
アビメが届いたので振り返ってみました。
僕が受けたフォームは、Part 1に「ボートが桟橋につけてある?」「会議室の真ん中にテーブルがいくつかある」写真がありました。1つめの写真が思い出せない...
この記事では、今回のTOEICの難易度・感想と自分がやってきた勉強、役に立ったTOEIC本などをまとめています。
ちなみに、各パートの難易度は個人的な感想なので、参考程度に留めておいて下さい。それでは今回のTOEICを振り返ってみたいと思います(・∀・)/
リスニングパート
リスニングパート全体
● 公式4・5の新人豪人男性、レギュラー入りか?
オーストラリア人男性は、昔からいる早口の人と、『公式TOEIC L&R問題集4・5』に登場されていた人が、召喚されていました。のTest 1のQ2、Q5のオーストラリア人男性ナレーターです。比較的聞き取りやすいナレーターさんだと思います。
最近の公開テストでもよく聞きますし、『公式TOEIC L&R問題集4・5』にも出ているということはレギュラーメンバー入りなのかもしれないですね。
ちなみに、女性ナレーターはおそらくいつもの方々だったと思います。
● ナレーターが早口?
ネット上の情報を見てると「ナレーターの話すスピードが速かった」という方が何人かおられました。最近の公開テストは、公式TOEIC L&R問題集のナレーターよりも早口な場合があるので、シャドウイングなどのトレーニングは、オリジナルスピードで満足せず、1.2~1.3倍速でスラスラ言えるまでトレーニングしておいたほうがいいです。
【参考】速聴の効果と注意点まとめ
この1~2年は、Netflixにあるドラマ「Friends」や北米ネイティブによるポッドキャスト「Speak UP Radio」などのネイティブの生の速い英語を毎日視聴するようにしているので、TOEICのナレーターの速さに圧倒されることはなくなってきました。
とは言え、完全に理解できるレベルにはまだまだです。
前回の6月のTOEICでは、お陰様でリスニングで満点が取れたのですが、正直、聞き取れない箇所、正確に理解できなかった箇所はけっこうありました。
【参考】TOEICリスニング満点を取るのに役立った「脳内ディクテーション」
Part 1:やや難
いくつか、「あれ、これ聞いたことないフレーズだな」というのがありました。Part 2:普通
いつも通りの難易度だったと思います。明言は避けますが、間接応答問題で、
「まだ何にするか決めていないんだ」
「私はここのサラダが好きだわ」
というタイプの問題が出ました。
『公式問題集や模試』で、瞬時に理解できなかったセンテンスは、フラッシュカード(単語カード)アプリ「Anki」に入れて瞬間英作文で回しています。
これを続けてきたお蔭で、以前は苦手だった間接応答問題や否定疑問文は、聞き取るスピードと正確さが向上してきたと感じています。
自分でパッと作れる英文は、リスニングでもリーディングでも、瞬時に理解できるようになるんですよね。
公開テストでは毎回、間接応答問題が約10問(捉え方にもよるかも)、約3問の否定疑問文が出るので、リスニングで450~満点をめざすのであれば、間接応答問題と否定疑問文もサッと理解できるようにしていきたいところです。
【参考】TOEIC スコアもリスニング力も向上する勉強法 Part 1・2編
【参考】TOEIC Part 2 「間接応答問題」「距離が遠い問題」の対策
Part 3:やや易
Part 4:やや易
最近の公開テストの意図問題って、2016年の頃の簡単な言い換え問題は見かけなくなった気がします。代わりに、Test 1のQ46、Q57のような「行間を読む」「流れを読む」問題がスタンダードになってきてるかなと。
「Why does the woman say, "...."?」の"..."内の英文の意味と、その英文がどういう場面で使われるものなのかを知っていて、かつ、会話の流れも理解できていないと正解が選べないので、比較的難易度の高い問題に入ると思います。
なので、対策としては、Part 3・4の会話・トークの暗唱で、会話・トークのパターンのストックを増やしていくのが最も時間対効果の高いやり方ではないかと。
図表問題は、『公式TOEIC L&R問題集5』のTest 1のQ98-100にちょっと似たような、4つのイラストから選ぶ問題が出ました。ただ、イラストの形ではなく、位置を問うものでした。
図表問題では、イラストの形を問うものもよく出ますが、「地図」「劇場の座席」「文書の情報のある場所」などの位置を問う問題もよく出るので、位置を表す表現はきちんと覚えていったほうがいいです。
あと、表の図表問題で「表には5~7つくらい項目があるけど、選択肢はそのうちの4つが表示されているもの」が出ました。公式問題集にはないタイプの問題ですが、公開テストではたまに出ます。
図表の情報量が多く、不要な項目が1~3つあることになるので情報を探しづらく、先読みしていても、ちょっと厄介です。
【参考】TOEIC スコアもリスニング力も向上する勉強法 Part 3・4編
【参考】TOEIC Part 3・4が聞き取れない→「暗唱」で道は開ける!
【結果】リスニングパート:480点

アビメの見方については「TOEIC 弱点と対策が分かる!公式認定証(アビメ)の見方 ①リスニング編」をご覧あれ。
いつものように、TEX加藤先生のブログ記事「7月TOEIC正解数換算表」を参考にさせていただき、誤答数を数えてみました。僕は「フォーム2」でした。
L2:96% → 1問
L3:100%
L4:93% → 3問
L5:93% → 1問
「L5」は他の項目と重複するので、それを差し引くと、実際の僕の誤答数は「5問」になります。
パート別の誤答数は、「L1・L3」がPart 1・2、「L2・L4」がPart 3・4を表しているので、Part 1・2は1問間違い、Part 3・4は4問間違いということになります。
また、5問間違えたということは、470点(495点-25点)になるはずですが、実際のスコアは480点だったので、2問(10点)が採点対象外になったようです。
リーディングパート
リーディングパート全体
一応最後まで解けましたが、最後の問題はちょっと速読気味に読んだので、正確に理解できていなかったかもしれません。【参考】TOEIC リーディングで時間が足りない!対策と勉強法 Part 5・6編 / Part 7編
ただ、最後まで解けたのは、僕のタイムマネジメントがうまくいったというよりは、今回のリーディングパートが易しめだったのが一番の要因だと考えています。
個人的に激難だった前回(06月23日) に比べると、かなり易しかったんですよね(;´∀`)
ネット上の感想をいろいろ読みましたが、リーディングパートを易しく感じた方は多かったようです。となると、1問落とすだけでかなりスコアが下がってしまう可能性がありそうです。これはこれで怖い(笑)
Part 5:やや難
今回はちょっと悩む問題がいくつかありました。13時54分に終了。タイムテーブル通り。
【参考】TOEIC スコアもリーディング力も向上する勉強法 Part 5・6編
Part 6:やや易
文選択問題が4問とも、易しく感じました。いつもは残り2つの選択肢で悩むことが多いので、ちょっと拍子抜けしました。『公式問題集5』のTest 1のPart 6の4つの文選択問題も比較的易しめだと思いますが、それと同じくらいの難易度に感じました。
接続副詞の問題で1問、ちょっと悩みました。前回の公開テストでも感じたのですが、接続副詞の問題が、以前(文法特急1が発売された頃)よりも、比較的に難しくなってるなと。
「順接(and, therefore, thus)、逆接(but, however, nevertheless)、追加(also, in addition, moreover)から選ぶ」みたいな易しい問題はあんまり出なくなってきている気がします。
普段から、接続副詞の意味をきちんと理解し、そしてそれが使われる場面をきちんと意識して読んでいないと、正解を選びにくくなってきているなと。
14時03分終了。タイムテーブルから1分ビハインド。
【参考】TOEIC スコアもリーディング力も向上する勉強法 Part 5・6編
Part 7 MP:やや易
僕はMP(マルチプルパッセージ:2~3文書問題)から解く派なので、MPからいきますね。MPは、DP(ダブルパッセージ:2文書問題)の2つめ以外は少し易しく感じました。
のTest 2-Q195に似たような問題が出ました。
この問題集のTest 1とTest 2を解き終えたのですが、やっぱり800点超えてきて900~満点をめざす人で公式問題集をすべてやり終えた人は、この模試や韓国模試などの信頼できる最新の模試をやったほうがいいなと。
実際の公開テストと比べると、公式問題集は易しい問題の割合が多く、難しい問題が少ないように感じます。なのでリーディング450点~満点をめざそうと思うと役不足なんですよね。
この問題集は、公開テストの難易度が高めのフォームに近く、難しめの問題の割合が多いので、現在リーディング400点~450点くらいで、450点~満点をめざす人に最適だと思います。
打ちのめされること間違いなし(笑)
去年くらいから、最後まで解けるけど、450点を超えない(=ヒッカケ問題にやられている)ことが増えてきたのですが、この精選模試2のお蔭で、自分がどういった問題で落としているのか、つまり、最新のヒッカケ問題のパターンが少しずつ見えるようになってきつつあります。
MPは14時32分終了。タイムテーブル通り。
Part 7 SP:やや易
SP(シングルパッセージ:1文書問題)2016~2017年頃に比べると、最近のPart 7はSPの難易度が上がってきたなと感じているのですが、今回はちょっと易しく感じました。「前回が難しすぎた補正」もあるかもしれないですが(笑)
最近の公開テストは、2問付き文書なのに英文がけっこう長かったり、Part 7の1問目から悩まされることがあったり、3問付き文書で英文は短いけど問題が意外と難しかったり。
例えば、上述した精選模試2のTest 2のQ147-148や、Test 3のQ151-152みたいなセットです。
2問しかないのにそこそこ英文量があり、しかもQ147やQ152のような選択肢照合問題(選択肢を1つ1つ吟味しないといけない問題)があると、本文をベタ読みしないといけないので、けっこう時間を取られるんですよね😫
あと、最後の記事問題、鉄道と木の話が、時間があまりなくて斜め読みになってしまいました。
【参考】TOEIC リーディング465点が獲れたPart 7勉強法「通読トレーニング」
【結果】リーディングパート:470点

リーディングパートのアビメについては「TOEIC 弱点と対策が分かる!公式認定証(アビメ)の見方 ②リーディング編」をご覧下さい。
TEX加藤先生のブログ記事「7月TOEIC正解数換算表」を参考にさせていただき、誤答数を数えてみました。僕は「フォーム2」でした。
R2:100% → 0問
R3:88% → 4問
R4:92% → 2問
R5:100% → 0問
スコアが470点なので、トータルでは5問間違い(495点-470点=25点)です。
ただ、「R1・R2」はPart 7、「R3」はPart 6・7、「R4」はPart 5・6・7、「R5」はPart 5に該当するので、リーディングパートは、リスニングパートと違って、各パートの正確な誤答数が出せません。
他のTOEICkerの方々の感想
今回記事を書くにあたって、「勉強になった!」と感じたTOEIC講師・TOEICkerの方々をご紹介しておきます。
森田鉄也先生:242回TOEIC公開テスト感想
ふーじーさん:第242回TOEIC(2019年7月28日)ふりかえり
TEX加藤先生:第242回TOEIC公開テスト感想
Jet Bullさん:第242回 TOEIC公開テスト感想 2019年7月28日
花田徹也先生:7月28日TOEIC(第242回)に関する感想・難易度
● 初心者~600点/700~800点
● 900点/990点満点
【 おすすめ参考書・問題集 】
● 参考書の選び方 8つの注意点
● 900点獲るのに役立った参考書まとめ
● 公式問題集・模試/単語帳/文法書
● Part 1~4/Part 5・6/Part 7
【 リスニング対策 】
● 新形式リスニング対策
● 勉強法:Part 1・2編/Part 3・4編
● Part 2:間接応答・距離が遠い問題
● Part 3・4:先読み/キーワード400
● 発音/音の連結・消失/ディクテーション
● オーバーラッピング&シャドウイング
● 瞬間英作文/暗唱/速聴
【 リーディング対策 】
● 新形式リーディング対策
● 勉強法:Part 5・6編/Part 7編
● 精読(英文解釈)/通読/速音読
● キーワード400/言い換え
【 問題解決 】
● 英語学習の継続のコツ
● 各スコアに必要な勉強時間&問題数
● スコアが伸びない9パターン
● 時間が足りない対策:Part 5・6編/Part 7編
● アビメの見方:リスニング/リーディング

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