脱英会話初心者!ネイティブキャンプ教材「スピーキング」の準備と進め方

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対象:自己紹介に飽きて慣れてきた/仕事や趣味以外の話もできるようになりたい/説明力・描写力を伸ばしたい/早く人間になりたい 
読了:約10分(6242字) 
公開:2020-10/27 
更新:分かりやすさ向上のため部分的に加筆修正 
関連:オンライン英会話とは? - ネイティブキャンプとは? - スピーキング - デイリーニュース - 5分間ディスカッション

オンライン英会話自体は2013年に「EnglishTalk」で始めたのですが、2018年からネイティブキャンプでのレッスンも開始し、トータルで2800回、NC単独では600回を超えました。

どこのオンライン英会話の教材もだいたい、先生が説明したり話したりする時間が長いと感じています。当然ですが、先生の英語を聞いている時間は、基本的に自分のスピーキングの練習にはなりません

なので、なるべくこちらのスピーキング量が多くなるレッスンを受けたいのですが、カランメソッド以外にそういったレッスンってあんまりないんですよね。

そこで出会ったのが、「5分間ディスカッション」という、「先生が質問する→生徒が答える」という形で、こちらのスピーキング時間が大幅に増えるレッスンです。ものすごく良いレッスンなのですが、すぐに1周100トピック終わってしまうんですね。

このままではすぐに「5分間ディスカッション」に飽きてしまうと思い、他に何かスピーキング向上に役立ちそうな教材はないかと探していて見つけたのがこの「スピーキング」です。
 

「スピーキング」ってどんなレッスン?


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ネイティブキャンプの教材「スピーキング」は、イラストに描かれた人や物について英語で説明したり、記載されてある質問について英語で答えたり、自分の意見を述べたりするレッスンです。

5分間ディスカッション」と違って、質問が記載されてあるので、レッスン前にあらかじめ準備ができる(=ハードルが下がる)というのが大きな特長だと思います。

2020年10月現在、「スピーキング1」が24レッスン、「スピーキング2」が37レッスン、「スピーキング3」が21レッスンあるので、1日1レッスンのペースで進めても、1周するのに82日かかる計算になります。

ちなみに、ネイティブキャンプについては「レッスン受け放題の「ネイティブキャンプ」を2年やってみた」をご覧下さい。



どんな人にお勧め?


教材「スピーキング」は、初級者向けではないと思います。ある程度のスピーキング力が必要になるので、説明していきますね。

中学文法を使ってある程度話せる人

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最低でも、否定文・疑問文・過去形・進行形・不定詞・比較など、中学レベルの文法を使ってある程度は話せるスピーキング力は必要です。

もし「中学文法がまだすぐに出てこない」という方は、ネイティブキャンプの教材「文法」も並行してやっていくといいです。

ただ、中学文法を使ってスラスラと話せるようになるためには、オンライン英会話以外に、毎日のトレーニングが必要になってきます。

今まで600人以上の先生たちと話してきましたが、皆さん口を揃えて「上達しない生徒の多くは、レッスン以外に勉強やトレーニングをしていない」と仰ります。

【参考】オンライン英会話 上達しない人によくある5パターンと改善策

僕も数年前、忙しくてオンライン英会話しかできない時期が数ヶ月ありましたが、全然上達しないどころか、むしろスピーキングもリスニングも下がりました。

なので、オンライン英会話以外に、1~2時間リスニング、1~2時間スピーキング、30分リーディングをルーティンとしてやっています。サボるときも多々ありますが( Д) ゚ ゚


というわけで、中学文法に関しては、瞬間英作文本最低でも1冊、スラスラ言えるまで20周くらい回すことをお勧めします。

1冊やるだけでも、否定文、過去形、疑問文、進行形、不定詞などが出てきやすくなるので、流暢さ、表現力、文法の正確さは向上してくるはずです。

瞬間英作文については、「英会話の上達に効果抜群の独学勉強法「瞬間英作文」」をお読み下さい。


「自分」についてある程度話せる人

次に、自分の仕事(学業)、英語を始めた理由、趣味、興味のあること、好きな映画、行ったことがある国、自分の性格や体質、家族・友達などの「自分」に関するあらゆることについて、英語である程度は説明できるスピーキング力は必要になるかと。

「まだそのレベルには達してない…(ノД`)シクシク」という方は、次の記事を参考に、「自分」についてあらゆることを英語で"とりあえず"説明できるレベルをめざしましょう!

【参考】オンライン英会話 初心者は「自分を英語で説明できる」ようになれ!


描写力・説明力を伸ばしたい人

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オンライン英会話では身につきにくい5つの英語力」でもお伝えしたように、フリートークやニュース記事などを使ったディスカッション中心だと、イラストや写真などを描写するスピーキング力は磨きにくいと感じています。

また、ネイティブキャンプの「5分間ディスカッション」や、DMM英会話の「DAILY NEWS」などでディスカッションできるようになったとしても、例えば「スピーキング1」にあるような、電化製品や道具の材質や使い方、食べ物などについて全部英語できちんと説明できるかというと、けっこう怪しい人も多いのではないかと。

例えば、扇風機の「羽」を英語で言えますか?鉛筆の「芯の材質」を英語で言えますか?僕は出てきませんでした(笑)

英検準1級を持っていても、そんなことを英語で言えなかったりするわけです。準1級を取ってからしばらく経ちますが英検の勉強では伸ばせないスピーキング力ってかなり多岐に渡るなとつくづく感じます。

【参考】TOEICや英検では身につきにくい5つの英語力


「スピーキング」は、2018年に1周目をやったときと比べると、より正確に&より表現力豊かに説明できるようになったと思うのですが、レッスン中にチャットボックスに貼り付けてもらえる回答例を見ると「うーん、そっちのほうがより簡潔で分かりやすいなー」「あー、そういう説明の仕方もあったかー」と感じることも多く、とても良いトレーニングになっています。

なので、この「スピーキング」は状況を描写するスキルや、モノを説明するスキルを磨きたい人にもお勧めだと思います。


ディスカッション力を伸ばしたい人

さまざまな状況について、食べ物について、物事について、自分の考えや意見を述べる質問もたくさんあるので、ディスカッション力、フリートーク力も伸ばせるはずです。

5分間ディスカッション」にあるトピックと被る質問もあれば、被らない質問もあり、どちらもトレーニングになります。被る質問はいずれやる5分間ディスカッションの下準備になりますし、被らない質問は5分間ディスカッションでは伸ばしにくいスピーキング力を伸ばせるなと。


そこそこ話せる中級者

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英会話中級者の方にも、教材「スピーキング」はお勧めだと考えています。僕も最近2ラウンド目をやり始めましたが、あらためて良いレッスンだなと。

ある程度英語が話せる人にとっては、「スピーキング」の質問は易しいと感じるものもありますが、「正確に説明する」「表現力豊かに自分の意見を述べる」「なるべく同じ語彙を何度も使わない」という縛りプレイをすると、difficulty が上がります。

それに加えて、僕は「先生を笑わせる」ことを目標にしていますが、確実に難易度は expert mode になるんですよね。

例えば、イラストで笑わせるのは、IPPONグランプリの「写真でひとこと」みたいな感じ。

英語で笑いを取ろうと思うと、より正確な単語の理解、より幅広い語彙力が必要になりますし、言葉の選び方、間、声のトーン、身振り手振りなども考慮する必要が出てきます。

いろんなスキルを磨けるので、興味のある方は次の記事を参考に、ぜひチャレンジしてみて下さい!٩(ˊーˋ*)و

【参考】英語で笑いをとるスキルを磨くことで得られる5つの効果



「スピーキング」の準備とレッスンの進め方


描写力・説明力を伸ばせる、ディスカッション力を伸ばせるとかいろいろ耳触りの良いことを言ってきましたが、予習(準備)と復習をきちんとやらなければ、正直そんなに伸びません

というわけで、レッスン前、レッスン中、レッスン後の勉強・トレーニングのやり方を説明していきたいと思います。

Step 1: レッスン前-英文作成

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オンライン英会話は準備の賜物です。「スピーキング」のレッスンを受ける前にまず、各質問に対する回答を、英文で準備していきます。

回答は1文でアッサリ終わらせるのではなく、最低2文、できれば3~4文準備して臨みましょう。

スピーキング力を少しでも早く上げたいのであれば、できるだけたくさん説明する、表現する、意見を言うというクセを付けたほうがいいです。


例えば、「スピーキング1-1」の1つめのイラストはノートパソコンですが、自分が普段パソコンでやっていることを思いつく限り、英語で書きます。

必ず、「あれ、『動画を見る』の動画って、movieだったかな?videoだったかな?」「表計算って英語でなんて言うんだろう?」みたいに、英語で言えないものが出てきます。そういうときはネットや辞書で調べます。

「動画を見る 英語で」でGoogle検索したり、英辞郎Weblio英語例文検索で調べたりしています。

ただ、英辞郎もWeblioも「ネイティブはホントにこんな表現使うのかな」と感じることも多いので、特に会話で使える口語体の英文を見つけたい場合は、次の2つのアプリ・サイトを使っています。




最近Google検索すると、「DMM英会話なんてuKnow?」がヒットすることもありますが、日本人講師が答えているときは、「ん?」と感じることもあるのでw、この後のステップでネイティブチェックを受けるといいです。

上記のアプリ・サイトで、なるべく自分に言いたいことに近いフレーズ・英文を探します。いくつかのサイトは次の記事で詳しくまとめています。

【参考】英語ライティングの勉強に役立つ便利サイト


ちなみに、「いつも同じフレーズばかり使っているな」と感じている方は、アクティブ語彙(使える語彙)を増やすために、普段あまり使ったことのない語彙・フレーズ・文法を積極的に使って書いていきましょう。そうすることで表現力が向上してきます。

【参考】オンライン英会話ユーザーにライティングをお勧めする4つの理由


Step 2: レッスン前-英文校正

なるべくネイティブらしい自然な英文を書けるようにしたいという方は、


Netspeak:ヒット数が多いが文章体
Do People Say:ヒット数は少ないが口語体がヒットしやすい


を使い、辞書やネットで見つけた単語やフレーズが実際に使われているのかどうか、どれくらいの頻度で使われているのかをチェックするクセをつけるといいです。

そして、でき上がった英文は、


HiNative:ネイティブに気軽に質問、添削依頼できる
HelloTalk:添削SNS


でネイティブにチェックしてもられば、よりネイティブらしい英文になります。

上記4つのアプリ・Webサービスは基本的に無料の範囲内で十分使えます。詳しくは次の記事で説明しているのでぜひ。

【参考】英語ライティングの勉強に役立つ便利サイト


Step 3: レッスン前-英文暗唱

ただ英文を書いて終わりだと、どうしても忘れてしまいます。レッスン中にスラスラと出てくるようにはならないです。

なので、イラストや質問を見ただけで、自分が用意した英文が、”英文を見ずに”スラスラと出てくるまで暗唱していきます。

これは間違いなく骨の折れるトレーニングですが、何度も思い出すことでその記憶が強化されることが脳科学の研究で分かっています。自分の経験でも間違いないと。


次に、音読・暗唱する際は、速さを意識しましょう。自分のスピーキングスピードが上がる→25分当たりの自分のスピーキング量が増える→上達が早くなることにつながります。


英会話初級者→100~150 wpm
中級者(TOEIC 900点or英検準1級)→180~200 wpm


のスピードでスラスラ言えるまでトレーニングしましょう。

速度(wpm)については、次の記事で詳しく説明しているので参考にしてみて下さい。

【参考】英語の上達速度を上げたい→音読スピード(wpm)を意識するべし


Step 4: レッスン中

レッスン中は、基本的に書いた英文を見ずに英語を言うようにしましょう。

もし見ながら言ったら、たぶん「見ながら言わないで」って言われます。見ながら言ったらスピーキングの練習にならないですしね(笑)
だからこそ、レッスン前までに、スラスラ言えるまで暗唱しておく必要があるわけです。

また、レッスン中は、先生からフィードバックをもらったり、模範解答をチャットボックスに貼ってもらえると思います。それが自分の作成したものよりも良いものであれば、レッスン後に復習して覚えていくといいです。


● 最後まで到達できなかった場合

「スピーキング」は、質問数が非常に多いものもあり、レッスンが盛り上がったりすると、最後までたどりつけないことがよくあります。

なので、途中で終わってしまった場合は、次のレッスンでも同じ教材を選び、次のように伝えるといいです。


Excuse me, during the last class, I already finished Question Number 4,
すみません、前回のレッスンで、質問4番まではもう済んだので、

so I would like to start with Question Number 5, please.
質問5番から始めたいのですが)


また、「スピーキング」のすべてのレッスンを終えて2周目に入るときや、すでにそこそこ話せるという方は、


(Actually, this is my second round of the material "Speaking," so)
(実は教材「スピーキング」は2周目なので)

I very much welcome off-topic questions and conversations, too.
トピックから外れた質問や会話も大歓迎です。


「"Speaking"」と言うときに、「air quotes エア・クウォウツ」を使うと、英単語としての「speaking」ではなく、教材としての「スピーキング」を強調できます




これ、アメリカ人だけでなく、いろんな国の人が使いますし、何かを強調したいときや、笑いを取りたいときに使えて結構便利なので慣れておくと良いですよ。


そして、レッスン中に最後の質問まで到達しそうな場合は、あらかじめ次のことも伝えておきとよいですよ。


Also, if we reach the last question of Speaking 1-1 (one dash one/one to one) during the class,
(また、レッスン中にスピーキング1-1の最後に到達したら

Can we move on to Speaking 1-2 (one dash two/one to two)?
スピーキング1-2に進んでもいいですか?)


Step 5: レッスン後の復習

レッスン中に、各質問の回答例をチャットボックスに貼り付けて下さるので、「自分の説明よりも、こっちのほうがいいな」と思ったら、それを暗唱して覚えていきましょう。

そうすることで、より正確なスピーキング力が磨かれていきます。最低でも2~3日、できれば5日間くらいは暗唱したほうが忘れにくくなります。

Androidユーザーの方は、「これは早急に使えるようにしたい」「これは定期的にリマインドしたい」と思ったフレーズ・センテンスがあったら、無料のフラッシュカード(単語カード)アプリ「AnkiDroid」を使って瞬間英作文で覚えていくことをお勧めします。超絶☆ダイナミックに早く覚えていけます。

復習のやり方については、次の記事で詳細に説明しているのでぜひ!

【参考】オンライン英会話「英語で言えない…」を減らす復習のやり方





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