ある程度インプット量が必要です。最低でも中学レベルの文法と構文で英文を作れるスピーキング力がないと厳しいと思います。

そこで、中学の文法項目別の瞬間英作文本を1~3冊くらいやることをお勧めします。1冊やるだけでも、何とか英文を作れるようにはなりますよ(・∀・)b

【参考】瞬間英作文 おすすめ本・教材(文法編)


英語コミュニケーションスキルは伸びにくい

良いことづく目の「英語で独り言」ですが、デメリットもあります。

まず、スピーキングは「相手に伝わってナンボ」じゃないですか?自分の英語が果たしてきちんと通じるのかどうかを確認するには、その相手が必要です。

また、「流暢なスピーキング力がある = 英語コミュニケーションスキルが高い」とは限らないと思うんですよ。英語でも気遣いができるかどうかは非常に重要だと感じています。

あと、発音も「英語耳」などのCD&テキストで練習することで向上させることはできますが、実際に自分の発音がきちんと通じるかどうかの確認も相手が必要です。

なので、「英語で独り言」だけも良くないと考えています。

「英語で独り言」で流暢さを上げる&アクティブ語彙を増やしつつ、オンライン英会話で英語コミュニケーションスキルを高めていくのがいい気がしています。



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