スピーキングが上達する!アクティブ語彙(運用語彙)の増やし方

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対象:運用語彙(スピーキングで使える語彙)を増やしたい/同じフレーズばかり使って会話している 
読了:約13分(8000字) 
公開:2018-06/06 
更新:2018-08/16 「(4) 英語で日記を書く」追記 
関連:スピーキング - アクティブ語彙 - 「聞く」時間を増やす

2012年にオンライン英会話を始めてから、お陰様でレッスン数が2000回(833時間)を超えました

ある程度英会話をやっていると、「◯◯は英語で何て言うんだろうと思って調べてみたら、知ってる単語だった…orz」「なんか最近同じフレーズばっかり使って会話してるな…」「マンネリ化してきた…」というのを感じるときがあると思うんですよ。

それを改善するための「4つのアイデア」と「3つの勉強法」をまとめてみました。

ちなみに、英会話初心者の方は「オンライン英会話 初心者が撃沈しないために準備すべき5つのこと」のほうが参考になると思います。

それでは参りましょう!٩(ˊーˋ*)و
 

「アクティブ語彙」とは何か?

アクティブ語彙とパッシブ語彙

英会話をされている方は「聞き取れる&読めるけど、使えていないなー」という語彙や文法があることに気づいておられると思います。

まずこの、リスニングで聞き取れ、リーディングで読めるけど、スピーキングやライティングで使えるレベルに到達していない語彙のことを「パッシブ語彙」(Passive Vocabulary)と言います。

そして、スピーキングとライティングで使えている語彙のことを「アクティブ語彙」(Active Vocabulary)と言います。

アクティブ語彙は「運用語彙」、パッシブ語彙は「認識語彙」とも呼ばれたりします。

アクティブ語彙数の目安

英検を33年教えておられる植田一三先生の著書『英語スピーキング力』



によると、TOEIC 800~900点/英検準1級合格レベルだと、アクティブ語彙約2500~3000語だそうです。僕もたぶん、それくらいは使えている……はず……

ちなみに、TOEIC 945点/英検1級合格レベルだとアクティブ語彙5000語くらいになるそうです。

ただ、これらのアクティブ語彙数の目安は、【 瞬間英作文 】や【 暗唱 】など普段からスピーキング・ライティングのトレーニングをしたり、英会話をやっていることが条件になると思います。

かつての僕もそうでしたが、テスト勉強に特化していると、会話力は伸びにくいです。良いか悪いかは別として。

【参考】TOEICに特化して取った900点は「初級」だった件



アクティブ語彙を増やす4つのアイデア


自分が今まで、英会話とスピーキングのトレーニングをしてきて、パッシブ語彙をアクティブ化するアイデアをご紹介しておきます(・∀・)/


(1) 同じ単語ばかり使わない

アクティブ語彙を増やす上で最も重要な戦略の1つは、普段の英会話で、自分が”頻繁に使う単語”の使用率を減らし、”その類義語”を見つけて使っていくことだと感じています。


例えば「difficult」って多用しがちだと思うんですよ。

でも他にも「hard」も使えますし、状況によっては「tough(大変だ・厳しい)」「complicated(複雑だ、込み入った)」も使えるなと。

最近、僕は「... is the hardest(~は最も困難なことだ)」を使えるように練習中です。


Raising kids while working in Japan is the hardest.
(日本で働きながら子育てするのは、最も困難なことだ)



次に、「とても難しい」は「very difficult」だけでなく、「really / so」も使っていきましょう。

【参考】「So」と「Very」を使い分ける簡単ルール|Hapa英会話

あと、「すごく難しい、超難しい、激ムズ」と言いたいなら「extremely difficult」、カジュアルに「super difficult」と大げさに表現することもできますね。

このように、同じ副詞ばかり使わないというのも、アクティブ語彙を増やすための重要な戦略です。

「この形容詞にはどういった副詞で修飾するのが自然なんだろう?」と思ったら、「weblio英語共起表現」などのコロケーション辞典を使ってもいいですが、僕は最近「Do people say it(口語重視)」「Netspeak(ヒット数が多い)」をよく使います。


また、「重要だ・大切だ」も「important」をひたすら使い回してしまいがちかと。「significant(意義のある)」も代替表現です。

非常に/とても重要だ」と言いたいなら、「very / really difficult」ばかり使わず、「essential(必須だ)」「vital(不可欠の)」「crucial / critical」も積極的に使っていきたいところ。


こういった類義語を探したいときは「Oxford Living Dictionaries -> Thesaurus」「Weblio英語類語辞書」などの類語(Thesaurs)辞典が便利です。

電子辞書をお持ちの方は、たぶん「COT(The Concise Oxford Thesaurus)」という類語辞典が入ってるはず。個人的にはマスト辞書です。


(2) 同じ表現ばかり使わない

単語だけでなく、同じ表現・フレーズばかり使うのも避けていきたいです。

「Thank you.」ばかり使っているのなら、「I appreciate it.(感謝しています)」「That's nice of you to say.(そう言ってもらえて嬉しいです)」はネイティブがよく使っていて、使い勝手もいいなと。

とても感謝している場合は、「I'm grateful for it.」「I can't thank you enough.」などもありますが、僕はまだあんまり使えていません(笑)


「知らなかった」も「I didn't know that.」だけでなく、「I've never heard of it.(聞いたことなかったです)」はネイティブはよく使っているなと。「That's news to me.(それは初耳です)」もアリです。


こういった代替フレーズ・表現は、


(1) TOEICや英検のリスニングパート
(2) 洋画やドラマ
(3) NHK WORLD TV
(4) 会話ポッドキャストSpeak UP Radio


などの会話系のマテリアルを視聴していて、「お、これは使える!」と思ったものを、「フラッシュカードアプリ」に登録して瞬間英作文でアクティブ化しています。詳細は後述します。

また、Googleで検索したり、「英辞郎」「Weblio英語例文検索」で探したり、「DMM英会話なんてuKnow?」を使うこともあります。「それは違うんじゃない?」と思うときもあるので、ちょっと信頼性に欠けますが(笑)


(3) 使えてない文法・構文をつぶしていく

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例えば「比較」「仮定法」「関係詞」は十分使えていますか?

無意識レベルにはまだまだですが、2012年に英会話を始めてから、いろんな形の比較、仮定法、関係詞を言えるようにトレーニングしてきたことで、始めた頃よりはスラスラ言えるものが増えてきたかなと。

「比較」の場合、形容詞によって「後ろに -er を付けるのか、前に more を付けるのか」という違いがありますよね。

さらにその過去形、否定文も含めると無数のバリエーションがあるので、仮定法や関係詞同様に、身につけるのに非常に時間のかかる文法事項だと感じています。


「構文」というのは、there is 構文、知覚構文、強調構文、形式主語構文、無生物主語構文などです。

定義するのが難しいですが、個人的には、


too + 形容詞 + to do:~過ぎて~できない
not only A but also B:AだけでなくBもまた
It takes + 人 + 時間 to do:人が~するのに時間がかかる
as + 形容詞 + as possible:できる限り~
the 比較級、the 比較級:~すればするほど、~する


など、特に語形を変える必要があるタイプのものは構文という認識です。


(4) より正確な表現を心がける

例えば「interesting」もよく使う単語の1つだと思うんですよ。

でも、「楽しい」という意味に近いなら「fun」のほうがいいですし、「笑える・おかしい・滑稽な」という意味なら「funny / hilarious」と言ったほうがより正確に伝えられると思うんです。


こういった類語の使い分けで悩んだときは、「Oxford Learner's Dictionaries」「Collins Dictionary」などの英英辞典がお勧めです。


interesting: attracting your attention because it is special, exciting or unusual
fun: amusing or enjoyable


あと、ご存知の方も多いと思いますが「バイリンガール」や、日米ハーフのJunさんのサイト・動画「Hapa英会話」も、類語・類似表現の使い分け動画がたくさんあって、とても勉強になりますね。

【参考】「面白い」は「Funny」で正しいの?|Hapa英会話


また、僕は「昔はよく~していた」を「used to do」ばかり使っていたのですが、北米ネイティブの2人によるポッドキャスト「Speak UP Radio」を聞いていると、「would(よく~したものだ)」のほうがよく使われていることに気づきました。

もちろん、「以前は~していたけど、今はしていない」場合は「used to」、過去の習慣なら「would」という文法知識は知っているんですよ。

ですが、実際どういう状況で、どれくらいの割合で使われているのかというのは、(特にネイティブの)会話を大量に聞かないと身につかないと感じています。

【参考】スピーキングを伸ばしたいなら「聞く」時間を増やすべき5つの理由


上達する人は「できない」に注力する

荒川静香の二万回の尻もち

……荒川静香は、金メダルを獲得する技をすべてマスターするのに十九年かかった。

(フィギュア)スケート選手を対象とした研究で、一流選手ではない人たちは自分がすでに「できる」ジャンプに多くの時間をつぎ込んでいることがわかった。

一方、トップレベルの選手は自分が「できない」ジャンプにより多くの時間を費やしていた。(P. 260~261)



人は自分の「弱み」を平均まで持っていくよりは、元々ある「強み」を磨いて伸ばしていったほうがいいと考えています。

ですが、その強みを伸ばす過程において、上達するためには「できない」こと「できる」ようにする必要があります。

スピーキングもまったく同じだなと。

すでにアクティブ化できている(=スラスラと言える)語彙・フレーズ・文法を使い続けても、今以上には上達しないんですよね。

アクティブ化できていない(使えていない)ものを使えるようにするという意識が大切だと感じています。



アクティブ語彙を増やす4つの勉強法


「アクティブ語彙を増やすためのアイデアは分かったけど、具体的にどうやって勉強していけばいいねん」という話になると思うんでうすよ。

普段から一定量の英語に触れていれば、自動的にアクティブ化するものもあると感じています。

ただ、自然任せだと、アクティブ化するものはそう多くなく、そのスピードもかなり遅いんですよね。待ってられない。

そこで、1万時間勉強して試してきた中で、個人的に最も効果があると感じているアクティブ語彙の増やし方をご紹介しておきます。


(1) フラッシュカード瞬間英作文
(2) 自分説明書の作成&暗唱
(3) 英語で独り言


1つ1つ説明していきますね。

(1) フラッシュカード瞬間英作文

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むか~しむかし、学生たちはテスト前になると「単語カード」なるものを作っていましたとさ、めでたしめでたし。

学生時代、カードの表面に「覚えたい単語」、裏面に「日本語の意味」を書いて、スラスラ言えるまで繰り返し言えるまでやっていました。

「単語カード」のことを英語では「フラッシュカード(flashcard)」と言いまして、今ではスマホやPCなどのデジタル環境でできる「フラッシュカードアプリ・ソフト」なるものがあります。

僕はこのフラッシュカードアプリのカードの表面に「和文」、裏面に「英文」を打ち込み、瞬間英作文でスラスラ言えるようになるまでトレーニングしています。


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フラッシュカードアプリの中でも、僕が数年愛用している「Anki/AnkiDroid」は、エビングハウスの忘却曲線の仕組みを利用しているんですね。

自分が苦手なものは練習頻度が多くなるように、次の練習予定日の候補が自動的に計算され、定着度合いに応じてその「練習日」を自分で決めることができるんですよ。

つまり、毎日練習しなくても覚えられるわけです。
※ただ経験上、最初の2~3日は連続でやったほうが定着度は高いなと。

フラッシュカードアプリを使うと、自分がまだ使えるようになっていない = アクティブ化していないものを徹底的に繰り返し練習できるので、非常に効率的だと感じています。

2016年頃から本格的に始めたトレーニングで、今でも毎日1~2時間、Ankiで瞬間英作文をやっています。日課の1つになっています。

詳しいやり方は次の記事で。

【参考】瞬間英作文を超効率化するフラッシュカードアプリ「Anki」「Quizlet」


(2) 自分説明書の作成&暗唱

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普段の英会話で話すこと少し考えてみて下さい。

ニュース記事のレッスンを除くと、おそらく「趣味・自分が興味あること」「仕事・子育て・学校の勉強」について話すことが多いのではないかと。

とすると、あらかじめ

(1) 自分がよく話すネタを英訳して、
(2) 暗唱してスラスラ言えるようにしておけば、
(3) 実際の英会話でもスラスラ言える、

というわけです。

ロスで日本人に英語を教えておられる日米ハーフのJunさんの話。


これまでいろんな日常英会話を上達させる方法をいろいろ教えてきたのですが、最終的に最も効果的だったのが、Journaling(自分が人と話したい話題について書くこと)になるんですね。

【出典】着実に英会話力を伸ばす学習法「Journaling」


この自分説明書を作るときに、自分が頻繁に単語や表現はなるべく避け今までに使ったことがない=アクティブ化していないものを使って書いていくのです。

そうして、毎日暗唱していれば、英会話でも言えるようになってくるはずです。


「自分説明書」は、上述した「フラッシュカード瞬間英作文」よりもとっつきやすいとは思うのですが、「1つの単語、1つのフレーズ、1つのセンテンスだけ覚えたい」というときには向いてないんですよね。

ですが、アクティブ語彙が少ない英会話初心者の方には特にお勧めのトレーニングだと考えています。

詳しいやり方は次の記事で。

【参考】オンライン英会話 初心者は「自分を英語で説明できる」ようになれ!


(3) 英語で独り言

独学で英語を身につけられた、YouTuberのChiakiさんが次のようなアドバイスをされてました。


すべての行動を(英語で)しゃべるんです。……なぜこれが効果的かと言うと、自分でしゃべっていくうちに「この表現が分からない…」「あ、この単語は(英語で)どう言うんだろう?」という発見があります。

アウトプットをしていくと、分からないことが明確になっていく



Chiakiさんが仰る「アウトプットをしていくと、分からないことが明確になっていく」というのは、英語で独り言をやると、自分が使えていない(=アクティブ化できていない)語彙や文法が明確になっていくということです。

2017年頃まで、「英語で独り言」はどうやったらいいのかイマイチ分からず、しっくりこなかったのですが、


(1) 「NHK WORLD TV」の「Somewhere Street」というナレーターが「英語で独り言」をいう番組を見るようになった
(2) 「ネイティブキャンプ」を始めてから1日のスピーキング量が増えた


お陰で、最近ようやく「英語で独り言」ができるようになってきました。

詳しいやり方は次の記事をご覧下さい。

【参考】オンライン英会話 スピーキングの流暢さを促進する「英語で独り言」


(4) 英語で日記を書く

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真のバイリンガルは努力家だった件」でもお伝えしたように、英語圏で生まれ育った方は、英語は容易に身につけられますが、逆に日本語の習得に大変苦労されています。

ちょうど僕らと逆なんですよね。

LA育ちのバイリンガルであるメロディーモリタさんは、日本に住んだことはないそうですが、日本語はペラペラです。

その秘訣の1つは日記を書くこと。彼女は小さい頃、日本語で毎日、日記を書いていたそうです。




僕はスピーキング重視なのでライティングは積極的にはやっていないのですが、オンライン英会話の先生とメールやSNSで英語のやりとりをしています。

また、上述したフラッシュカード(単語カード)アプリ「Anki」に英文を自作して登録するのは毎日やっているので、簡単なライティングはやっていることになります。

スピーキングの自動化を促進する(=流暢さを上げる)という点では、ライティングよりも、上述した「英語で独り言」や「オンライン英会話」のようなスピーキングのほうが効果が大きいのは間違いないです。

ですが、アクティブ語彙を増やすという点では、ライティングもかなり効果があると思うようになってきました。そういう研究も見つけたんですよね。


アウトプット活動に限定して言うと,スピーキングよりもライティング活動のときに学習者は新たに学習した構文をより多く試す(Weissberg, 2000),

すなわちライティング活動のほうがより多くの言語定着の機会を学習者に与えることができると考えられるためである。(P. 186)

【出典】第二言語習得を加速させる流暢さのトレーニング(PDF)


確かにライティングでは、自分が普段使わない語彙・文法・構文を使おうという意識が働くんですよね。

すぐに答えないといけない英会話と違って、ライティングは辞書文法書を使う時間的余裕があります。

また、文法的により正確で、文脈的により自然な文を作ろうとするので、スピーキングのaccuracy(正確さ)の向上にもつながるなと。


ライティング”だけ”だと、スピーキングの流暢さは向上しにくいので、スピーキング系のトレーニングは毎日やる必要があります。

ですが、オンライン英会話英語で独り言だけだと、逆にアクティブ語彙は増えにくいので、興味のある方は、夜寝る前とかに英語で日記を書くのはいいと思います。



失敗を許容し、ガンガン使え!



覚えた語彙はガンガン使うべき3つの理由

先日、友達の家に遊びに行ったときに、彼の6歳の息子が「お茶を食べた」って言ったんですよ。

準ネイティブレベルの英語力に到達するのに必要な勉強時間」でもご紹介しましたが、「5歳児は17,520時間、母語に触れている」という調査結果があります。

つまり、2万時間くらいのインプット量がある6歳児ですら、「お茶を食べる」というイージーな言い間違いをするわけです。

そう考えると、彼らよりも圧倒的にインプット量が少ない僕ら第二言語学習者が間違えるのは仕方ないと思えてきません?

英会話をやってると、「間違ったらどうしよう」「変なことを言ったらどうしよう」というのがあると思うんですよ。でも、特に英会話では失敗を許容すべきだなと。


When we give ourselves permission to fail, we, at the same time, give ourselves permission to excel. [Eloise Ristad]
( 私たちが自らに失敗することを許可すると、同時に優秀になる許可も得るのである)


この格言、和訳するの難しいな…


(1) 先生が訂正してくれる(はず)

新しく覚えた単語、瞬間英作文で練習したフレーズなどは、英会話で積極的に使っていくことで、間違っていれば先生が訂正してくれるはずです。

知るは一時の恥、知らぬは一生の恥。

もし訂正してもらえないことが続くようなら、レッスン開始時に、


If there are any grammar mistakes or expressions that sound more natural, PLEASE DON'T HESITATE to correct them.
(文法間違いや、もっと自然に聞こえる表現があったら、遠・慮・な・く訂正して下さい。)


と伝えて下さい。特に太字は強調して言います。

【参考】オンライン英会話 いい先生の選び方 8つのコツ


(2) 「使う」ことで記憶は強化される

言葉というのは、思い出して使うことで記憶が強化され、定着度が高まるんですよ。


「覚えるために忘れる理論」によると、検索の力(=思い出す力)が下がることで、忘れていた事実や記憶を再び見つけたときに、より深い学習を促進するという。

……懸垂(けんすい)をすると筋肉の組織が破壊され、1日休息をとった後で再び懸垂を行うことで、より強い筋肉が形成される。これと同じことだ。(P. 58)

記憶を使えば記憶は変わる。それは、良いほうに変わる。

忘れることで、覚えたことがより深く脳に定着する。それは余計な情報をふるいにかけるとともに、覚えたことを一時的に断絶する(忘れる)ことで可能になる。

断絶した記憶をその後再び引きだすと、検索の力(=思い出す力)と保存の力(=覚える力)が以前よりも高まるのだ。(P. 61~62)




この「覚えるために忘れる理論」、最近ホント痛感しています。

上述した「フラッシュカード瞬間英作文」で、「このセンテンス、だいぶスラスラ言えるようになってきたなー」と感じたカードは、次の練習日をあえて2週間~2ヶ月後くらい、ちょっと先に設定するんですよ。

それで、その日がやってきたとき、いい具合にスラスラ言えなくなっているんですね(笑)

でもそれから再度、繰り返しトレーニングし直すことで、長期記憶に定着し、英会話で出てきやすくなるんです。

Ankiを使ったトレーニングは今日でちょうど600日を迎えたのですが、そういったことを何度も経験してきました。

そこで最近は「このカード、わりとスラスラ言えるようになってきたから、そろそろ忘れさせたほうがいいかな」というのが感覚的につかめるようになってきました。


(3) 正確な語彙力が身につく

さらに、自分で使うようにしていると、リスニング・リーディングの勉強中に再会しやすくなります

ある程度勉強されている方はお気づきだと思いますが、語彙というのは触れれば触れるほど、より正確な意味、正確な使い方が身についてきますよね。


というわけで、覚えたものはガンガン使っていきましょう。ガンガン行こうぜ!ヾ(゚Д゚ )





 
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