オンライン英会話 1500回受けたので進捗をまとめてみた

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対象:英会話学習者 
読了:約11分(6546字) 
公開:2017-06/21 

2012年01月に「EnglishTalk」でオンライン英会話を始めたのですが、2017年03月でレッスン数が1500回(625時間)を超えました。

1000回目(2015年12月)の頃と比べて、どういった点が上達したか、また、今の課題は何かをまとめてみました。皆さんの会話力向上のお役に立てば幸いです(・∀・)/
 

レッスン回数は目安でしかない


100回目の人と500回目の人と比べたら、大きな差はあると思いますが、1000回目の人と1500回目の人を比べた場合、あんまり変わらないかもしれません。

一定数を超えてきたら、レッスン数が多い人のほうが流暢に話せるとは一概には言えないかもしれないという気がしてきました。



● 英会話を始める前にどれくらい英語を学んでいたか?
● どういったレッスンを受けているか?
● 英会話以外にどういったトレーニングをしているか?


によって大きく変わってきそうだなと。


● 英会話を始める前にどれくらい英語を学んでいたか?

例えば僕は、TOEIC 900点を超えてから、オンライン英会話を始めました。

当時はTOEICに完全に特化して勉強していたので、TOEICに出てこない語彙や表現に弱かったです(^_^ゞ

それでも、最初のレッスンのときから、フィリピン人の先生の英語がある程度聞き取れましたし、【 瞬間英作文 】をやっていたので「自己紹介+αくらい」は話すことができました。

【参考】オンライン英会話 初心者は「自分を英語で説明できる」ようになれ!


英語力がまったくゼロの人のレッスン100回と、ある程度英語力がある人のレッスン100回では、おそらく

● 流暢さ
● 文法の正確さ
● 表現力の幅広さ

などは変わってくると考えています。

【参考】オンライン英会話はTOEICに効果があるか?


● どういったレッスンを受けているか?

フリートークなのか、記事レッスンなのか、ロールプレイなのか、はたまたカランメソッドなのか。

どういうレッスンを受けるかで伸ばせる英語力は変わってくると感じています。

例えば、フリートーク中心だと、自分の興味あること関しては英語で言えるようになってきますが、それだけだとある程度のレベルからは伸びにくくなると感じています。


● 英会話以外にどういったトレーニングをしているか?

僕はオンライン英会話のレッスン以外に次のトレーニングを並行してやっています。




オンライン英会話を1000回受けたので効果と注意点をまとめてみた」という記事で詳しく触れていますが、レッスン以外にもトレーニングをするかどうか上達スピードは圧倒的に変わってきます


● レッスン内容を予習・復習する
瞬間英作文暗唱などでアクティブ語彙を増やす練習
● リスニング力を上げる練習
● リーディング力を上げる練習


軽く上げるだけでも、これだけやることがあるんですよね。

というのも、25分のレッスン中に触れられる英語、話せる英語ってごくわずかなんですよ。それなりに話せるレベルをめざそうと思うと全然足りないです。

僕は2017年現在、1日50分のレッスンを週5日やっています。これは日本人にしてはそこそこやっている部類に入ると思いますが、それでも、今のままのペースでは準ネイティブレベルには到達できないと痛感しています。


本気になれるかどうかを試されている

僕の場合、オンライン英会話のレッスンを含めて、毎日4~5時間(月140時間)くらいは英語に触れています。

2017年05月に総勉強時間が9000時間を超えましたが、これだけやっていてもまだ、初中級~中級くらいのレベルだと感じています。

準ネイティブレベルの英語力に到達するのに必要な勉強時間」でもお伝えしましたが、準ネイティブレベルの英語力に到達しようと思うと、最低でも「2万時間」くらいは英語を学ぶ覚悟をしたほうが良さそうなんですよね。

2万時間って、1日3時間の勉強だと約20年かかるんですよ。1日1時間だと約60年……ペラペラになる前にあの世からお迎えきてそう(笑)


同時通訳者の関谷英里子さんの言葉を思い返します。


「英語を始める」というのは「英語のある人生を選ぶ」ということ。(P. 211)




どんなスポーツでも楽器でも、それで食べていこうと思うと、毎日数時間は練習すると思うんですよ。

英語もまったく同じです。

英語の勉強を始めた頃は、なぜか「英語は簡単に身につけられる」とナメていたのですが(笑)、勉強すればするほど、「本気で英語を身につけたいのなら、一生学び続ける覚悟がいる」と思うようになってきました。

【参考】英語を5000時間勉強したので継続のコツをまとめてみた



スピーキングの進捗

英検のお陰で使える語彙が増えた

2015年10月に、英検準1級の過去問の音声と英文を使ったトレーニングを開始しました。

過去問18回分(6年分)くらいをやり終えた頃に、2016年11月に準1級は合格しました。

ただ、未着手の過去問がまだ1冊(2年分)残っていたので、引き続きトレーニングし、2017年06月に、合計24回分(8年分)のトレーニングが完了しました(ノ´∀`)ノ

ほぼTOEICしかやってなかった、レッスン1000回目の頃と比べると、確実に使える語彙・表現が増えたなと。

TOEICは仕事で使う英語や、英語圏で住むときに使う英語は身につきやすいですが、それ以外が身につきにくいんですよね。

英検には、歴史・科学・環境・医療などのアカデミックな英語も出てきますし、会話の内容がTOEICよりも幅広いんです。

【参考】英検で獲得できる6つの英語力

なので、英検で勉強してきたことで、フリートークやニュース記事でのディスカッションで使える語彙・表現が増え、その結果、英語で言えることが増えました。

よく言われることですが、インプットが変わるとアウトプットも変わるというのを如実に感じました。

そんなわけで、仕事で英語を使うor英語圏に住むとかでない場合、英会話でのフリートーク力やディスカッション力を高めたい人は、TOEICよりも、英検で勉強したほうがいいと思います。

You are what you learn.


瞬間英作文の便利さと限界

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フラッシュカードアプリ+瞬間英作文

アクティブ語彙(使える語彙)を増やすために、フラッシュカード(単語帳)アプリ「AnkiDroid」にカード登録し、【 瞬間英作文 】でトレーニングしています。

フラッシュカードで瞬間英作文をやると、


(1) 苦手な英文を集中的にトレーニングできる
(2) 自分が今すぐ使いたいものを高速で習得可能
(3) 日本語文を自分で作れるのでストレスフリー
(4) 短い1文からトレーニング可能
(5) いつでもどこでもトレーニングできる


という5つのメリットがあります。

ダイアローグや長文の場合は、【 暗唱 】のほうが向いてますが、「この表現使えるようになりたい!」「この文法まだ使えるようになってない!」と感じたものは、フラッシュカードアプリに登録して瞬間英作文で回せば、すぐに実践で使えるようになるので非常に重宝しています。

ただ、問題点も見えてきました。


大量のパッシブ語彙をどうやってアクティブ化するか?

カード枚数は、2017年06月現在でトータル2733枚になりました。

ノルマが毎日100枚以上あり、こなすのに1時間くらいかかります(;´Д`)

1つの文法をそれなりに、スラスラっと言えるレベルに持っていこうと思うと、カード1枚じゃ足りないんですよ。なので複数登録します。すると、どんどんカードが増えてきます。ノルマもどんどん増えていきます(笑)

パッシブ語彙(読んで&聞いて分かる語彙)とアクティブ語彙(スピーキングやライティングで使える語彙)という言葉がありますよね。

瞬間英作文や暗唱などの想起(思い出して言う)系のトレーニングだけで、自分の知ってる”すべての”パッシブ語彙を使えるようにするのは、時間的に不可能だと思ったんです。

じゃ、どうするか?


大量のインプットで自動アクティブ化する語彙

英会話をやっていると、瞬間英作文などのスピーキングのトレーニングはしていないのに、自然と出てくる語彙やフレーズがあります。

これは、TOEICや英検で何度も何度も出会ってきた語彙・文法・表現は、場面や状況とともに覚えてしまっているので、その場面や状況になると、無意識にスラスラっと出てくることがある、ということに気づきました。

つまり、英語上級者の方々されている多聴多読は、リスニングで聞き取れる&リーディングで読めるようにするだけでなく、スピーキングで使える語彙を増やすためにも重要だと思うようになってきました。

【参考】英語「超」上級者は例外なく多読していた件


映画・ドラマで勉強していくかも

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Image by Netflix - Chrome ウェブストア

最近知ったのですが、人それぞれ認知の仕方に違いがあるそうです。

【参考】視覚優位 聴覚優位 - Google 検索

僕は目から覚えたものが記憶に残りやすい(視覚優位)ですが、世の中には聞いたほうが覚えやすい(聴覚優位)人がいるということを知って驚きました。

この視覚優位か聴覚優位かは、言語習得にも深く関係してくると思ったんです。

僕の場合、TOEICや英検のように絵や映像がないマテリアルよりも、映画やドラマのように映像があるマテリアルのほうが記憶に残りやすいんですよね。映画で覚えたフレーズは、たった1回しか聴いてなくても、けっこう覚えてたりします。

これってみんな共通だと思っていたのですが、聴覚優位の人にはもしかしたら違うのかもしれません。

映画やドラマのマテリアルを使った勉強は英検1級合格後にしようと思っていたのですが、僕が視覚優位なのであれば、むしろ映画やドラマで勉強していったほうが効率的かもしれないと思い、「Netflix」を申し込みました(笑) 月650円は安いなと。

これは推測ですが、視覚優位な人は、リスニング時に、特に最初は英文スクリプトを見たほうがいいかもしれないですし、逆に聴覚優位な人は、リーディングパートも音声を使って練習したほうが記憶に残りやすいかもしれません。

人によって合う勉強法やトレーニングが違うのは事実なので、「視覚優位か聴覚優位か」で、自分にとってより適した勉強法やトレーニングを見つけられるかもしれません。

【参考】「映画・海外ドラマを字幕なしで」への第一歩に最適な本


「独り言」でアクティブ語彙を増やす

最近、毎日のオンライン英会話だけじゃ、スピーキング量が全然足りないと感じるんですよね。

そこで、どうやってスピーキングを流暢化させるか、パッシブ語彙をアクティブ化するかについて調べていたら、独学で流暢な英語を身につけておられるYouTuberのChiakiさんが次のようなアドバイスをされてました。


すべての行動を(英語で)しゃべるんです。……なぜこれが効果的かと言うと、自分でしゃべっていくうちに「この表現が分からない…」「あ、この単語は(英語で)どう言うんだろう?」という発見があります。

アウトプットをしていくと、分からない(英語で言えない)ことが明確になっていく



オンライン英会話をしていると、「この表現が分からない…」「あ、この単語は(英語で)どう言うんだろう?」は頻繁にあると思います。

ですがレッスン中に調べるのってちょっと気が引けるじゃないですか?

そこで、日常生活の中で、


● 自分の行動
● 自分が感じたこと
● 移動中に目に入ってくる景色
● 移動中に目についた言葉 or 聞こえてきた言葉
● テレビで流れてくる音声やテロップ


を英語で表現してみる or 瞬間英作文してみるのはすごくいいトレーニングになるだろうなと。

分からなかったら辞書アプリや英辞郎Weblio英和和英辞典などですぐに調べられますし。

もちろん、前提条件として、中学英語で話せるくらいのスピーキング力は必要なので、【 瞬間英作文 】はやっておいたほうがいいと思います。



リスニングの進捗

英検のお陰で聞き取れる範囲が広がった

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上述したように、英検準1級の過去問24回分の音声と英文でトレーニングしてきたのですが、その結果、ほぼTOEICしかやっていなかった、レッスン1000回目の頃と比べて、聞き取れる範囲が広がりました

英検の特にリスニングのPart 2や読解問題のトピックには、自然科学、生物、環境問題、文化、慣習、経済、政治、健康や医療などアカデミックなものが多いのですが、これらの語彙に強くなったなと。

その結果、英会話の先生の話す英語が、以前よりもはるかに聞き取れるようになりました。英検には出てくるけど、TOEICには出てこない語彙というのはけっこう多いと改めて感じています。

とは言え、英検準1級レベルの語彙力はそんなに高くないですし、実際、英会話でも先生の英語が聞き取れないことはまだまだあります。なので、英検1級をめざして精進して参ります(`・ω・´)>

【参考】英検で獲得できる6つの英語力


TOEICリスニング満点で処理速度が向上した

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お陰様で2017年05月のTOEICのリスニングパートで満点が取れました

去年くらいから、聞き取れない音声に出会ったら、


Step 1:瞬時に音が聞き取れる&意味がつかめるまで聴く
Step 2:音が聞き取れない音声 → 音読・オーバーラッピング&シャドウイング・リピーティング
Step 3:意味がつかめなかった音声 → フラッシュカード瞬間英作文
Step 4:音も意味もつかめるようになった音声 → 1.2~1.5倍速で速聴

を15日間連続で毎日やる


というルーティンをずーっとやってきました。

「正解しても瞬時に聞き取れなかった音声」「音は聞き取れたけど瞬時に意味がつかめなかった or 状況がイメージできなかった音声」を徹底的につぶしてきました。

リスニングというのは結局、「瞬時に聞き取れない発音(音の連結・消失)や、瞬時に意味がつかめない語彙を、1つ1つつぶしていく」という地道で壮大な作業だと感じています。


白状しますと、今回のリスニング満点はたまたま取れた感があります。カンで正解した問題が多い気がするんです。実際、本試験では毎回、聞き取れない箇所や、聞き逃してしまうことはけっこうありますし(;´∀`)

ですが、TOEICリスニングパートで450点を超えることが増えてくると、リスニングはかなりラクになり英会話で早口の先生に当たっても、ついていけるようになってきました。

また、リスニングの処理速度が上がると、先生の話が文頭から瞬時に聞き取れるようになるため、聞き返す割合も減ってきました

TOEICのリスニングパートで使われる英語は範囲が狭いので、ずーっと浸っていると、TOEICによく出てくる語彙やフレーズは光速で処理できるようになってきます。

TOEICに対する批判は多いですが、僕がここまで英語を続けてこられた大きな理由の1つは、間違いなくTOEICだなと。


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