TOEIC 第239回(04月14日) 結果・感想・難易度まとめ

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対象:TOEIC受験者/受験予定者 
読了:約12分(7055字)
公開:2019-05/26

4月に受けたTOEICのアビメが返ってきたので振り返ってみました。

今回は試験後にあまりメモを取れず、しかも忙しくて記事を書くのもかなり遅くなってしまったので、思い出しながら書いています。試験の内容というよりは、自分が勉強してきて、受けてみて感じたことが中心になっています。申し訳ありません。

それではいってみましょう!
 

リスニングパート

リスニングパート全体

個人的には、Part 2でよく聞き取れない問題、会話の状況を理解できない問題が少しありましたが、どのパートも平均的な難易度だったと思います。

● 例の新豪人男性、レギュラー入りか?

のTest 1- Part 1-Q03の新しいオーストラリア人男性が、今回も出ていました。3月(第238回)も召喚されていたんですよね。おそらくレギュラーメンバー入りですね。

ちなみに、例の昔からおられる、ボソボソ話す早口のオーストラリア人男性も健在でした。

あと、Part 2だったと思いますが、新しいイギリス人女性が一人出ていました。
ですが、アクセントは強くなく、よく聞くタイプのブリティッシュアクセントだったので、聞き取りやすかったです。


Part 1:普通

Part 1は、特に難しいと感じる問題はなかったです。

いつも通り『公式問題集や模試』によく出る鉄板のセンテンスが多かったかなと。


Part 2:普通

今日はいくつか迷う問題がありました。

公式問題集や模試』を解いていて、Part 2で聞き取れないものがあったときは、次の3つに分類して、それぞれに合ったトレーニングをしています。


(1) 音が聞き取れなかった
(2) 音は聞き取れたけど、意味がつかめなかった
(3) 意味は何となくつかめたけど、会話の状況をイメージできなかった


対策はそれぞれ、ある程度異なります。

(1) 音が聞き取れなかった

公式TOEIC L&R問題集』を解いていて、「(1) 音が聞き取れなかった」場合は、最初は英文スクリプトをチェックします。

翌日からは、スクリプトを見ずに、音声を止めて復唱するリピーティングやシャドウイングをします。

これを10日間くらい毎日やります。10日も毎日やると、口が音を覚えてきます。自分がスラスラと言える音は、スラスラと聞き取れる音になります

この10日間の集中トレーニングをやることで、次に同じ音が聞こえてきたときに、聞き取れるようになります。


(2) 意味がつかめなかった

この場合は、Part 2はフラッシュカード(単語カード)アプリ「Anki」を使って、瞬間英作文(和文を見て英文を言う)トレーニングを、スラスラ言えるまで回します。

瞬時にスラスラ言えるまでやると、次に同じor似たようなフレーズやセンテンスが聞こえてきたときに、瞬時にパッと聞き取れるようになります。

自分が瞬時に作れる英文 ≒ 瞬時に聞き取れる&読める英文だからです。


(3) 会話の状況をイメージつかめなかった

「(3) 意味は何となくつかめたけど、会話の状況をイメージできなかった」というときがあります。

ある程度リスニング力がついてくると、「質問文も選択肢もそれ自体は理解できたんだけど、会話の場面や状況がよく分からず、正解を選べなかった」という問題が出てきます。

この場合、たいていは和訳を読むことで何とかなります。苦手なフレーズや文法・構文が含まれているときは、上述したようにAnki瞬間英作文をやります。

ですが、和訳を読んでも「え、これ、どういう会話の状況なんだろう?」ということは、Part 2では少なくないです(笑)

現在450点未満の方は、考えてもどうしようもないので(笑)、次の問題、問題集に進んでいきましょう。

現在450点を超えていてリスニングパートで満点を急ぐ方は、多解きをして数をこなすことで、問題パターン、言い換えパターン、正解パターンをインストールするのが最も効率的です。

僕みたいに「満点は急いでいない。TOEICに限らず、自分のリスニング力自体を上げていく過程で満点が取れればいい」という方は、多聴多読をお勧めします。特に多聴。

僕は2018年から、精聴精読メインから多聴多読メインにswitchしました。特に海外ドラマやアニメは、会話がメインなので、会話でよく使われるフレーズ、決まり文句のオンパレードです。

なのでドラマやアニメで多聴多読をすればするほど、音声が聞こえてきた"瞬間に"会話の状況をイメージできるようになるなと。


ちなみに、確かPart 2だったと思いますが、「イチロー」が出てました。シアトルじゃなかったけど(笑)

【参考】TOEIC スコアもリスニング力も向上する勉強法 Part 1・2編
【参考】TOEIC Part 2 「間接応答問題」「距離が遠い問題」の対策


Part 3:普通

Part 4:普通

難易度的には普通だった感じがします。

リスニングもリーディングも、一発で正確に理解できない割合がまだわりとあるんですよね。

Part 3・4では、すべてのセットで会話やトークの流れがつかめるレベルに到達すると、部分的に聞き取れない箇所があっても、消去法で正解を選べることが多いので、高得点が取れてしまうんですよね。

ですが、『公式問題集や模試』で間違えた問題を分析していると、正確に理解できていないことが多いです。


この公式問題集のTest 2のPart 4のトークで「show」が出てくるのですが、これの意味を正確につかむことができず、間違えてしまいました。

英語の「show」は「テレビ番組」のことを指す場合があるんですよね。バラエティ番組だけでなく、アニメやドラマも「show」と表現されることは、今年に入ってから知りました。

でも、日本語で「ショー」というと、個人的には「見世物・サーカス・手品」みたいなイメージがありまして。以前は、テレビ番組というイメージがなかったんです。なので、公式問題集を解いているとき、一発できちんと「show」を理解することができなかったのかなと。


個人的には、すべてのパートにおいて、単語やフレーズが聞こえてきた瞬間に、自然と内容が入ってくる(=その状況がイメージできる)レベルをめざしています。

リスニング300点の頃と比べると、470点~満点取れるようになってきた今は、イメージできる割合はかなり高まりましたが、「ほぼ完璧に理解できるレベル」をめざそうと思うと、あと5~10年くらいかかる気がします。

ただ、「NHK WORLD TV」や「Speak UP Radio」などで多聴多読するようになってから、イメージしやすくなってきたなと。

【参考】TOEIC スコアもリスニング力も向上する勉強法 Part 3・4編
【参考】TOEIC Part 3・4が聞き取れない→「暗唱」で道は開ける!


【結果】リスニングパート:480点

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アビメの見方については「TOEIC 弱点と対策が分かる!公式認定証(アビメ)の見方 ①リスニング編」をご覧あれ。

いつものように、TEX加藤先生のブログ記事「4月公開テスト正解数換算表」を参考にさせていただき、誤答数を数えてみました。僕は「フォーム3」でした。


L1:100%
L2:88% → 2問
L3:87% → 2問
L4:98% → 1問
L5:93% → 1問


「L5」は他の項目と重複するので、それを差し引くと、実際の僕の誤答数は「5問」になります。

パート別の誤答数は、「L1・L3」がPart 1・2、「L2・L4」がPart 3・4を表しているので、Part 1・2は2問間違い、Part 3・4は3問間違いということになります。

また、5問間違えたということは、470点(495点-25点)になるはずですが、実際のスコアは480点だったので、2問(10点)が採点対象外になったようです。

前回の第238回(03月10日)も、今回と同じ5問間違いでしたが、前回は490点(4問が採点対象外)でした。

このように、同じ誤答数であっても、回によってスコアが異なることはよくあります




リーディングパート

リーディングパート全体

一応最後まで解けたのですが、途中、よく分からない設問がいくつかあり、テキトーにぬり絵しました。

【参考】TOEIC リーディングで時間が足りない!対策と勉強法 Part 5・6編 / Part 7編


昔のTOEICでは、最後の設問までたどり着けるとリーディング450点以上は簡単に取れていたのですが、ここ1年くらいは、最後まで解けたとしても、450点を超えないことが増えてきました。

数年前と比べると、難しい問題の割合が増えたと感じています。

リーディング450点を超えるためには、「読む速さ」はもちろん大事ですが、本文・設問・選択肢を正確に読める「リーディング力」も必須です。

公式問題集や模試』で間違えた問題の原因分析をしていると、読むスピードが遅いのも原因の1つですが、一読したときに一発で正確に理解できていないことも多いなと。

人物や会社、サービスや商品が複数出てきたときに、それらを混同していたり、日時を勘違いしたり、言い換えやヒッカケに気づけなかったり。ゆっくり、きちんと読めば正確できることが多いんですよね。


リーディングの正確さを上げるためには、400点を超えるまでは、精読(英文解釈)をきちんとやることです。

400点を超えてきたら、毎日数題の問題を解くことで、少しずつ正確に読める&解けるリーディング力が身についてきます。


Part 5:普通

難易度的には普通だっと思います。僕はPart 5は基本的には全文読むようにしているので、わりと時間はかかっています。

900点をめざしている方は、リスニングが470点前後取れていれば、リーディングは430点前後が取れればいいので、リーディングパートは13問くらい間違えても大丈夫です。

多少間違えてもいい=空欄前後だけ見て解ける問題はそれでもいい、かなと。Part 5はなるべく速く解いて、Part 6・7に時間を回したほうがいい気がします。

Part 5は13時54分終了。

【参考】TOEIC スコアもリーディング力も向上する勉強法 Part 5・6編


Part 6:難

文選択問題が難しかったです。

Part 6の文選択問題、Part 7の文挿入問題って、いわば決まり文句やコロケーション(よく一緒に使われる単語・フレーズの組み合わせ)を知っているかどうかなんですよね。

そのために一番有効なのは、TOEIC本をやり込むことです。400点くらいまでは精読通読。400点を超えてきたら多解き。

● ニュース記事の多読は有効か?

この1年半で、英語ニュース&読み物サイトで150万語以上読んできたのですが、それらによく出てくる単語やフレーズは、TOEICに出てきたときもスラスラと淀まずに理解できるなと。

ですが、僕は日本在住ですし、英語で仕事をしていないので、英語ニュース&読み物サイトをメインに読んでいると、記事は当然ながら読みやすくなりますが、

● 履歴書・説明書・広告
● ビジネス系の手紙・メール・図表
● チャット

などは、普段読む機会がほとんどないので、いまだに読み慣れないフレーズがたくさんあると感じています。


ちなみに、現在450点を超えているのであれば、洋書でいろんなジャンルの本を読んでいけば、かなりの部分をカバーできるはずです。

ただ、洋書は僕にはまだ早いと感じていまして。

(1) 洋書は語数をカウントをしにくい
(2) 不明な単語を調べるのに時間がかかる
(3) 毎日決まった量を読むというのがやりにくい

という理由で二の足を踏んでいます。

英語「超」上級者は例外なく多聴多読していた件」でもお話したように、2000万語聞く&読むことを目標にしています。

まず第一に、ネット上のニュースや読み物サイトは、語数をカウントしやすいんですよね。コピペして貼り付けた英文の語数をカウントできるサイトとかあるので。

また、PC版Chromeの拡張機能を使うと、ネット上の英単語やフレーズは、意味も発音も瞬時に調べられるんです。

洋書も電子書籍を買って、Kindleで読んでいけば調べられますが、「単語は調べられるが、フレーズや熟語を調べられない」「発音を聞けない」のが、僕的にはかなりストレスなんです。

僕は昔から、和書を読むときも、知らない言葉に出会ったら、辞書を引いたり、ネットで調べるタイプの人だったので、英語でもけっこう調べたい人なんですよね。

また、勉強を継続(習慣化)するコツの1つは、毎日決まった量をコンスタントに続ける(≒日課を作る)ことだと考えています。

それで今は「毎日2000語読む」のを日課にしているのですが、上述したようにネット上の記事は語数をカウントしやすいので、毎日決まった分量をやる、というのが実践しやすいんですよね。

【参考】英語を1万時間勉強したので継続のコツをまとめてみた

多読は2019年05月現在、トータルで224万語読んできましたが、300~500万語に到達するまでは、英語ニュース&読み物サイトをメインに読んでいこう考えています。


Part 6は14時03分に終了しました。タイムテーブルからは1分ビハインド。

【参考】TOEIC スコアもリーディング力も向上する勉強法 Part 5・6編


Part 7 MP:普通

僕はMP(マルチプルパッセージ:2~3文書問題)から解く派です。

個人的には平均的な難易度でした。解き終わったのは14時34分。


Part 7 SP:普通

SP(シングルパッセージ:1文書問題)

SPも最近の平均的な難易度でした。やっぱり2~3年前よりも確実に難易度が上がってますね。最初の文書から悩む設問がちょこちょこあります。


のTest 1を解いたのですが、2018~2019年の公開テストの難易度が高めの回に近いと感じました。不正解の選択肢やヒッカケの巧妙さがすごくいいなと。ツイッターで評判になっていただけのことはありますね。

最近のTOEICは、選択肢照合問題の数が多いですし、NOT問題も回答の根拠となる箇所が散らばっていることが多く文書の目的を問う問題もヒネってあるものが増えてきたのですが、そういったことを分かっている人が問題を作っている、という感じがしました。

個人的にPart 6・7は、どの問題で落としているのか、どういうヒッカケにやられているのかが分からなかったのですが、この問題集のTest 1を解いてみて、ちょっと見えてきました。

公式問題集以外の模試や問題集に出てくるPart 6・7の問題って、易しいものや古いタイプのものが多いんですよね。400点~450点をめざすのであればそんなに問題ないですが、満点をめざすとなると出来がイマイチなんです。

まだTest 1しか解いていないので、きちんとした判断は下せないですが、Test 1はよくできていると感じました。Test 2以降が楽しみ🎵

【参考】TOEIC リーディング465点が獲れたPart 7勉強法「通読トレーニング」


【結果】リーディングパート:450点

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リーディングパートのアビメについては「TOEIC 弱点と対策が分かる!公式認定証(アビメ)の見方 ②リーディング編」をご覧下さい。

TEX加藤先生のブログ記事「4月公開テスト正解数換算表」を参考にさせていただき、誤答数を数えてみました。僕は「フォーム3」でした。


R1:94% → 1問
R2:90% → 2問
R3:87% → 4問
R4:92% → 2問
R5:94% → 1問


トータルでは10問間違いですが、「R1・R2」はPart 7、「R3」はPart 6・7、「R4」はPart 5・6・7、「R5」はPart 5に該当するので、リーディングパートは、リスニングパートと違って、各パートの正確な誤答数が出せません。


久しぶりにリーディングで450点が取れました。いやーホントに450点超えるのが難しくなったなと。

今はせいぜい1日30分くらいしかTOEICのリーディングに時間を割けないので、リーディングで満点取るのは数年後になりそうです。多読メインだと、少なくとも洋書が習慣化して1000万語くらい読まないと厳しいのではないかと感じています。

英語講師をめざす人や何らかの理由で早急に満点を取る必要がある人は、毎日1模試~月10模試解く「多解き」をやることを強くお勧めします。

多読メインだと途方もない時間がかかるのでお勧めできません。



他のTOEICkerの方々の感想


今回記事を書くにあたって、「勉強になった!」と感じたTOEIC講師・TOEICkerの方々をご紹介しておきます。

花田徹也先生:4月14日TOEIC(第239回)に関する感想・難易度
TEX加藤先生:第239回TOEIC公開テスト感想


 
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